「私は人の出会いって"縁”だと思う。
一度は離れてしまっても、もし縁があればまた仲良くなれるよ。なれなかったら、縁がなかったということ。そんなに悲しまなくても大丈夫」
大学に入ってはじめて出来た友だちとうまくいかなくなったこと。それを話していたら思わず涙をこぼしてしまったわたしにそう言ってくれたのは、行きつけのカフェのおねえさんでした。
知らない土地で0から始まった学生生活。たまたま入ったそのカフェで知り合った少し年上の彼女は、奇しくも同郷でした。
入学して初めの一年くらいはいつも孤独な気持ちでした。
仲が悪いわけでも、意地悪をされていたわけでもありません。でも、無理してみんなの明るいノリについていくことに疲れてしまい、自然と一人を選ぶようになっていったのを覚えています。
とはいえ、厄介なことに、寂しくない訳でもありませんでした。
学校帰りにがらんとした気持ちになった時は、ふらっとそのカフェに入って、いつものお気に入りのソファ席で、映画のタイトルがついたソフトドリンクを頼むのがわたしの心の支えでした。
一人で部屋にいるのが苦しくなった時は、夕飯の後にさっと上着を羽織って、坂道の下のカフェに自転車で駆け下りていきました。
その灯りを見ると、いつもほっと安心したのを、今でもよく覚えています。
きのう、10月1日(コーヒーの日)のとっておき家事は《ドリンクメニューのチェック》でした。
カフェで使っているMONINのシロップを購入したり、ボサノバのCDを買ってみたり、学校帰りにNatural Kitchenへ行ってランチョンマットやカトラリーを揃えてみたり。ワンプレートごはんの研究もしました。
でも、その時はいいのですが、何事も「管理すること」がもっとも苦手なわたしにとって、続けていくのが何よりの障壁でした。
特に難しかったのは"おしゃれなドリンク”作りです。たくさん増えたMONINのシロップは、ついに使いみちをなくして、手放すことになりました。
今考えてみると、
「自分のレパートリーが分からない(一度作って、忘れる)」
「たくさんのシロップを使わなければできないレシピばかり」
「つい同じドリンクばかり作ってしまう」
のが原因だったのだと思います。
以前ほどの真剣味はありませんが、去年から夕飯後の夫とのお茶タイムが習慣になってきたので、「ゆるカフェ」くらいを目指してみようかな、と思っているところです。
さて、学生時代の失敗を生かして。
「カフェのように、その日の気分に合わせてドリンクを飲みたい」
「そのためにたくさんの選択肢を作りたい」
「でもうまく管理できない」
これは、卒業後も続いています。
いろいろなお茶を買っては、どれかを余らせてしまうのです。
そこで、まずは「レパートリー」を見える化してみることにしました。ドリンクメニュー表を作ります。
ひとまず思いつくレパートリーをかき出してみました。
書きながら「そういえばロシアンティー、以前はよく作っていたなあ」と。忘れ去られているお気に入りレシピもいろいろありそうです。
ロシア料理のお店で飲んだもので、薔薇の花びらのジャムが入っていて。それがまた甘酸っぱくて美味しいのです。
家で作る時は、ただいちごジャムを混ぜるだけでしたが、お気に入りでした。
さて、ひと通り書いたところで、「試してみたいレシピ」を右側に追記しておきました。
最後に、「いろいろなシロップが必要になる」という過去の悩みへの対策。
よく使うメインのものを決めて、そこのレパートリーを増やす作戦です。
大好きで欠かさず家にあるほうじ茶のアレンジレシピを調べて、追記してみました。
カフェでの思い出はもちろんですが、夫がわたしの実家に来てとても驚いたのは「お茶時間」の多さでした。
朝ごはんのあとに一服、お昼を食べたらまたお茶。3時にもお茶を飲み、夕飯のあとにもまたお茶を飲む。
もちろん日本茶だけでなく、紅茶だったりコーヒーだったりもしますが...
子どものころからそういう環境で育ったからなのか、わたしにとっての「お茶時間」はとても特別なものなのかもしれない。このごろ、そう気づきました。
ある日のお茶時間。
ほうじ茶と、いびつな形の手作り胡麻団子。
今回、ドリンクメニュー(試作)を作ってみましたが、これは買いものにも役立ちそうです。
「うちの飲みもの一覧」が分かるわけですから、足りなくなりそうなものはこれを見て補充すれば大丈夫。
今回はメニュー名(ものによってはURL)をざっと書く形式にしてみましたが、100字くらいのレシピと合わせてみても使いやすいかもしれません。
これからも楽しいお茶時間を過ごすために。ひと工夫してみたいと思っています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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明日のためにできるシンプルなこと
一度は離れてしまっても、もし縁があればまた仲良くなれるよ。なれなかったら、縁がなかったということ。そんなに悲しまなくても大丈夫」
大学に入ってはじめて出来た友だちとうまくいかなくなったこと。それを話していたら思わず涙をこぼしてしまったわたしにそう言ってくれたのは、行きつけのカフェのおねえさんでした。
知らない土地で0から始まった学生生活。たまたま入ったそのカフェで知り合った少し年上の彼女は、奇しくも同郷でした。
入学して初めの一年くらいはいつも孤独な気持ちでした。
仲が悪いわけでも、意地悪をされていたわけでもありません。でも、無理してみんなの明るいノリについていくことに疲れてしまい、自然と一人を選ぶようになっていったのを覚えています。
とはいえ、厄介なことに、寂しくない訳でもありませんでした。
学校帰りにがらんとした気持ちになった時は、ふらっとそのカフェに入って、いつものお気に入りのソファ席で、映画のタイトルがついたソフトドリンクを頼むのがわたしの心の支えでした。
一人で部屋にいるのが苦しくなった時は、夕飯の後にさっと上着を羽織って、坂道の下のカフェに自転車で駆け下りていきました。
その灯りを見ると、いつもほっと安心したのを、今でもよく覚えています。
きのう、10月1日(コーヒーの日)のとっておき家事は《ドリンクメニューのチェック》でした。
おうちカフェに憧れたけれど
この上なく大好きなカフェに出会ったわたしは、自宅でもそんなふうに過ごしたいと思うようになりました。カフェで使っているMONINのシロップを購入したり、ボサノバのCDを買ってみたり、学校帰りにNatural Kitchenへ行ってランチョンマットやカトラリーを揃えてみたり。ワンプレートごはんの研究もしました。
でも、その時はいいのですが、何事も「管理すること」がもっとも苦手なわたしにとって、続けていくのが何よりの障壁でした。
特に難しかったのは"おしゃれなドリンク”作りです。たくさん増えたMONINのシロップは、ついに使いみちをなくして、手放すことになりました。
今考えてみると、
「自分のレパートリーが分からない(一度作って、忘れる)」
「たくさんのシロップを使わなければできないレシピばかり」
「つい同じドリンクばかり作ってしまう」
のが原因だったのだと思います。
以前ほどの真剣味はありませんが、去年から夕飯後の夫とのお茶タイムが習慣になってきたので、「ゆるカフェ」くらいを目指してみようかな、と思っているところです。
ドリンクメニュー表を作ってみよう
さて、学生時代の失敗を生かして。
「カフェのように、その日の気分に合わせてドリンクを飲みたい」
「そのためにたくさんの選択肢を作りたい」
「でもうまく管理できない」
これは、卒業後も続いています。
いろいろなお茶を買っては、どれかを余らせてしまうのです。
そこで、まずは「レパートリー」を見える化してみることにしました。ドリンクメニュー表を作ります。
ひとまず思いつくレパートリーをかき出してみました。
書きながら「そういえばロシアンティー、以前はよく作っていたなあ」と。忘れ去られているお気に入りレシピもいろいろありそうです。
ロシア料理のお店で飲んだもので、薔薇の花びらのジャムが入っていて。それがまた甘酸っぱくて美味しいのです。
家で作る時は、ただいちごジャムを混ぜるだけでしたが、お気に入りでした。
さて、ひと通り書いたところで、「試してみたいレシピ」を右側に追記しておきました。
最後に、「いろいろなシロップが必要になる」という過去の悩みへの対策。
よく使うメインのものを決めて、そこのレパートリーを増やす作戦です。
大好きで欠かさず家にあるほうじ茶のアレンジレシピを調べて、追記してみました。
カフェでの思い出はもちろんですが、夫がわたしの実家に来てとても驚いたのは「お茶時間」の多さでした。
朝ごはんのあとに一服、お昼を食べたらまたお茶。3時にもお茶を飲み、夕飯のあとにもまたお茶を飲む。
もちろん日本茶だけでなく、紅茶だったりコーヒーだったりもしますが...
子どものころからそういう環境で育ったからなのか、わたしにとっての「お茶時間」はとても特別なものなのかもしれない。このごろ、そう気づきました。
ある日のお茶時間。
ほうじ茶と、いびつな形の手作り胡麻団子。
今回、ドリンクメニュー(試作)を作ってみましたが、これは買いものにも役立ちそうです。
「うちの飲みもの一覧」が分かるわけですから、足りなくなりそうなものはこれを見て補充すれば大丈夫。
今回はメニュー名(ものによってはURL)をざっと書く形式にしてみましたが、100字くらいのレシピと合わせてみても使いやすいかもしれません。
これからも楽しいお茶時間を過ごすために。ひと工夫してみたいと思っています。
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