今日、2月12日(日本記念日協会認定の「レトルトカレーの日」)のとっておき家事では《「ひとりレトルトミシュラン」のルール作り》をテーマにしました。

体力的に疲れたな… という日は、ごはん(自分用)をレトルトカレーにしたいな、と思うことがあります。でも、ストックがなかったり、買ってみてもあまり好きな味じゃなかったりする。

そこで、「ひとりレトルトミシュラン」と題して、毎月1度、あえてレトルトカレーを自分ごはんにする日を作ってみることに。目的は、ストックしておく「お気に入りカレー」を見つけることです。


*目次*
 今日のとて家事ノート
 みんなのとて家事3選
 365日のとっておき家事story『小さな宝箱』



今日のとっておき家事ノート
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今回のとっておき家事のポイントは「どうやってやるのか?」をしっかり決めておいたことです。

夫が家で食事をしない夜のごはんに設定することで、調理時間を子ども分だけにしてラクに。また、毎週にすると逆にしんどくなると思うので「毎月第2金曜日」を実施日にしました。

子どもが大きくなったら一緒に参加してもらってもいいかも。

これはローリングストックにも役立つと思っていて、月1で消費することで、賞味期限切れにも対応できそうです。

課題としては献立を決めておくことなどです。レトルトカレーだけだと量的にも栄養的にもちょっと足りないので、どんな副菜とスープを合わせるかを決めておきます。

こういう試みを考える時はわくわくします。

ちなみに、ひとり暮らしをしていたころは、夫のおすすめの「なっとくのキーマカレー」が大好きでした。今はもう見かけないので残念です。

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さっそく第1回を決行!
まだ評価項目を決めていなかったけれど
楽しめました。


みんなのとて家事3選

もうすぐバレンタインですね。今年は平日なので、どうしようかちょっと迷っています。

初午のお参り素敵です! また、事前に初午・お稲荷さんについて調べてから行かれているのもすばらしいなと思いました。私も調べてみましたが、近隣になく……。来年は少し足を伸ばして出られるといいなと思っています。


懐中電灯の位置、我が家でも知っているのは私だけかも…と思い立ちました。良い気づきをいただきありがとうございます!





365日のとっておき家事 Story 『√365』

小さな宝箱


▼0話目/目次
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html



小瓶に詰められた星の砂。
手芸用品店で見つけた、大きなクリスタルパーツ。
ポプリの作り方や、素敵な花言葉が散りばめられた、小さな冊子。
はつ恋の男の子が、図工の時間に作ってくれたビーズのブレスレット。

夜色のオルゴールの蓋を開けると、中からふわっと記憶が吹き抜けてきた。その一瞬、私は少女時代に戻ったような錯覚を覚えた。

「ママ、これなあに?」と、その小箱を持ってきたのは息子だった。私の部屋の、クローゼットの奥に隠してあったのだという。
もちろん私のやったことだろうけれど、記憶はなかった。

両親が立て続けに亡くなり、車で20分の実家に、片づけに通う日々を送っている。
夫は「お金がかかってもいいから、業者にお願いしたら?」と言ってくれたけれど、手を動かしていないと、気持ちがもたないと思ったのだ。
「でもさ……」と言いかけた夫に、私はにっこり笑って「プロだから」と答えた。


両親とはあまり仲が良くなかった。早く独立したくて、大学生のときに授かり婚をした。息子は今年10歳に、娘は3歳に、そして私はようやく30歳になる。

これまで実家にはあまり寄らなかった。きっと小言ばかりだと思っていたから。もっとこう育てなさいとか、きちんと家事をしなさいとか。
結婚より前に子どもができたこともあり、夫の悪口も言われるんじゃないかとびくびくしていた。

でも同時に、そういう気持ちは、やがて落ち着いてくるものだと漠然と思っていた。
現に27になったころから、前よりも少しずつ、実家に顔を出すようになっていた。

実家の玄関扉を開けるときは、いつも、心がくっと硬くなった。ひと呼吸置いてからインターホンを鳴らす必要があった。
でも予想に反して、数少ない訪れのなかで、両親はひとことも小言を口にすることはなかった。
ただにこにこと幸せそうに笑っていた。

まだ、29歳だ。友だちのお父さんやお母さんも、ほとんど元気にしている。こんなに早く別れが来るなんて思っていなかった。
いや、生活のなかから両親が消えていたとしても、彼らに二度と会えない生活が存在するなんて。頭ではわかっていても、具体的に想像したこともなかった。

どうしてもっと早く、両親に向き合わなかったのだろう。
ものに埋もれた家を片づける中で、そういう気持ちが湧き水のようにあふれ出し続けていた。

「ママ、泣いてるの?」と息子が尋ねる。娘は「ぎゅ、してあげるね」と言って、私を静かに抱きしめた。

実家の片づけはいっこうに終わらず、気がつくと年をまたいでいた。
「やっぱり、業者に頼んでみない?」

夫の言葉に、私は首を振る。
家でじっとしているのが性に合わなくて、東京まで出て、片づけの資格を取ってきたのだ。春からは自宅で片づけ教室をはじめることになっている。
そういう"プライド”のようなものもあったのだと思う。

何度も涙を落としながら、私は実家の片づけを進めた。そのたびに「なんでこんなにたくさんモノがあるの」と呆れ返った。
母の日に書いた手紙、私が小学生のころの答案や工作、道端で一緒に摘んだ花を押し花にしたものまで。

ムダなものがない、自分の家に帰ってくると、ほっとする。でも、どこか寂しい気もする。
この部屋には、あのオルゴールの中に詰まっていたような「宝物」がない。もちろん、大切な人たちがいる。かけがえのない幸せな出来事もたくさん積み重ねてきた。
でも、ものはどうだろう。

久しぶりに見つけたとき、きゅっと胸をつかまれるような、そんな大切なものが、私にはいくつあるだろう。
他の人にとっては価値がなくても、自分にとっては捨てられない、そんなものが。

あのオルゴールの中身以上には見つからないんじゃないだろうか。

そして気がついた。
そうか、あの家にある、たくさんのガラクタのようなものたちは、父や母にとって、私のオルゴールの中身と一緒なんだ。

自分の親不孝が悔やまれる。きっと、これから先の人生でも、何度も思い出しては泣くだろう。

でも、今できることをしなければ。
いつものように実家を出る。空は薔薇色に染まっていた。
車のバックミラー越しに見える、家のそこここに、幸せな思い出が亡霊のように浮かび上がって見えてくる気がした。
両親の声まで聞こえてきそうだ。

エンジンをかける。家とは反対方向に車を向ける。

「ねえ、ママ、どこに行くの?」
「あなたたちに、オルゴールを買うのよ」と私は答えた。



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【著書】---暮らしをラクに楽しくするヒント集---

もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。


365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版! 6刷です/


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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。



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