中山庸子さんの著書で"ひとりフィニッシングスクール”というアイディアを知りました。ずいぶん昔に読んだもので、読書メモがないのでちょっと記憶があやふやなのですが…。

フィニッシングスクールというのは、花嫁修行をするための学校。それを自分でやってしまおうという試みです。

出産する前、もっというとブログを始めるよりもずっと前。散らかった部屋のなかでこれに取り組んでいました。休日は、学校の時間割のように1時間ごとに「科目」を決めます。片づけ、掃除+掃除について学ぶ、料理について学ぶ、マナーについて学ぶなど。

※とっておき家事Storyの、紫鶴子さんのカリキュラム制度は、このときの経験から来ていたりします。

部屋が散らかっていて、普段の家事さえできていない状態だったので、このときは失敗しました。
でも余力のある今、とっておき家事に組み込んで少しずつ進めてみたらどうだろう? と、再開することに。

今日、2月17日のとっておき家事では《セルフ塾のシラバスを作る》をテーマにしました。


セルフ塾とは

さて、中山庸子さんの「ひとりフィニッシングスクール」に影響されて、私が考えてみたのが「セルフ塾」という制度です。

その名の通り、学びのセルフサービスです。

自分でカリキュラムを作り、先生も生徒も自分。
学術的にしてみることで、続けられる仕組みづくりをしてみます。

▼詳しいやり方は過去の記事でご紹介しています。

セルフ塾のシラバスを作ってみる



このときは臨月だったので計画倒れしてしまいました。
今年はとっておき家事を通して、しっかりと続けていきます。


今日のとっておき家事ノート

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今回私が選んだのは「うつわ学」です。

料理上手な友人の食卓を写真で見てから、ずっと学びたいと思っていたもの。でも、うつわに関してはさっぱりわかりません。そこでまずは、とりあえず、「うつわ」「焼きもの」などのテーマで適当に検索をかけて、【自分の知りたいこと】を考えてみました。

あとは、それを計画表に落としていきます。
大学のころ、学期のはじめにシラバスを見るとわくわくしました。(※興味のある分野に限る。苦手な法学系などは見ただけで気が滅入りました)

それを思い出して、学びたくなる計画表を作ってみました。


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今は9割白いうつわです。
残念ながら「センス」がないので、お気に入りのものを見つけるための学びをしていきたいと思います。


365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』

2月17日 切り干し大根の戻し方


▼0話目から読む/1日1話更新中
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html





日に日にお腹が重たくなってきて、外に出るのがおっくうになってきた。
食後に胃がむかむかすることもある。とにかく、身体がだるい。

「臨月になったらたくさん歩いたほうがいいと言いますけれどね」

紫鶴子さんは困った顔をして言った。

「では、買いものに行けなかったときでも、なにかしら家にあるようにしてみてはどうでしょう。たとえば乾物です。
あると重宝しますよ」

「花夜子が使い切れると思う?」

沈黙が流れた。

ややあって、「では、まずは1つずついきましょう」と紫鶴子さんが答えた。

「今日は切り干し大根です。確か棚のすみにあったと記憶しています」

花夜子は頷く。

「では、まずは戻し方からお教えしないといけませんね。立てますか?」

花夜子はむくりと起き上がって、エプロンをかけ、キッチンの前に立った。

「用意するものはボウルです。
まず、切り干し大根をボウルに入れて。水洗いしましょう。そこに塩をひとつまみ入れて。しっかり揉むと、ごみや汚れが取れてきますよ」

「切り干し大根って、洗うものだったんだね」

「さあ、もっと水を注いで。汚れを洗い流しましょう」

花夜子の驚きに、紫鶴子さんは答えてくれなかった。

「洗い終わったら、今度は漬けておきます。花夜子さんが使うのは基本的に煮物のときでしょうから、10分を目安に。だんだんふっくらしてきますよ」

切り干し大根は、スウの実家から送ってくれる荷物にいつもひと袋入っている。でも、どう使っていいのかわからなくて、乾物なのに賞味期限が切れるまで置いてしまうのが悩みだった。

食べものを粗末にするのは、いやだ。でも、うまく管理できない。

花夜子は思った。
切り干し大根の洗い方も、「ただ洗う」ではなかった。小さなこつがたくさんある。そしてそれがたぶん、仕上がりを左右するのだろう。

もしかすると、気持ちも似たようなものかもしれない。自分でも気づかないような小さなつまずき、つまり、ストレスのようなものがあって、それが知らず知らずのうちに蓄積されて、今の花夜子のようなけだるさを作っている、なんて。

少し太めの千切りにしたにんじんと油揚げを入れて、煮物にした。花夜子の煮物はいつも味が変わる。おいしいときと、そうでないときとがある。おいしさも一定ではない。

もしかすると、こういうものも研究してみると、案外楽しいのかもしれない。

楽しい気持ちが出てきたら、いつのまにか、身体が少し軽くなっていた。



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今日も素敵な1日になりますように。


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