出汁は料理の基本といいますが、毎日続けていくのが面倒に感じられることはありませんか。

長年、いろいろなタイプの出汁をその日の気力によって使い分けていましたが、手軽な「水出汁」をもっとかんたんに作る方法を見つけたのでご紹介します。



出汁をとるのが面倒な理由って、なんでしょう。

 やり方がわからないから?
 工程が多く感じられるから?
 「ていねい」というイメージがあるから?

twitterで使っている出汁の種類についてアンケートを取りました。


顆粒だしは「手軽だから」なのかな、というイメージがあったのですが、
いろいろお話を聞いていると「茅乃舎だし」を利用なさっている方が多く、手軽さというよりも【美味しいからちょっと高くても買っている】という意見も多くみられました。


私は冒頭にも書いたとおり、いろいろな出汁を気力によって使い分けていたのですが(私は顆粒だしは手頃なもので、かつ手軽さを求めていました)、自分でとる出汁としてはとても手軽な「水出汁」でも面倒に感じられた時期がありました。

その理由は意外なところに。
【洗いもの】が面倒だったのです!

水出汁のレシピをみると、たいてい、ボトルで作られています。2リットル入るものを使っていることが多い印象です。

でも、ボトルを洗うのには、ボトル用のスポンジが必要でそれが面倒な理由だったのだと気づきました。

また、【使い切れない】のも困りものでした。夫が家でごはんを食べるのは1日1度。消費量も少ないうえ、朝は洋食にすることも多いので、たっぷり作ると使いきれません。


そこで、この2つを解消する方法を探しました。
タッパーなどの【保存容器】で作ることです。


たとえばこれは水出しの「鰹出汁」。大人2人分にちょうど良いサイズ。
この容器ぎりぎりの水(400cc)に、鰹パック(3g)を2袋投入しただけで完成します。

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この覚え方もポイントで、何グラムとか、何ccとかをその都度計るのが面倒。
だったら、もっと覚えやすい単位にしよう! とこうした形式になりました。

顆粒だしや液体だしも便利だし、今もたまに使います。
(さらにこれからぜひ試してみたい顆粒だしもあります!)

でも、離乳食では自分でとった出汁が必要になることも多いし、冷凍保存するにも、狭い冷凍庫がいっぱいになると今度は使わなくなる。

そうした悩みを解消すべく、洗いものがラクで、少量から気軽に作れて、計量のいらない。そんな出汁作りを考えてみました。


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この鰹だしは、山形の郷土汁【納豆汁】になり、おいしくいただきました。


365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修業』

土日はおやすみします。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


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