このごろは、困ったことやプチストレスをそのままにしないようにしています。

そのために「自己分析」をするのですが、ただ「どうしよう?」と考えても思いつかないんですよね。そこで、考え方にもルールを作っています。

今日、1月22日のとっておき家事は《生活研究:散らかりがちな場所をチェック》でした。

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画像奥の、棚の上。ここがわが家(というか私の)散らかりポイントです。

今日のとっておき家事ノート

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ルール1:基本は3つの流れ

なにかを変えたいときの考え方ルール。
それは、①現状 ②原因 ③対策 の3つを洗い出すことです。

①現状 → 今回だと「棚が散らかっていること」
②原因 → 今回だとひとつめの見出し(分析)部分
③対策 → 今回だとふたつめの見出し(対策)部分

対策は「3つ」と数を設定しておくと思いつきやすいです。
この3つの数字は、過去に読んで良かった本『嫌なことノート』からヒントを得て。



ルール2:分析に使えるのは5W1H

分析するためには「5W1H(2H)」を使うと便利です。

  • What? (なにを)
  • Who? (だれが)
  • When? (いつ)
  • Why? (なぜ)
  • Where? (どこ)
  • How? (どのように) ~ いくら/いくつ
すべてを埋めようと考えないのがポイント。
たとえば今回のケースだと「Where?」は前提条件で出ているので不要です。

「苦手」を軸に考える

複数の選択肢があるときは、消去法で考えていきます。
たとえばインテリアや洋服のテイスト。「これは違うな」というものを消してからのほうが、考えやすいのです。

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買いもののときもそう。
複数の選択肢があるときは、「これはないな」というものを外していくほうがはやくて確実。

ほかにもいろいろあるのですが、まだきちんと確立できていません。今後、思いついたらまとめていきたいと思います。


365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』

1月22日 あこがれ


▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html



電車を降りて「都会にくるなんていつ以来だろう」と花夜子は思った。街を行き交う人たちの服装もどこか変わったような気がする。

待ち合わせは、エリカちゃんが働くようになるまで、よく一緒に来ていたカフェ。念のため手すりにつかまって、一段一段降りる。

入り口を抜けるとすでに奥のソファ席にエリカちゃんがいて、文庫本に目を落としながらコーヒーを飲んでいた。いつもブラックコーヒーを頼むのが彼女のルールなのだ。

目が合うと、エリカちゃんはひらひらと手を振りながら、本を鞄にしまった。Vネックのニット、首元には小さなペンダント。肩にきれいな色のカーディガンを羽織っている。

服装も好きなものも大人っぽくて素敵だなあと思いながら、花夜子はいちごミルクを注文した。

お互いの近況報告をしたあと、エリカちゃんが「ねえ、花夜子。どうしてわかったの? 私のこと」と訊いた。

「千字教団のこと、花夜子は気づいていたの?」

花夜子は首を振る。

「あのね、信じてもらえないかもしれないけれど、花夜子には、勘みたいなものがあるの。
あのとき、ちょっとうたた寝していて、エリカちゃんが山の中にいる夢を見て。それで…」

花夜子は口ごもった。

この話は、だれにもしたことがないのだ。スウでさえ知らないこと。気味が悪いと思われるかもしれないから、口に出したことさえない。

エリカちゃんは、声を呑み込んだように見えた。
言わないほうがよかっただろうか、と花夜子は少し悔やんだ。

ややあって、「信じるよ」とエリカちゃんが言った。

「花夜子の言うことに嘘はないと思う。それに、花夜子は1台目の車はだめ、3台目の車にって、そう言ったでしょう。
あれもほんとうだったと思う。1台目は怖い感じがした。そして3台目の車に乗っていた人たちに助けてもらって、今はその人の家にいるの」

「エリカちゃん、おうちに帰ってないの?」

「家にも千字教団がいたから。匿ってもらってる」

「そう。すごく大変な思いをしたんだね。
婚約する前に気づけたらどんなによかったんだろうって、あの夢を見たあと思ったの。でも、花夜子のこの勘みたいなのは、自分では選べなくて、ふいに出てくるものだから」

「いいのよ。花夜子のお陰で助かったんだから。あのとき電話をくれなかったら、私はどうなっていたんだろう。そんなことを考えるだけでもぞっとする」

エリカちゃんは視線を落とした。
長い黒髪がさらりとこぼれて、耳元の大きなピアスを隠した。

夕方、エリカちゃんと別れて、有楽町の駅前まで歩く。ふと周りを眺めてみる。
みんなきらきらしているなあと花夜子は思う。

おなかが大きくなってきて、昔の服は入らなくなった。マタニティワンピースは好きなデザインのものがあまりなく、また、ふだんからなにを買ってもぶかぶかなので、花夜子はまるで服に着られているようだった。

帰り際、エリカちゃんは「私は花夜子に憧れてるのよ」と言った。花夜子にはどうしてなのかわからなかった。

最寄り駅についた。学生時代の住まいがとても気に入っていたから、引っ越してきた当初は好きになれなかった街だけれど、今は駅の改札を抜けるとすごくほっとする。

スーパーでカレー用の野菜セットを買った。ルウはフレークタイプのものを試してみよう。今日は野菜をじっくりことこと煮込んでみたい気分だ。

パンが並んだ棚の裏に鏡がある。そこに映る花夜子はどうにもぱっとしない。

花夜子は昔からエリカちゃんを素敵だと思う。でも、そうはなれないから、花夜子は花夜子にできることを、一つずつやっていく。まずは暮らしをきちんと作ることから。

そう決めても、どこか気後れした気分は消えなかった。
あこがれているのは、花夜子のほうなのだ。

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