きのうは「聴くの日」でした。
去年のとっておき家事では、“夫を疲れさせてしまう会話”を見直すべく、意識したいことを考えてみました。

そのほかのとっておき家事とも合わせて、最終的に出来た方針は3つ。

1.なるべく自分の話は後回しに
2.話題の比率は「明るい:まじめ:弱音=7:2:1」に
3.気持ちに寄り添うように聴く



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時々、「やってしまった…」と思うことはありましたが、それでも、以前より夫の気持ちに寄り添って話を聴くことができるようになったと思います。

*とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。
去年の1月1日から始めたのですが、3ヵ月を過ぎるころには「家事はもう苦手じゃない」と思えるようになりました。



みんなの「聴き方」とそこから考えたこと



Twitterでみなさんが家族や恋人の話を「聴く」ときに気をつけていることについてお聞きしてみました。

そこから考えたことなどを合わせてまとめてみたいと思います。

TangTangさんより「感情を後回しにさせない聴き方」





とても考えさせられるお話でした。

というのも、わたし自身が、人との会話で「自分の感情」を後回しにしがちな性格だからです。

■がまんしないで済む聴き方

本当は辛かったのに「事情があったんだ」「仕方ないことだ」と思い込もうとしてしまう癖があります。そして、そういうものが溜まって爆発してしまうことがあるのです。

もしパートナーがそういうタイプの人だったら、TangTangさんのように言ってくれると救われますし、また、「こんなふうに思ってもいいんだ」と許されたような気分になるかもしれません。

■Iメッセージの大切さ

また、続きに書いてある「感情の決めつけ・押しつけになる言い回しにならないよう、《自分》を主語にする」というのもとても興味深いです。

これも実際の経験を思い出しました。

知人との会話で「旦那さんとけんかはしないの?」と言われた時のこと。

「朝まったく起きないから、そういう時はけんかしちゃうよ! 目覚ましも聞こえないみたいだし、全然起きないからね~。帰りが遅いから仕方ないけどむっとしちゃう」と笑いながら話しました。

自分のなかでは、確かにその瞬間、瞬間では腹の立つことではあるのですが、思い悩むようなことではありません。

ところが知人からは「かわいそう」「辛かったね」を中心とした言葉のオンパレード。
「そんなことないよ」と否定したのですが、その後もかわいそうだと決めつけられ、ここに書くのも思い出すのも嫌になるような言葉が続き、辟易してしまったのを覚えています。

自分のなかにはっきりとした軸(むっとするけど重大な問題ではない)があったものの、自分でもよく分からずぐらぐらしている内容だったり、弱っている時だったりすると、「もしかしてそうなのかな?」と思ってしまったかもしれません。

こういった「自分を主語にする」というお話を、先日、たまたまお友だちのノラさんとのやり取りで教えていただいていました。

「Iメッセージ」というそうです。
興味を持って調べてみると、他にも「Youメッセージ」「Weメッセージ」などの伝え方があり、状況に応じてこういった主語の使い分けをしてみたいと思いました。


琳さんより「自分もがまんしない聴き方」



琳さんのお話もとても興味深かったです。

仲の良い友人同士の会話だったり、家族の会話だったり、気を許せる相手に「話す」ときって、つい話しすぎたり、他愛のない内容をぐだぐだ続けてしまったり、愚痴を言い過ぎてしまったり。

逆に自分が受け手になって初めて気づくのですが、そういう話題だと、聴いているこちらも疲れてしまったりしますよね。

そんな時に自分も我慢せず、相手にも嫌な思いをさせない。そのために、「疲れているから」と断ったうえでさらりと聴くのは素敵なマナーだと思いました。

気を許せる相手だからこそ、ちょっとだけ気をつけたい心づかいです。


mauさんより「話すことで楽になるかを確認する聴き方」




「なるほど!」と思ったお話です。

わたしは「しんどい!」と思ったときに、それを話すことでストレスを発散する傾向にあります。でも、それはあくまでも「わたし」の場合。

人によっては、話したくないという方もいらっしゃいます。
実際、友人の何人かも、「愚痴や嫌なことは人に話したくない。話してもあとで後悔する」と言っていたのを記憶しています。

だから、まずは「話して楽になるのか」「話したくないのか」。
そこを見極めることも大切なのだなあと感じました。


湘さんより「説明下手だからの伝え方」




「聴く」というのは、ただ話を聞くだけでなく、双方向のものだとこのごろ感じています。

あいづちを打ったり、相手の話を聞きながら自分なりの言葉で伝えることも必要になってくるのだと。

そして、説明するのが苦手なわたしにとって、そういう時に、こころの中にはぼんやりと考えていること・伝えたいことがあるのに、それをきちんと言葉に出来ないケースが多々あります。

そんな時に、湘さんのような伝え方をしてみると、伝わりやすいのかなあと感じました。


まとめ:今年意識したい「聴き方」


みなさんからいただいた意見を参考に、今年、新たに意識してみたい「聴き方」を3つにまとめてみました。


1.話を聞いて感じたことはIメッセージで伝える
2.自分も相手も「無理しない」会話にする
3.うまく伝えられない時は誰かの言葉を借りてみる



去年よりもすこしずつ「聴き方」をアップデートしていく。
そのことを通して、家族の関係をより良いものに年々していければいいなあと思っています。


明後日のとっておき家事・予告


4月23日の家事は、

本棚の整理をする
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/28044450.html

です。

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*レオパレス21情報サイト「ひとり暮らしLab」にて
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