唐揚げはわが家の定番メニューの一つ。子どものころ「お母さんのごはんで何が一番好き? 」と聞かれて迷わず「唐揚げ!」と言ったくらい、唐揚げには思い入れがあるのです。

でも、唐揚げはいいとして、残りのメニューを何にするかいつも迷う。毎回「唐揚げ 献立」と検索する時間を削れないかと、とっておき家事で献立セットを作ってみました。

今日、4月15日(日本記念日協会認定の「からあげクン誕生の日」)のとっておき家事は《唐揚げの献立をセット化する》でした。

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何年か前のある日の唐揚げ。


今日のとっておき家事ノート

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唐揚げの献立は2種類のテーマを考えました。ひとつは「定食屋さん風(左)」、もうひとつは「お弁当風(右)」。

盛りつけに使うお皿とセットで固定してあり、まずはお皿を選び、小鉢の中身を選べば完成する2sテップ献立になっています。
余力があれば小鉢は複数用意する。

こんなルールでやってみます。
来週の献立にぜひ唐揚げを登場させたいと思いました。揚げ物はやっぱり週末かなあ...

献立を完全に固定してしまうと、あまりものを生かせないけれど、選択肢があって、そこから選ぶだけなら、余りものと組み合わせて考えられるので便利だと実感しています。




365日のとっておき家事 Story 『ヒロインの花嫁修行』

4月15日 ひと粒の涙


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http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html




なぜだろう。とにかく泣ける。家で一人で過ごすようになって、なんとなく手持ち無沙汰で、つねにテレビを流しているようになった。時折入る子ども向けの歌番組で、家族だったり、恋人だったり、いろんなアニメ映像が流れるのだけど、別に泣くようなシーンでなくても急に鼻の奥がつんと熱くなって、涙がじわっとあふれ出してくる感覚があるのだ。

もともと、悲しい映画でも泣くほうではない。むしろどこか冷めた感じで、作り物でしょ、という姿勢で冷ややかに見てしまうたちなのだ。これは一体どうしたことだろう。

仕事を辞めてから、花夜子の家にたまに遊びに行くようになった。きちんと化粧をして、服を着替えて、電車に乗る。かつてなら当たり前だったことでさえ、今はそうして目的がなければなんとなくできなくなっていたのだ。

「あのね、泣くっていうのは、なんとかっていう物質を押し出す効果があるんだって」

花夜子が言った。

「物質?」

「ええと、なんだっけ。とにかくストレスを作る物質、のようなものがあって、それを押し出すから、泣くとすっきりするのには科学的な理由があるっていうか... ごめん、むずかしいところは花夜子覚えてない」

実は、花夜子の家に来たのはこの間がはじめてだった。前にも何度か遊びに行きたいといったけれど、頑として断られていたのだ。散らかっているから、といっていたけれど、全然そんなふうには見えない。きちんと手入れの行き届いた部屋だ。

それと少し驚いたのは、ここが都心のタワーマンションだということだ。私たちの年齢だというのに、優くんはそんなに高給取りなのだろうか。たしかに一流企業には勤めているけれど。

「でね、何が言いたいかっていうと、エリカちゃんはもっと泣いたほうがいいってことだよ。エリカちゃんって負けず嫌いなところあるでしょ。中学のときとかもさ、生徒会選挙であとちょっとのところで落ちて、ああ、これは花夜子だったら悔しくて泣いちゃうなっていうような感じだったけれど、エリカちゃんはぐっと手を握って耐えてて、それが印象に残ってるの。
いろんなことを頑張っていない花夜子がいうのもなんだけど、エリカちゃんは、もっと力を抜いたり、だれかに寄りかかったり、自分の気持ちに素直になったりしていいと思うんだ」

そう言ってほほ笑む花夜子の表情は、いつのまにか母の表情になっていた。
いつまでも少女らしい人だなあと思っていた彼女からは考えられない、穏やかさと強かさをあわせもった感じで、私は少し驚いた。

帰り際、花夜子がタッパーに肉じゃがを詰めて持たせてくれた。

「あのね、はじめて作ったの。いまいちかもしれないけど、でもエリカちゃんに食べてもらいたいなって思って一生けんめい作ったから渡すね。タッパーは今度返してね」

そこには花夜子の優しさを感じた。私がまた遊びに来る口実を作ってくれたのだと思う。
帰り道、ほろりと涙がひと粒こぼれた。早く立ち直らなければとばかり思っていたけれど、1週間だけ、3日間だけでもいい、一度休んで、甘えて、素直になってみよう。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


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