梅シロップの飲み方やスイーツをまとめた「アレンジリスト」を作ってみました。まずはEvernoteに下書き。そして歳時記ノートにまとめていきます。
今回は歳時記ノートに書くときの「テンプレート」を考えてみました。


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※「歳時記ノート」の説明は、はじめてお読みいただく方にもわかりやすいように過去記事のものをそのまま使っています。すでにご存知の方は「梅シロップのアレンジリスト」からご覧ください。

※Evernoteへの下書きについては省略しています。知りたい方はこちらへどうぞ。

*目次*
 歳時記ノートとは
 梅シロップのアレンジリスト
 梅シロップを飲むときに役立つ道具
 アレンジがわかったらどんどんなくなっていった
 みんなのとて家事3選



歳時記ノートとは?

歳時記ノートは、季節のイベントや行事、やっておきたいことについて自分自身でまとめていくノートのことです。

時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)と同じように、A5サイズのバインダーとルーズリーフを使ってつくります。ここまで作り貯めたものがあるので変えませんが、クリップブックA5版で作るのも良さそう。


季節行事というと、いわゆる「丁寧な暮らし」というイメージがあるのではないでしょうか。
それはたぶん、ふだんと違うことを行うための準備や調べ作業が多く、時間がかかってしまうからハードルが上がってしまうのだと私は感じます。


私の基本理念は「時短化・効率化」です。でも、そういう季節ごとの行事は好きで、丁寧な暮らしをしたいというよりは、趣味として大事にしたいことなのです。
この矛盾を解決するために作りはじめたのが「歳時記ノート」でした。

歳時記ノートは、一度作ってしまえば、翌年以降の調べ物がぐっと減ります。その都度必要なものや、時期や、やり方などを調べる必要がありません。大変なのは最初の1年だけです。

歳時記ノートは、3つのパート「ジャーナル」「マニュアル」「ログ」に分かれます。


梅しごと(歳時記ノート「入梅」編)に関するノート全体像を知りたい方は、こちらの記事へどうぞ。「ジャーナル」と「マニュアル」ページも載せています。
http://365kaji.blog.jp/archives/20180606.html

梅シロップのアレンジリスト

梅シロップのアレンジリストがこちら。左側は先日ご紹介した「梅しごとログ」です。梅しごとのやり方がひと目でわかるように作っています。

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梅シロップの飲み方のほとんどは「割る」。


シンプルな飲み方ですが、1年のうち1~2ヵ月ほどしか飲まないので毎年分量を忘れてしまうのです。

そこで、こんなふうに分量がわかりやすいようまとめてみました。

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※娘が早く起きたので途中まで作った図。


「梅シロップ」の文字の下にあるのは、何を使って漬けたかです。
今年は本を参考に、さまざまな砂糖を使って漬けてみました。それぞれ味わいが違うので、合わないものもあったのです。

たとえば「黒砂糖」で漬けた梅シロップで作ったソーダ割り。私はあまり好きではなかったのです。


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でも牛乳割りはとてもおいしい! 甘さと爽やかさをあわせもつ不思議な味わい。

こうした「相性」も書いておくと、忘れても来年すぐに思い出せるはずです。
なお、飲んでみて好きじゃないなと思った組み合わせは、グレーのマーカーで消しておくつもり。


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これは梅シロップのレモンゼリー。
こうした「割る」以外のものはテンプレートを作れないので、その都度書き方を考えていきます。わかりやすくてかわいいものを作りたい。

梅シロップを飲むときに役立つ道具

梅シロップを飲むときに役立つのはミニ軽量カップ(画像右側)!
これはキャンドゥで購入したものです。

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作りたい量がら逆算して、ここに梅シロップを入れます。たとえば「大さじ2」とか。1:4で作る場合、水は大さじ2を「4回」入れればOKなので、あまり考えずに済み便利です。


アレンジがわかったらどんどんなくなっていった

わが家では、私しか梅シロップを飲まなかったので、去年はなかなかなくならずに困りました。
今年は娘もごく少量だけど飲むし、私もアレンジをいろいろしながら飲んでいます。

「なんだか違う飲み方をしたいな」
「でも分量がわかんないな」
「検索するのは面倒だなあ」
「とりあえず水割りで」
「……ちょっと飽きたなあ」

こうした悩みがなくなったのは大きいです。

これからも「まとめ調べ」は梅シロップに限らず、いろいろなシーンで意識していきます。


365日のとっておき家事 Story『√365』

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CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html



みんなのとて家事3選










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【著書】---暮らしをラクに楽しくするヒント集---

もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版! 6刷です/


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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。



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