今日、4月5日(娘の誕生日)のとっておき家事では《(娘の誕生日)1歳のバースデー・ケーキを作る》をテーマにしました。

娘が生まれたのがもう1年前だなんて。ほんとうにあっという間の赤ちゃん時代でした。

動くようになってからは、危なくて目が離せなかったり、寝かしつけが辛くなったりと、それまでと比べると大変なことも増えました。でもそれと同時にできることも増えて、一緒に過ごすのがもっともっと楽しくなりました。

また、赤ちゃんどころか子どもとさえ接したことがなかったため、はじめはどんなふうに遊んだらいいかわからなくて、絵本ばかり。それも悩みの一つでした。

児童館に行くようになり、保育士さんの遊び方を見ていたら「ああ、こうしたらいいのか」と少しずつわかってきて。


9~11か月のころはこんな感じで、3つのパターンを3つずつくり返していく方式にしたら、大人も子どもも飽きずに遊べて、あっという間に1時間経ったりしていました。

もう少しできることが増えたら、おままごとの時間とか、お絵かきの時間とか、そういうのも入ってくるんだろうなあ...。

学校の時間割みたいにきっちりしたものでなくても、たとえば14時はおままごとの時間、とか、いろんなテーマの遊び方を少しずつ入れられたら楽しいかもしれない。成長した娘と遊ぶのも楽しみで、今からわくわくしています。


今日のとっておき家事ノート



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今日は「とっておき家事」っぽい「とっておき家事」。1歳のバースデー・ケーキを作りました。(ケーキというと大げさですが...)

食パンの間に、ベビーダノン(いちご味)を挟んで、さらに表面にも。あとは煮たいちごをトッピングしただけです。

いろいろ調べてみましたが、どれも難しそうで断念してしまいました。
かんたんそうだった食パン✕ヨーグルトのアイディア(元のはもっと見た目もケーキっぽくかわいいし、手が込んでいたような)を中途半端に取り入れた形に...。

こういったいつもと違うメニューを作るときには、やっぱり長期スパンでの準備が役立つのだろうな、と改めて実感。

来年からは娘の食べられるものも増えるだろうし、それに備えて、半年に1度くらいはケーキの練習デーがあってもいいかもしれない、と思いました。



365日のとっておき家事 Story 『ヒロインの親友』

4月5日 再会


▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html




もう彼のことはすっかり忘れたつもりだったので、東京駅のホームでばったり会ったときは、思わず息を飲んでしまった。一応私の婚約者であった、その人を見つけるのは容易いことだった。人混みのなかでも、頭一つ分抜きん出ているからだ。

彼はばつの悪そうな顔をして、眼鏡をぐっと持ち上げた。私はどうしたらいいのか迷ったけれど、会釈をして、電車に乗り込んだ。

「待って」と、彼が言った。
私は振り返ることなく、息を大きく吸って、うまく吐き出せずにぐっと止めていた。

あの会社に勤めてから5年。辛いこともあったけれど、職場での人間関係はとても良かった。彼とのことがあるまでは、この会社で働けてよかった、楽しいとそう本気で思っていた。
だからこそ、一つの誤解ですべてが変わってしまったことに戸惑い、心を殺すことでしか日々を送れなくなっていた。

帰り道で殻付きの海老を買った。
夫となる人の社会への門出に、実家でだらだらしてしまったせめてものお詫びに、彼の好物のエビフライを作ろうと思ったのだ。

「私たちの家」に帰り着いたのは日が暮れ始めたころだった。住みはじめてまだほんのすこししか経っていないのに、いつの間にか安心するにおいになっていた。

手を洗い、荷物を手早くほどいて決まった場所に戻し、エプロンをきゅっと結ぶ。髪の毛も低い位置でひとつに束ねる。

買ってきた海老の殻と殻の間に竹串をさして、ぴっと背わたを抜き取る。黙々とその作業を続ける。不思議だ。手を動かしてくると、ざわざわした、足元が崩れ落ちていくような感覚がなくなっていく。

大丈夫、今日のことはすべて忘れる。
なにを?

別に彼に未練があるとか、そういうことは一切ないので、たぶん忘れたいのは職場での記憶なのだと思う。

かんたんに裏切られる。押し込めていたのに思い出してしまった、あの悲しさ、悔しさ、胸の奥がぎゅっと締め付けられるような気持ち。
それを忘れて生きていきたいのかもしれない。


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