本を読むだけでは生活は変わりません。
読書ノートをつけるだけでも同じです。

大切なのは「動く」こと。

でもこれがとってもむずかしい。
そこで、本の読み方と読書ノートのつけ方を工夫し、さらにそれを「とっておき家事」として1日1つ行う特別なことに落とし込むことで、すぐに動けるしくみをつくりました。


今の生活があるのはたくさんの本を読んできたおかげだと思っています。でも、最初は読むばかりでそれを生かすことはできませんでした。

そこで、本を読んで感動した新鮮さを忘れないうちに、すぐに動けるようになる、私なりの読書術についてご紹介します。


今日、12月17日のとっておき家事では《『夢をかなえるノート術』からとっておき家事に取り入れたいことを探す》をテーマにしました。

予約注文していた、おふみさんの新刊『夢をかなえるノート術 』が届きました。熟読して、さっそく行動に移しています。

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読書記録をつけるポイントは「3分割すること」。
左側は要点や本の内容をメモするページ。まん中は図解やイラストのメモ。右側は用語の説明や、todoリストです。

大事なのはこの右側。「todoリスト」を作ることです。
これは「やりたいことリスト」ではありません。「次になにをするか?」をまとめたリストです。



たとえば、この本を読んで【よく作るノートのフォーマットを作りたい】と思いました。これは「やりたいこと」です。

でも「作りたい」と思っているだけでは動けません。次に何をするか?が必要です。
ここでは、
 ・自分のよく作るノートを知る、洗い出す
が課題だと思いました。

ただ「作りたいな」と思うだけでは動くのに大きなエネルギーがいるけれど、「過去の定点観測テーマを洗い出す」だけなら、これまで書いてきたノートを見ればいいだけなのですぐにすみます。

つまり、本を読みながらすぐ動けるようにするためには、読みながらやりたいことを探し、やりたいことが見つかったら、次にすることを探すことが大切なのです。

すぐできることまで落とし込んでおけば、あとは動くだけです。

今日のとっておき家事ノート


そして、この動く仕組みとして「とっておき家事」を利用します。

とっておき家事とは、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて特別なことをプラスするものです。家事の意味「イエのコト」として、広くとらえています。

だから、いわゆる「家事っぽい家事」じゃなくてもよく、生活を変えて楽しく過ごすために家でできることであれば、なんでもいいのです。

▼詳しくはこちらへ。



本を読んだあと、私が行ったのが今日のとっておき家事です。

具体的にいうと、過去のノートを見て、定点観測に使えそうなものや、くり返し作りそうなものを探すことでした。
これを2日間に分けて行うこととし、まずは1つテーマを選んで、サンプルのフォーマットを作ってみました(ノート下部。上部はほかにも取り入れたいことを、読書記録より発展的にメモしてあります)。

それができたら、今度はフォーマットを運用するうえでのルールを決めます。

こうして行ったものがこちらです。
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明日のとっておき家事では、続きとして「定点観測」にできそうなとっておき家事をまとめます。


本は、読むだけでもモチベーションが上がります。でも、その効果が続くのはあまり長くはありません。

だから、読んだらすぐに動けるように、こうしてノートを使って下ごしらえをしています。

もう1度まとめると、

①「取り入れたいこと」を探しながら本を読む
②「次にすること」まで落とし込んでメモをする
③次にすることをとっておき家事テーマに据えて行動する

の3ステップです。

「とっておき家事」には「読書」を取り入れてもかまいません。
そのときは、こうして「次にすること」を洗い出しておくと、それがそのまま「とっておき家事」テーマになります。


▼おふみさん新刊『夢をかなえる ノート術』とてもおもしろかったです! 買ってよかった。


この本は、とっておき家事をはじめてみたい!という方にもぜひおすすめしたい1冊。

「はじめに」の中から印象的な言葉をご紹介します。

夢は、すべての行動の起点です。
1日ひとつでも何か行動を起こせたら、
1年後には365個分前進します。

私が漠然と抱いていた、とっておき家事を行う意味が、この1文に凝縮されていて、はっとさせられました。

私の新刊『365日のとっておき家事』では、とっておき家事をラクに続けるこつを書いています。

そして、この本を読むと、ノートを書き続けるこつがわかります。ノートを楽しく書くこつがわかります。

私がとっておき家事を3年近く続けられているのは「もともと書くのが好きだから」というのも、恐らく理由のひとつです。実際、書くのが苦手な方から「続かない」というご相談もいただきました。

だから、書くのが苦手・ノートをうまくつけられない、というお悩みをお持ちの方は、ぜひ、手に取ってみて下さい。無理せず、楽しくノートを描けるヒントがたっぷり詰まっていました! 

▷個人的におすすめしたいのは5つのワーク。そのままとっておき家事として行うと、これからの方向性を決めやすいと感じました。

なかでも、この3つがとくにおすすめ。

ひとり偏愛マップ・脳内解剖図:これは自分の好きを探して、どんなとっておき家事を行いたいかにつなげられそうだと感じました。
短冊:これは、今日のテーマでもある「次にしたいこと」とかけ合わせて使うとすごく便利になりそうです。


久しぶりに早起きして、朝からじっくり読書をしました。
おかげでそのあとはすぐに動くことができました。

365日のとっておき家事 Story


▼0話目を読む/1日1話目安で更新しています
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html


土日祝はお休みします。


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エッセイはもちろん、イラストも担当しています。


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この本では紙のノートをすすめていますが、ノートはどんなものでもいいですし、Evernoteなどのクラウドサービスでもご自分にあったやり方でどうぞ。
また、「ノートを書くのは苦手」という方にも役立つ情報を盛り込むよう心がけました。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


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