娘が生まれて、毎月どんどんものが増えていき、いつのまにか「散らかりやすく」なっていました。散らかってもすぐに片づけられますが、どうせなら「散らからない部屋」を目指したい。

部屋が散らかるのってどうしてなのでしょう。長いことわたしは、自分の性格のせいだと思っていました。片づけは「定位置」を決めておけば散らからないと聞いていましたが、私はそれでもだめだったのです。

とにかく面倒くさがり。でも、片づけにしろ家事にしろ、性格は一因でしかない。工夫と意識でいくらでも(ゆっくりかもしれないけれど)変えられるものだと思うのです。

今日、2月1日のとっておき家事は《動線研究(7)》でした。ここまでやってきた「動線研究」がこれでひと段落。使いやすい、新しい部屋づくりができました。
目玉となったのは、「究極の出しっぱなし収納(自分比)」です。

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並べたブックボックスのなかには、いつも使うものがセットになって入っています。

2枚めの画像は「とっておき家事ノート・セット」。そのほか、「家事ノート・セット」「ノートセット」「ペンセット」「校正セット」があります。

最近はブログや仕事、ノートを使った時間管理をしていることから、もっぱらノートとそのためのものばかり。

今日のとっておき家事ノート


この試み自体は過去にも考えたことがあるんです。でもうまくいかなかった。

どうしてかというと「行動」をきちんと分析していなかったからです。

出しっぱなし収納は、「ほぼ毎日すること」で「いろんなものを使う作業」に向いていると思います。以前作っていたのは「文房具セット」。よく使うもので、小さめのものをブックボックスにまとめたのです。

でも、あまり意味はありませんでした。文房具を単体で使うことがあまりなかったからです。テープのりを使うのは手紙の封をするときや、ノート作りのとき。結局、いくつかの場所から取り出す必要があり、その分「戻す場所」も増える。

だから、面倒なだけになってしまったのです。

この出しっぱなし収納をするときのポイントは、「使うものをすべて」入れることです。

とっておき家事ノートセットのなかには、次のものが入っています。

①とっておき家事ノート(365notebook)
②日付回転印
③ペン
④定規
⑤とっておき家事シート



つまり、ノートを作りたいときは、このブックボックスごと持ち運べばいい。しまうときも、ここに戻して置くだけ。だから以前と違い、使いやすくなったようです。

「中身」が決まるまで少し骨が折れましたが、きちんと分析したうえで作ると本当に便利。

元からあったブックボックスだけでは足りなかったので、先月のおこづかいをつぎ込みましたが、買ってよかったと思います。

▼ブックボックスはこちら。いろいろ種類があります。「ブックボックス」または「シークレットボックス」として検索するといろいろ出てきます。





↑ これは口コミにもあったのですが、写真より朱色っぽい感じで、ほしかった色とは違ったので、頻度が低めのセットを入れて、表には出していません。



まんなかにあるのは、家事ノート用のバインダーです。



左側の小さいものは、いただきものなので不明。ただ、「パンチスタジオ」さんというメーカーのようで、こちらにもたくさん種類があります。



買うときに注意したいのは「内寸」です。

私が購入したときは内寸が書いておらず、入れたいものが入らないというショックなできごとが...。
外寸から「さすがにこれは入るだろう」と思っていたんですが、思っていた以上に分厚い作りだったため、その分内寸が小さかったのです。

わたしのようにサイズ選びに妥協すると失敗するのでご注意ください。

▼今日の収納改革の様子。猫の妨害が...! 片づけって、こういうふうに散らかってしまうので、やる気が削がれたりしますよね。左側の紙袋はそのためのもの。
「今は一旦いらないもの」はすべてここに回収。ひとつのところを徹底的に片づけてから次に進みます。

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これは一部ですが、部屋全体の収納をだいぶ入れ替えました。
きのうの動線分析を軸に、左側に仕事関連や書籍をまとめています。右側の扉は完全に猫グッズスペースに変更。

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この図で見るとわかりやすいのですが、青=仕事、茶色=猫の世話グッズです。
棚の左側が仕事スペースに近く、右側が猫の世話スペースに近かったのに、分散されて置かれていたのです。
これなら、ワンタッチで取れるのでぐっとラクになります。


365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』

2月1日 裏ごし


▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html




パッケージをよく見ないで買ったあんぱんが、つぶあんだった。花夜子は半分以上残してしまった。

花夜子は食べものの好ききらいが多い。にんじんは青臭いからだめ。辛いものは舌が痛くなるからきらい。パサパサした食パンも無理だし、あんこはこし餡しか食べられない。

大人になったらなんでも食べられるようになる。
そう信じていたけれど、今でも食べられないものがたくさんある。


「食欲がないのですか?」

紫鶴子さんが尋ねる。部屋にいるとき、紫鶴子さんはいつもぴしっと背すじを伸ばして、椅子に腰かけている。

彼女は幽霊だけど、別に宙に浮かんだりすることはない。ドアや窓に限っては、すり抜けて「出勤」してくるけれども。幽霊は透けているわけじゃない。花夜子たち、生身の人間と、見た目だけならあまり変わらないからこそ、すり抜けてくる紫鶴子さんに未だに慣れない。

「妊娠のせいかな。最近、甘いものが食べたくてしかたがないの」と花夜子が言うと、「じゃあなぜ残しているのです」と紫鶴子さんは怪訝な顔をした。

「つぶあんがだめなの。こう、なんていうか、食感が無理」

「まあ、なんてわがままな!」

「紫鶴子さんもきらいなものあるでしょう?」

そういえば、みかんの薄皮もだめだし、コーン缶もスープにするならコーンクリーム缶じゃないといけない。
食感を思い出して、花夜子はぶるっと震えた。紫鶴子さんは可笑しそうに笑った。 「もしかすると、お母さんが、離乳食にものすごく手間をかけていたのかもしれませんね。しっかりと裏ごしをして、なめらかにして。それで、慣れてしまったのかも」

ぼんやりと、おかあさんの輪郭が浮かんでくる。夕日を背にしている、屋根裏部屋の様子。
でも相変わらず顔がよく見えなかった。

「紫鶴子さんもそうしていたの?」

「はい。そういえば上の子もつぶあんが苦手でしたね」

紫鶴子さんは遠くに目をやって言った。口の端がくっと上がる。

「家族は見えないの?」

「え?」

「花夜子みたいに、紫鶴子さんのことを見ることはできないのかな。せっかくだから会いたくない?」

「それは...。
わたくしも会いたくて家に行ったことがあります。でも、気づいてもらうことはできませんでした。当たり前です。幽霊が見える人なんて、ほとんど聞いたことがないでしょう。
仕方のないことです。
ああ、でも、もし見えたらきっと怖がられてしまうでしょうね。それはそれで悲しいですね」

花夜子は口をつぐんだ。ちょっとだけ気まずい沈黙が流れた。

「そうそう、今は便利な道具があるそうですね。裏ごしの手間をかけなくても、かんたんにできるそうですよ。赤ちゃんが生まれたら、あなただって離乳食を作るのです。今のうちに買っておいたらどうでしょう」


紫鶴子さんが帰ったあと、花夜子はスウが買ってきてくれた、こし餡入りのあんまんを食べた。
ほかほかで、やわらかくて、幸せ。

そういえば、花夜子にはどうしておかあさんの幽霊が見えないんだろう? ふとそう思ったけれど、ねむたくなってきて、いつのまにかまどろんでいた。

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