Kindle Unlimitedは、Amazonの「電子書籍月額読み放題サービス」のこと(月額980円)。最初は登録しただけで、ほとんど使わずにもったいないことをしていたのですが、今では欠かせないサービスになっています。
自分の備忘録として、【無料で全巻読めた漫画】をリスト化しました。
Kindle
Unlimitedの惜しいところが「本を探しづらい」点なので、他の方には【読める本リスト】として使えるのでは、と思い、まとめてみました。
読みたい本を探すのにはこつがいるのでそれもまとめています。(内容は昨日のブログと同じです)
すぐに書籍に飛びたい方は、目次からどうぞ。
また、「漫画に現実逃避してしまって家事のやる気が起きない」というお悩みを聞かせていただいたので、別な日に改めて記事にしてみたいと思います。
*目次*
Kindle Unlimitedとは
読みたい本を探すこつ
①1~2冊で完結の漫画
②全巻無料で読める漫画
③家事や料理が楽しくなる漫画
365日のとっておき家事story
Kindle Unlimitedとは?
子どもが生まれる前、漫画・実用書・小説で年間600冊以上の本を読んでいました。でも、産後は落ち着いて読む時間がない。悩んでいたときに、フォロワーさんに教えていただいたのが「電子書籍」でした。なんとなく紙の本が好きだし、買うなら保存しておきたいんだよね... と思っていたのですが、このサービスなら、対象になっている本はすべて読み放題です。だから、読み終えたら一度戻し、必要になったらまた読める。
つまり、月額制の「手のひら図書館」という認識で使っています。
せっかくなので、読んだ本のリストをまとめていきます。
もっとあるのですが、記録を取っていなかったので... 見つけたら追加していきます。
読みたい本を探すこつ
Kindle Unlimitedの惜しいところは、「検索」以外の方法で本を読むのが難しいところです。そこで、私なりに見つけた探し方のこつをご紹介します。(1)キーワードで検索する
まずはシンプルにキーワードで検索する方法です。実用書に向いています。たとえば「レシピ」「料理」「野菜」「掃除」「片付け」「家事」など。
もう少し詳しく「サラダ」「お菓子」「和菓子」などと絞るとさらに探しやすくなります。
分野はなんとなく決まっていないけれどなにか勉強してみたいときや、ビジネス書などのハウツーものを読みたいときは「基本」「方法」などで検索すると色々でてきます。
(2)著者のその他の本を探す
おもに漫画でしているのですが「おもしろかったな」と思った作品があったら、次はその著者さんの名前で検索します。一作品読んで「おもしろい」と思った方の別作品で探していくとあまりはずれがありません。
(3)ほしいものリストに登録する
読みたい本を見つけたら【ほしいものリスト】に登録しておきます。興味のある分野もそうです。すると【ほしいものリストからのおすすめ】という部分に、自分の趣味に合いそうなものが表示されるようになります。▼ここから全巻無料で読めた本をまとめました。 2017年8月4日時点の情報です。
1~2冊で完結の漫画
8月6日
2.全巻無料で読める漫画
3.家事や料理が楽しくなる漫画(全巻読めるもの)
365日のとっておき家事 Story 『ヒロインの親友』
8月6日 自立
▼0話目を読む/1日1話目安で更新しています
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html
「ひどい顔。やっぱり結婚生活のしわ寄せが来てるのね」
貴美恵は、会ってそうそう、私のほほを両手で包み込むようにしてそう言った。私はさっと身を引く。
「そんなんじゃないよ。ちょっと寝不足なだけだから」
そう言いながら、すでに後悔していた。会えばこういうなんとも言えない気持ちになるとわかっているのに、どうして、航くんの誘いを断ってまで貴美恵に会っているのだろう。
前の晩も酔って帰ってきて、また吐き気をもよおして、だからなにか抗議をしたかっただけなのだと思う。
その罪悪感も手伝って、朝早くから起きて、夜までの彼の食事を用意し、保存容器に詰め、ラベリングして冷蔵庫に入れてから出てきた。それでもカフェが空いている時間にはほど遠く、川辺を散歩したりして時間をつぶしていた。
「やっぱり旦那さんと別れるべきだよ」
じっと押し黙っていた貴美恵が言った。私の目を射るように見据えながら。
「あのね、暴力だけがDVじゃないの。心を傷つけられるのだってそうなんだよ」と言って、ふたたび私のほほに触れた。
この人はなにを言っているんだろう、というのが正直な感想だった。DV? 心を傷つけられてる? いつ、私がそんなことを言っただろうか。飛躍しすぎている。
貴美恵には悪気はないのかもしれない、本気で心配してくれているのかもしれない。でも、ふつふつと煮えてくる思いがあることに気づいた。
ただ、傷ついていないかといわれると、そういうわけでもないのだ。立ち直ったつもりでいたけれど、航くんの知りたくなかった一面を知ったことが、今も根を引きずっている感じはあった。
昔のことだと頭ではわかっているのに。
「今日から私のところに泊まりに来ない?」と貴美恵が言う。
「だって、おなかの赤ちゃんにもよくないよ。そんなにストレスをかけちゃ。一度離れてみたら、ほんとうに相手が大切かどうかわかるよ」
「土日は彼が休みだから帰るよ。今日もそろそろ帰ろうかな」
「それでいいの?」
なにがいいというのだろう。私は少しむっとして「もし、彼と一時的に離れる必要があるかも、なんて思ったら、そのときは実家に行くから大丈夫」と、少し語気を強めた。
頭のなかがフルスピードで回転しているのがわかった。いろいろな記憶と情報がないまぜになって、洪水のようになっている感じだ。
「それならよかった」
私ははっとした。そのときの彼女の微笑みは、花が開くようで、うそを言っているようには見えなかった。
「ストレスっていうのは、客観的に見たほうがわかることも多いでしょ。
私の友だちが前に、精神的なDVを受けていて、でも本人は気づいていないのか、なにもないと思い込もうとしているのか、その事実を拒絶していて。最後には自分で....」
貴美恵は目を伏せ、じっと黙っていたかと思うと、バッグから白いレースのハンカチを取り出して、目頭を押さえた。
「へんな雰囲気ね、ごめん。だからね、心配になっただけなの。おせっかいだったらごめんなさい」
ああ、貴美恵はその経験から過敏になっているのか。
そう思ったら気持ちが落ち着いてきて、私は腰を下ろした。
「ごめん、貴美恵の意図がよくわからなかったから」
私たちはもう1杯ずつ温かい飲みものを頼んだ。
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▼はじめての著書です。ノートを使って家事のストレスをなくそうというもの。
この本では紙のノートをすすめていますが、ノートはどんなものでもいいですし、Evernoteなどのクラウドサービスでもご自分にあったやり方でどうぞ。
また、「ノートを書くのは苦手」という方にも役立つ情報を盛り込むよう心がけました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。
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