今日、1月27日のとっておき家事では《粘土研究》をテーマにしました。
この記事では、乾燥して固くなってしまった粘土を復活させるために行った実験と、その結果発見した方法についてまとめました。


先週末、夫の提案で粘土を買いました。私は「まだ早いんじゃないかな」と気乗りしなかったのですが、これが大好評。

お絵かき以外はすぐに飽きてしまう娘が、2時間もにこにこと、そして黙々とこね続けました。(※誤飲したら怖いのでずっとそばについています)

初日だけかな、と思ったけれど(誤飲しないように高いところに)隠した場所を指差して、1日に何度も催促してくるのです。

DSC02276
娘が作ったもの。
料理のつもりなのかもしれない。

しかも、遊び方もいろいろ発見しているようでおもしろい。初日は私の真似をしていましたが、しばらくすると自分でちぎるようになり、丸める方法を覚え、平たくするやり方に気づき、細長く伸ばすにはどうしたらいいかも発見。

かたまりのままだと嫌がっていたので、ちぎってまるめてあげたところ、それを粘土のカップケースに入れてシェイカーのように振ったり、ひとつずつ入れて、たっぷりたまったらもう1つのケースにざっと入れたり、料理のように盛りつけたり……。

また、私が作っているのを見て「顔」も作りはじめました。まるめて置いておいたピンクの粘土に、小さな黒い粘土を2つつけて、目を作ったのです。

大人が見ていても飽きない、充実した様子の遊びに、娘の成長を感じられて、なんだか感慨深く思っています。



さて、1日何時間も使っていたところ、粘土は5日ほどで乾燥してしまいました。
そこでなんとか元の状態に戻せないか? と試行錯誤したところ、良い方法を発見! 今日のとっておき家事ノートでは、その過程を「実験ノート」風にまとめました。

*目次*
 今日のとて家事ノート
 みんなのとて家事3選



今日のとっておき家事ノート

DSC_3333

ネットで見つけた「ウェットシートで包んで数時間おく」というものを試してみることにしました。その実験過程をまとめたものがこのノートです。

まず前提として、私が使った道具はこちら。

①粘土……DAISOのお米の粘土
②ウェットシート……赤ちゃんのおしりふきY
③ラップ……ふつうのラップ



DSC02285

※この粘土でしか検証していません。


実験の結果見つけた、元に戻す方法!

①粘土を平たく薄く伸ばします。
②ウェットシートで包みます。
③さらにラップを重ねます。
④1~3時間ほどしたらウェットシートを外して、ラップに包んだまま成形(すると手が汚れない)し、ケースへ。
※この粘土は蓋がしまるケース付きでした。



コツは、とにかく平たく薄く伸ばすこと。丸めた状態でやると、表面しかやわらかくなりません。中は硬いままです。

そして、ウェットシートは数時間経ったら外し、すぐに粘土を使わないこと。包んでおいた粘土の表面は溶けたようになっていて、手にべとべとくっついてしまいます。

でも、シートを外して、しばらくケースなどに入れておけばほどよい硬さになり、手にもくっつきませんでした。

③でラップを重ねるのは、ウェットシートに粘土の色が染み出してしまうからと、シートの乾燥を防ぐためです。

この方法にたどり着く前には、粘土を丸め、ケースに入れ、上にウェットシートをくるんだティッシュを乗せてみるなどもやってみました。これは絶対にだめ。ティッシュが粘土に貼り付いて取れなくなってしまうからです。

▼平たく伸ばしてウェットシートで包む。

DSC02332

▼さらに、ラップでしっかりと包む。

DSC02333


▼粘土に夢中なので、道具も買ってみました。平たく伸ばすのも、このパンのローラーみたいな道具を使うと簡単に薄くすることができます。




私は子どものころ、粘土が好きではありませんでした。
うまく作れないし、そもそも何を作っていいかもわからなかったのです。でも、20年近くやっていなかった粘土に触れてみると、不思議といろいろ作りたくなって、しかも考えずに成形することができました。


粘土をこねていると無心になれるのもうれしいです。
娘と一緒に、私も粘土のやり方を学んでみたくなりました。

みんなのとて家事3選










365日のとっておき家事 Story『√365』


▼0話目/目次
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html


次回の更新は1月29日予定です。



b_ornament_112_0L
【著書】---暮らしをラクに楽しくするヒント集---

365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版! 6刷です/


b_ornament_112_0L

【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


b_ornament_112_0L


最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。



この記事が気に入っていただけたら、
“応援の1クリック”をお願いします♡
更新の励みになります。


にほんブログ村 その他生活ブログ 家事へ
にほんブログ村


*ご依頼・メッセージはこちらから

お問い合わせフォーム



▼お仕事・取材のご依頼の前に必ずご確認くださいませ。
お問い合わせ前にご確認いただきたいこと

▼書籍化をご検討いただける場合こちらをご覧くださいませ。
書籍の企画書 ~こんな本を作ってみたい~