休日、夫に「今日どうするの?」と聞かれるのがものすごーーーく苦痛です。だって、選択肢がないのです。

「お散歩は?」「散歩はきらい」
「有楽町とか行く?」「なんのために? 買うものがあるならいいけど」
「ごはんに行かない?」「いやだ。カフェとか興味ない」

そして私は考えるのをやめます。

でもお出かけしたい。
でも行くところがない。
気づいたら夕方だ...。なんてむだな一日!

と、少しずついらいらしてきて、昼寝をはじめた夫に当たり散らします。

ここだけを見ると「なんてひどい夫だ!」と思われるかもしれません。私もさっきまでそう思っていました(ごめんなさい、夫よ...)。

でも、ちょっと書き出してみたら事情が違ったのです。

今日、2月27日(日本記念日協会によると「冬の恋人の日」)のとっておき家事は《恋人時代を振り返る》でした。

アクアリウム


今日のとっておき家事ノート


image

今日のテーマは「恋人時代のエピソードを思い出してみること」。
記念日に合わせて、何の意図もなく書き出してみたのですが、その過程で「こういうこともしていたなあ」「これ、今度の休みにどうだろう?」と、考えたら少しわくわくしてきました。

一方、書きながら「水族館&動物園めぐりをしていたけれど、当時、夫はいやいや付き合ってくれてたのだっけ(知らなかった)」とも思い出しました。そこで一番最後の「あそびのすききらいマップ」を作ろうという主旨につながります。

実際に作ってみたのがこちら。

list111

これを見ていただければわかるのですが、好きなものがほとんどかぶっていないのです。

(※実際には◎=とっても好き! や、△=きらいじゃないけど自発的には行かない・しない、も含まれていましたが○と×に統一しました)

以前は「二人とも好き」かつ「外に出かける」もので、映画とカラオケという選択肢がありましたが、娘の生まれた今はそれも叶いません。
残っているのはインドアな趣味ばかり(ここはぴったり合う)。

だから、お互いが乗り気になれる場所がなくて出かけることができず、いらいらしてしまうのです。

これがわかっただけでも大きな収穫。これからどうしたら楽しく一緒に過ごせるのかを考えてみようと思っています。

ぴったり合うものがほかにないか考えてみる。
どちらかが妥協できるものを探す。
出かけるのが無理ならインドアな趣味を充実させるのもいいかもしれない。

そして、すべてを夫のせいにしていたのを申し訳なく思いました。だって、私も絶対にいや! なものがたくさんあったのですから。

夫がいくらやりたいと言ってもスポーツ系は断固拒否しています(スノボをのぞく)。仮にやったところで、運動音痴な私が一緒では楽しめないかもしれませんが...。

ここ最近のもやもやした気持ち(主に不満、怒り)の解決のいとぐちが見つかって、すっきりした気分です。


▼さて、お知らせです。私のはじめての著書が発売されます。一部地域では明日2/28より。3/2までにはおそらく全国の書店に並ぶと思います。Amazonでの発送は3/3~6と少し遅めかと思われます。




いつも何かを探している。調べている(検索している)。考えている。そんな悩みはありませんか。そんな方に向けて書いた本です。

必ずしも「ノートが好き」な人のための本ではありません。大切なのは情報を1か所にまとめること。だから、まったく同じようにしなくてもいいですし、ノートではなく、EvernoteやDropboxを使うという手もあるのです。

ぜひ、一度手に取ってみていただければうれしいです。



365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』

2月27日 ロシアケーキ


▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html




この間、産院で母親学級に出てみた。お腹の大きな妊婦さんばかり、ずらりと並ぶと圧巻だ。自分もその一人だというのに、花夜子は他人事のようにそう思った。

花夜子の予定日は6月。花夜子らしいと思うのだけれど、少し早すぎる出席だったようだ。みんな、もっと産み月に近い人ばかり。

花夜子と同じ、6月が予定日だという人と仲良くなったので、今日はお茶をすることになった。年は5つ下。茶髪のロングヘアで、パーマがかかっていて、目元のメイクが薄く、くちびるが赤い、なんだか今風の子だと思った。

「あたしのことは亜里沙って呼んでくださいね~。だって、なんとかママって呼び方、なんかイヤじゃないですか」

彼女は口をとがらせた。
その気持ちは、花夜子もわからないでもない。だって、これまでは「ただの花夜子」として生きてきたのだから。急に立ち位置がまったく違う場所に立たされて、すぐに順応できるとは到底思えなかった。

亜里沙は、すぐ隣の駅に住んでいる。今日はその駅前のカフェで会うことになっていた。
他愛もない話をしていたけれど、亜里沙は時々ちょっとびっくりするようなことを話した。もともとは不倫していたこと、子どもができたから相手が離婚して今の旦那さんになったこと、修羅場のこと。

親しい友だちにならわかるけれど、会ったばかりの花夜子にそんな話をして、大丈夫なの? と、ちょっと心配する気持ちまで生まれたくらいだ。

でも、亜里沙のことはきらいじゃないと思った。

「そういえば、花夜子サンって、幼なじみと結婚したんですよね。どうしてそういう流れになったんですか? なんか漫画みたいだけど、ある日突然気づいたみたいな?」

花夜子はふっと考え込む。どうしてだったっけ。

あまりに長いこと考えているので、亜里沙はわざとらしく眉根を寄せて「じゃあいいっす、思い出したら教えてくださいね」と言った。

からりと笑う子だなあと思った。

帰り際、亜里沙は小さな包みをくれた。手作りのお菓子だという。

家に帰ってから開けてみると、やわらかいクッキー生地のまんなかにジャムを落とした、昔ながらの、懐かしいお菓子だ。そういえば「ロシアケーキ」と言っていたっけ。

こんなに本格的なものをさっと作れるなんて。花夜子は驚いた。亜里沙の雰囲気からはずいぶんギャップがあって、それは、とても素敵なことだ。

ひと口かじってみる。さくっという音がやわらかく、沈むように響いた。いちごジャムの甘さが口いっぱいに広がる。文句なしにおいしい。

亜里沙とはいい友だちになれるといい。そう夢見ながら、花夜子は眠りについた。



b_ornament_112_0L

この記事が気に入っていただけたら、
“応援の1クリック”をお願いします♡
更新の励みになります。


にほんブログ村 その他生活ブログ 家事へ
にほんブログ村

※ブログへの応援ポイントのようなものです。
1日1回(1端末につき)押していただくとポイントが入り、
ブログサイト内での順位が上がります。
そうすると色々な方に読んでいただくきっかけに。


▼こちらも参加しています

人気ブログランキングへ


▼はじめての著書です。ノートを使って家事のストレスをなくそうというものです。
ノートはどんなものでもいいですし、Evernoteなどのクラウドサービスでも。また、「ノートを書くのは苦手」という方にも役立つ情報を盛り込みました。
image

時間が貯まる 魔法の家事ノート [単行本(ソフトカバー)]

↑ Amazonでもご購入いただけます。 3月2日発売予定。予約が始まっています。

▼わたしのノートが書籍に掲載されました!


▼amazon

家事・料理・家計簿・子育てをテーマに、25人のノートの使い方がまとめられた本です。
わたしのはご覧の通りあまりかわいくないのですが... みなさんのノートが素敵で、めくっているだけでもわくわくします。

書くことで頭をすっきりさせて、身軽に家事をする。そのためにぴったりな書籍です!

▼家事がラクになる! 魔法のノート術記事、いろいろ書いています♡

原本を作っておけば使いまわせる《基本の間取り図》
迷わない「おそうじレシピ」を作ろう
残しておきたい資料は「ゲージパンチ」でまとめよう




b_ornament_112_0L

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


*とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。


*初めましての方はこちらへどうぞ(^^)
このブログの目次と、自己紹介です。
毎日をカラフルにするとっておき用語集
「自己紹介で使う30の質問」を通して振り返る2015年

*レオパレス21情報サイト「ひとり暮らしLab」連載記事のご紹介
連載《片づけが好きになるヒント》はこちら。
http://hitorigurashi-lab.com/author/rinca

*ESSE online でも連載中!
https://esse-online.jp/esse_author/三條凛花


*ご依頼・メッセージはこちらから
お問い合わせフォーム

▼お仕事・取材のご依頼の前に必ずご確認くださいませ。

お問い合わせ前にご確認いただきたいこと

▼書籍化をご検討いただける場合こちらをご覧くださいませ。

書籍の企画書 ~こんな本を作ってみたい~

▼Instagramやってます…✨
https://www.instagram.com/rinca_fukafuka/

image




▼トラコミュを作ってみました。
「暮らしを少しずつ整えていく」。そのためにしていることがあればぜひ教えてください。
明日のためにできるシンプルなこと