わが家の救急箱は、布の収納ケースの中に100均のプラケースを使って収納するやり方。救急箱の中身を決めるためのマイルールと、収納アイデアについてご紹介します。
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*目次*
 救急箱はコンパクトにするのがマイルール
 使い方別にプラケースにしまう
 箱やトリセツがなくてもいい「見える化」アイデア
   (1)開けてすぐに「使い方」がわかるラベル
   (2)蓋に薬名と飲み方がわかるラベル
   (3)底に効能や副作用、注意点がわかるラベル
 まとめ
 みんなのとて家事3選



救急箱はコンパクトにするのがマイルール

ここを開ければ、たいていのケガや体調不良はカバーできる。そんな実家の救急箱を目指して、いろいろと揃えたのは大学1年のときのこと。

でも、しばらくして、3つの悩みが出てきました。

①使わないまま消費期限を過ぎてしまう薬がたくさん出てくること
②よくばっていろいろ増やすと収納スペースが足りないこと
③たくさんある薬の中から目的のものを探すのがむずかしいこと

「いわゆる”救急箱”」というのは、少人数の家庭には向かないものなのかもしれません。そこで、悩みをカバーしつつ、使いやすくする収納アイデアを模索し続けています。

その中で固定して決めているのは「救急箱はコンパクトにすること」。
具体的な取り組みとして、3つのことを心がけています。

①これは絶対に使うと思う必要最低限のものだけを入れておく
②毎月18日(ファーストエイドの日)に中身をチェックする
③外装は捨てて省スペース化する



これを踏まえて、救急箱につねに入っているのは、

頭痛薬2種、風邪薬2種、絆創膏2種類、オロナイン、口内炎の薬、口唇炎の薬、虫刺されの薬、湿布、熱さまシート、目薬です。

数年間で「これは要る」と厳選したものになりました。

使い方別にプラケースにしまう


わが家の救急箱はこちら。

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デザイン重視で選んだ布製のストレージボックス。
わが家の救急箱の収納場所は、廊下にある備えつけの収納棚。同じデザインのものや色違いのものと並べて置いています。


この中には、100均(DAISO)で購入したプラケースを入れてあります。収納アイテムの記録をつける前に購入したものなので、今回は型番は不明です。

ここに「使い方別」におくすりをいれていきます。
「塗る」「貼る」「飲む」です。


箱やトリセツがなくてもいい「見える化」アイデア

わが家の救急箱は、薬の外装をすべて剥がしてからしまうようにしてあります。そのため、使用時の注意点や効能などを、その都度薬名でネット検索して使う必要がありました。

今回は、そのプチストレスをなくすために、テプラを活用したラベル作りを行いました。

(1)開けてすぐに「使い方」がわかるラベル

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先ほどの「使い方別」収納を生かすため、見やすい位置にラベルを貼りました。

(2)蓋に薬名と飲み方がわかるラベル

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プラケースの蓋に薬名と飲み方をまとめたラベルを貼りました。

(3)底に効能や副作用、注意点がわかるラベル

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→これを開き、中身を取り出すと……

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効能や注意事項などが書かれています。

プラケースの底に、効能や副作用、注意点をまとめたラベルを貼りました。外装や中の注意書きを捨てるため、すぐにわかるようにしておきたいから。

注意書きは捨ててもネットで調べることでダウンロードが可能。そのため、すべてを書き写すのではなく、自分に関係のありそうなことや、特に気になることを抜粋してまとめています。

まとめ

子どものころから慣れ親しんだものには「あって当たり前のものだ」という意識があります。

でも、それが「実家だから使いやすかった」というケースもあるもの。そうしたものを「わが家化」していくのは、ある意味やりがいがあります。



365日のとっておき家事 Story『√365』

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CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html



みんなのとて家事3選










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このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
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