せっかく冷凍したのに食材を余らせてしまって経験はありませんか。冷凍素材を使い切れない理由、わたしの場合は【自分のレパートリーを把握していないこと】に原因がありました。



今日、8月7日(日本記念日協会認定の「バナナの日」)のとっておき家事では《冷凍ストックの見直し》をテーマにしました。

買ってきたら何でもとりあえず冷凍!としていた時期がありました。でも、せっかく用意したものも使い切れず忘れ去られていく。そこで「そもそも何を冷凍したらいいのか?」について改めて考えています。



今日のとっておき家事ノート



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*凛花のキーワード辞典*
すっぴんレシピ:半調理したもの。切ったり、ゆでたり、和えたり。いろいろな料理に使いまわせるように。
メイクアップレシピ:完全に調理したもの。



自炊歴10年になりました。

その割に、料理がぜんぜん身についていないと思っていたけれど理由は意外なところに。


自分のレパートリーを把握できていない
(何を作れるか忘れている)

新しい料理にどんどん挑戦

レパートリーが少ないので同じものばかり作る

飽きる

新しい料理にどんどん挑戦

以下、くり返し

レパートリーが少ない(というか把握できておらず)ので、どんどん新しい料理に挑戦しては、飽きて、気に入っていた料理を忘れていってしまう。つまり、「一過性のお気に入り」を上書きしていくだけで、レパートリーが増えないことが原因でした。

なので、ここ数年は「ブームが去っても忘れないようにリスト化」をしています。
飽きて新しい料理にどんどん挑戦... というところがネックになっていました。

「飽きたなあ、そういえば○○ってどうやって作るんだっけ」
「検索してみよう」
「あれ、どのレシピで作ったっけ」
「似てる...でも違う」
「こっちのサイトかな」
「こっちかな...」
「ああもういいや、これは今度調べておこう」

飽きたときに、過去のレパートリーから料理を引っ張り出してこようとするのですが、「定番」と呼べるものがなくて思い出せなかったり、思い出せてもレシピがわからず探したり。
この「迷っている時間」がネックだったのです。

実際に「リスト」をいろいろ作ってみると、困ったらそれを見るだけでいいので、迷う時間がカットでき、わが家の定番といえる料理もいくつか出てきました。



さて、今回はその冷凍ストックverのお話でした。

献立を決めるのが面倒だったり、時間がなかったりして、そのまま買いものに出てしまった時。ムダ買いを防ぐためには「とりあえずこれを買っとこう」な食材を持っておくことが便利だと考えています。

この週末も落ち着いて考える時間を持てないままスーパーへ行き、購入したのは1食分の食材(その場でさっと思いつける献立)と、この冷凍食材ストックでした。
迷わずに買いものできるというのは、本当に気持ちがらくになるものですね。数年前はいつでも色んなことにつまづいていらいらしていたけれど、今は、そういう時間がほとんどなくなりました。


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※画像はオレンジミックスジュース

ずいぶん話題がそれてしまいましたが、今日「バナナの日」にこのテーマを選んだのは、最近、バナナの冷凍をいつもしているから。

以前は使い切れないからと1本ずつ買ってきていましたが、最近は朝にバナナのスムージーを飲むことが多く、たっぷり買って、2分の1本ずつ小分けに冷凍し、凍ったまま牛乳180ccを注いで撹拌し、飲んでいます。

最初は「忙しい日だけ」と思っていたのですが、あまりにもラクなので、ひとり朝食は最近バナナジュースになることが多いのです。
これを書いていて思い出しました、リストから2つ抜けています。「バナナ」と「紫ジュースミックスぶどうとブルーベリー)」。


365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修業』

8月7日 蝉しぐれ


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http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html




ふいにベランダのほうが騒々しくなった。

「夏らしいですね」

紫鶴子さんが言った。壁に蝉が張り付いて鳴いているのだ。

「でも、これじゃあ怖くてベランダに出られない。洗濯ものが干せないよ」と花夜子がいうと、彼女はくすりと笑った。

「花夜子さんは、蝉が怖いんですね」

紫鶴子さんはほほ笑んだあと、ふと視線を落とした。

「わたくしの子ども時代を過ごした家は、すぐ裏に雑木林があったんです。いつもそこで虫を追いかけたり、花を摘んだりして遊んでいたのですが、どうしてでしょうね、夏のイメージが強いのです。

夕方の橙色の光に照らされて、地面は燃えるように赤くなっていて。木々の枝の影は、絵のように、文様のように刻まれています。わたくしは友だちといっしょに、穴を探していました。小さな穴です。

バック・ミュージックは蝉時雨でした」

「蝉時雨?」

「ええ。たくさんの蝉の鳴き声が、雨のように降り注いでくるんですよ。
それで、わたくしと幼友だちは、その穴に木の枝を入れていました。たまに、蝉のさなぎが『釣れる』ことがあるんです。

木の枝を抱えるような状態ですうっと出てきて、わたくしたちはそれぞれ家につれて帰って、羽化するのを待ちました」

「どうなったの?」

「翌朝見てみると、虫かごのなかでまっ白な、羽化したての蝉が息絶えていました。
有名なお話ですけれど、蝉は土の中で長い間過ごして、地上に出てきてすぐに死んでしまうというでしょう。

なんて残酷なことをしてしまったのだろうと、大人になって、蝉の声を聞くたびに何度も後悔しているのです。たぶん、その気持ちが、わたくしに夏のイメージを、あのまっかな夕日を思い起こさせるのでしょうね」

紫鶴子さんは、物悲しい目をしてどこか遠くを見ていた。

なんとなく、しんとした雰囲気になり、紫鶴子さんが「さあ、動いてくださいね。わたくしのせいですけれど、こういう何とも言えない気持ちのときは手を動かすのが一番です」と急かした。

花夜子は新しいおむつのパッケージを破いて、引き出しの中ににきれいに並べていくことにした。ふとベランダに目をやる。蝉はいまだに壁に貼り付いたまま鳴いていた。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


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