去年のとっておき家事では、“夫を疲れさせてしまう会話”を見直すべく、意識したいことを考えてみました。
そのほかのとっておき家事とも合わせて、最終的に出来た方針は3つ。
1.なるべく自分の話は後回しに
2.話題の比率は「明るい:まじめ:弱音=7:2:1」に
3.気持ちに寄り添うように聴く
時々、「やってしまった…」と思うことはありましたが、それでも、以前より夫の気持ちに寄り添って話を聴くことができるようになったと思います。
*とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。
去年の1月1日から始めたのですが、3ヵ月を過ぎるころには「家事はもう苦手じゃない」と思えるようになりました。
みんなの「聴き方」とそこから考えたこと
Twitterでみなさんが家族や恋人の話を「聴く」ときに気をつけていることについてお聞きしてみました。
そこから考えたことなどを合わせてまとめてみたいと思います。
TangTangさんより「感情を後回しにさせない聴き方」
TangTang@fudan_color@Rinca_Yukishiro
2016/03/31 23:40:35
●質問をしながら聴く
●感情をあえて大袈裟に代弁する
ことが多いです。夫は仕事の話(悩み・不満)をかなり話してくれるので「それって~ということ?」とか「そんなヤツ、私が代わりにやっつけてきてやる!(`Δ)」みたいなことをよく言います(笑)
TangTang@fudan_color@Rinca_Yukishiro(続き) 夫は「人とのいさかいを避けるあまり、自分の感情を後回し」にする傾向がある(ように私にはみえる)ので、私が冗談半分でも怒ってみせることによって、笑ってくれたり、ガス抜きになればいいかな、と。
2016/03/31 23:43:59
TangTang@fudan_color@Rinca_Yukishiro このとき、あくまで「私」を主語にして感情を語るようにしてます。「そんなふうに言われたら、私もムカつくー」とか「そんなことされたらステフは嫌がるだろうな、と(私は)感じる」とか。感情の決めつけ・押し付けになる言い回しにはならないように(^o^)
2016/04/01 09:17:56
とても考えさせられるお話でした。
というのも、わたし自身が、人との会話で「自分の感情」を後回しにしがちな性格だからです。
■がまんしないで済む聴き方
本当は辛かったのに「事情があったんだ」「仕方ないことだ」と思い込もうとしてしまう癖があります。そして、そういうものが溜まって爆発してしまうことがあるのです。
もしパートナーがそういうタイプの人だったら、TangTangさんのように言ってくれると救われますし、また、「こんなふうに思ってもいいんだ」と許されたような気分になるかもしれません。
■Iメッセージの大切さ
また、続きに書いてある「感情の決めつけ・押しつけになる言い回しにならないよう、《自分》を主語にする」というのもとても興味深いです。
これも実際の経験を思い出しました。
知人との会話で「旦那さんとけんかはしないの?」と言われた時のこと。
「朝まったく起きないから、そういう時はけんかしちゃうよ! 目覚ましも聞こえないみたいだし、全然起きないからね~。帰りが遅いから仕方ないけどむっとしちゃう」と笑いながら話しました。
自分のなかでは、確かにその瞬間、瞬間では腹の立つことではあるのですが、思い悩むようなことではありません。
ところが知人からは「かわいそう」「辛かったね」を中心とした言葉のオンパレード。
「そんなことないよ」と否定したのですが、その後もかわいそうだと決めつけられ、ここに書くのも思い出すのも嫌になるような言葉が続き、辟易してしまったのを覚えています。
自分のなかにはっきりとした軸(むっとするけど重大な問題ではない)があったものの、自分でもよく分からずぐらぐらしている内容だったり、弱っている時だったりすると、「もしかしてそうなのかな?」と思ってしまったかもしれません。
こういった「自分を主語にする」というお話を、先日、たまたまお友だちのノラさんとのやり取りで教えていただいていました。
「Iメッセージ」というそうです。
興味を持って調べてみると、他にも「Youメッセージ」「Weメッセージ」などの伝え方があり、状況に応じてこういった主語の使い分けをしてみたいと思いました。
琳さんより「自分もがまんしない聴き方」
琳@イロドリ練習帳@irodori_rin@Rinca_Yukishiro
2016/03/31 22:02:45
聴くときはそこそこ真剣に。相槌、反復しつつ反応するなどすると、聴いてるって感じてもらえるかなと思っています。
ただ疲れているときは「疲れてるから、耳半分になるけどいい?」って断った上でぼんやり聴くことも。
琳さんのお話もとても興味深かったです。
仲の良い友人同士の会話だったり、家族の会話だったり、気を許せる相手に「話す」ときって、つい話しすぎたり、他愛のない内容をぐだぐだ続けてしまったり、愚痴を言い過ぎてしまったり。
逆に自分が受け手になって初めて気づくのですが、そういう話題だと、聴いているこちらも疲れてしまったりしますよね。
そんな時に自分も我慢せず、相手にも嫌な思いをさせない。そのために、「疲れているから」と断ったうえでさらりと聴くのは素敵なマナーだと思いました。
気を許せる相手だからこそ、ちょっとだけ気をつけたい心づかいです。
mauさんより「話すことで楽になるかを確認する聴き方」
mau@harni_mau@Rinca_Yukishiro 夫に対して限定、もありますが、
2016/04/01 15:28:19
○話したい?話したくない? とそもそもどうかを確認する(私は話してすっきりするタイプなのでつい聞き出そうとしがちです)
○なぜそう思ったか一歩掘り下げてみる
○話半分で聞かない
あたりです〜*
「なるほど!」と思ったお話です。
わたしは「しんどい!」と思ったときに、それを話すことでストレスを発散する傾向にあります。でも、それはあくまでも「わたし」の場合。
人によっては、話したくないという方もいらっしゃいます。
実際、友人の何人かも、「愚痴や嫌なことは人に話したくない。話してもあとで後悔する」と言っていたのを記憶しています。
だから、まずは「話して楽になるのか」「話したくないのか」。
そこを見極めることも大切なのだなあと感じました。
湘さんより「説明下手だからの伝え方」
湘@sho112422@Rinca_Yukishiro
2016/04/01 20:25:37
・話すタイミングにきをつける。
→仕事の話は帰宅後すぐ。ちょっとした雑談は食後の落ち着いたタイミング。
・相方は自分から話す事は少ないので気になる事はサラッと聞く。話してくれたらしっかり聞く。
・基本的に否定はしない。
湘@sho112422@Rinca_Yukishiro
2016/04/01 20:28:34
話してくれたことが(ちょっとそれ違うんじゃ?)と思った時は、わたしは説明下手なので、自分の思いと似たコラムやブログ、サイト、本を見つけてきて、それを読んでもらいます。+自分の言葉も伝える
コレが1番伝わりやすくて理解してもらいやすいです。
「聴く」というのは、ただ話を聞くだけでなく、双方向のものだとこのごろ感じています。
あいづちを打ったり、相手の話を聞きながら自分なりの言葉で伝えることも必要になってくるのだと。
そして、説明するのが苦手なわたしにとって、そういう時に、こころの中にはぼんやりと考えていること・伝えたいことがあるのに、それをきちんと言葉に出来ないケースが多々あります。
そんな時に、湘さんのような伝え方をしてみると、伝わりやすいのかなあと感じました。
まとめ:今年意識したい「聴き方」
みなさんからいただいた意見を参考に、今年、新たに意識してみたい「聴き方」を3つにまとめてみました。
1.話を聞いて感じたことはIメッセージで伝える
2.自分も相手も「無理しない」会話にする
3.うまく伝えられない時は誰かの言葉を借りてみる
去年よりもすこしずつ「聴き方」をアップデートしていく。
そのことを通して、家族の関係をより良いものに年々していければいいなあと思っています。
明後日のとっておき家事・予告
4月23日の家事は、
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