前に住んでいた街の眼科が気に入っているので、年に1、2回、夫とふたりでコンタクトレンズの検診と購入に行きます。

いつも半年分まとめて買うのですが、すると二人分で数万円単位になり、持ち金では足りない、とあわててATMに走るのです。

きょう、1月3日(瞳の日)の家事は《コンタクトレンズの在庫をチェックする》でした。

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今使う分はDAISOのペンケースに収納。このアイディアはESSEonlineより。ぴったりはまるのがすごく快適です。

これはガールズトレンド総研とのコラボ商品で、おそらく期間限定だと思われます。
黒と白の2色があるので、夫とわたしで分けて使います。

きょうのとっておき家事ノート

きょうは「型番」をテーマにしました。

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コンタクトレンズのパッケージに書いてある記号の数々。意味がわからなかったので調べてみたのです。

検査を年1回にして、通販で買ったほうが安くてラクなのかな? と思ったのがきっかけ。また、冒頭で書いたあわただしさをなくしたいので、事前に料金を調べるためにも必要な情報でした。

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調べてみたら、これが意外とおもしろい。

私は中学生のころからずっと「特注」のコンタクトレンズだったんです。夫のものとなにがちがうのかよくわかりませんでしたが、こうして書き出してみると、乱視用であることや、それによって細かい情報が増えていることもわかります。

コンタクトレンズの型番の見方:
D=度数
B.C.=ベースカーブ
Dia.=レンズ径
---ここから乱視のみ---
CYL=乱視の度数
AXIS=乱視軸



通販で購入するときは、この5つを書かないと、合うものを買えないようです。

アキュビューのブランドサイトでコンタクトレンズの価格を調べて記入しました。これでお金の用意も安心です。



365日のとっておき家事 Story 『ヒロインの親友』

1月3日 めがね


▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html




「私思うんだけど、恋愛って消去法なんじゃないかな」

詩帆さんが言った。きのうも夜通し起きていた私たちは、夕方から枕を並べて横になっていた。

ついこの間あんな目にあったというのに、私の内心は、修学旅行の、夜眠る前のような、そんな心境に変わっていた。

「消去法?」

「そう。付き合いはじめはたっぷりの好き!で始まるでしょ。そこからちょっとずつ嫌なことが見えてきて、減点されていって、それでも残っている好きの面積がどれくらい大きいかによって、ほんとうに好きなのかが決まるような気がするんだ。
結局は、嫌なところがあっても受け入れられるか? ってこと」

「ちょっとわかるかも。
めがねを外したみたいな状態でスタートするんだよね。嫌なところは、あったとしても、見えていないふりをする。
付き合ってみたら気になってよく見てみようと思ってめがねをかけて、そうしてちょっと失望する、そんな感じ」

山の中で生駒姉弟に拾われた私は、しばらく二人の家に滞在することにした。そのまま帰ろうと思っていたけれど生駒家の人たち、なかでも特に詩帆さんに引き止められたのだ。

落ち着いた物腰から年上だと思っていた詩帆さんは、実は同い年だった。航くんは22歳。この春から社会に出る、大学4年生だという。

職場には若い人なんていないからなんだか新鮮だった。まるで学生時代に戻ったみたい。不思議な出会いだったけど、私たちは仲良くなりつつあった。

「詩帆さんは好きな人、いるの?」

私が聞くと詩帆さんは「ひみつ」と言った。声が桜の花びらみたいな淡い色をしていた。

「エリカちゃんはどうして彼を好きになったの?」

「どうしてだろう」

本気で考え込む私を見て、詩帆さんが笑った。

「…さっき詩帆さんが言っていたような『たっぷりの好き!』はなかった気がする。その代わり彼の嫌いなところも今まではほとんどなかった。強いていうならすぐに弱音を吐くことくらいかな」

「ええ、彼、女々しいの?」

「うん」

そう言って私はくく、と笑った。詩帆さんも笑った。このままここに居たいな。頭の隅が痺れるように、考えることを拒絶していた。

話しているうちに眠ってしまったらしい。

目を覚ますと、障子のすき間から青白い月光が差し込んでいる。枕元にあったはずの携帯をたぐりよせた。うっと胸が詰まるような気分になった。彼からの着信でいっぱいだったのだ。
怖くて電源を落としてしまった。

あの出来事がなければ、彼の心配は当たり前だ。そして彼も彼なりに打ち明けたかったんだろうし、私に受け止めてほしかったのかもしれない。それとも当然のことと思っていたのか。

今でもあの「歌」が焼きついて離れない。思い出すだけでも吐きそうだ。ふとんを抜け出して廊下に出た。素足には痛いくらい冷たかった。

生駒家は古くて大きな長屋で、庭は走り回れるほど広い。庭の東側は小さな花畑のようになっていて、北側には納屋がある。その裏には小さな畑があるのだという。家族は六人。おばあさん、お父さん、お母さん、生駒姉弟、そして今年は帰ってきていないけれど、もう一人弟がいるらしい。

去年の私、もっというと昨日の私だって、こんな「今」を想像できただろうか。

「親御さん、いつ来るの?」

ふいに後ろから声がして、驚いて振り返ると、航だった。私の表情に、すまないといった顔をして彼は続けた。

「あのさ、俺も東京に住んでるから、もし何かあったら呼べよ。あの団体はいい評判を聞かない。しつこくされるかもしれないから」

「ありがとう」

私は目を細めた。航が今どんな表情なのか、よく見えないのだ。荷物はぜんぶ彼の家に置いてきてしまったので、めがねもコンタクトレンズも無い。

あ、そういえば今月はレンズケースを替える月だった。
交換するのを忘れないように、奇数月の3日を交換日にしているのだ。

ふと可笑しくなった。
明日が来るのが怖い。明後日が来るのも。これまで持ち得なかった感情だ。
でも、家のなかの些事を考えられる程度には気持ちが回復しているらしい。そしてそれは、他ならぬ、この姉弟のおかげなのだと思う。


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