”国民食”ともいわれるカレー。あなたの「おうちカレー」はどんなものですか?

今日のとっておき家事では、あらためて「うちのカレー」について考えつつ、もっとカレーを自由に楽しむためにやってみたいことをまとめてみました。


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*目次*
 うちの定番カレー
  (1)欧風カレー
  (2)ドライカレー
  (3)いわゆる定番のカレー
 種類そのものを増やす
 名前のないカレーも楽しい
 みんなのカレー事情
 みんなのとて家事3選




うちの定番カレー

わが家の定番カレー。実は3つあります。

(1)欧風カレー


もっともよく作るのがこれ。
ベースになっているのは夫とふたりで行きつけだった、感じのいいおばあさんが息子さんとふたりでやっているお店の味!

具はお肉と玉ねぎ。トマト、りんご。じゃがいもも人参も入りません。りんごは甘く煮詰めてから入れるとアクセントになります。

(2)ドライカレー


豚ひき肉と、みじんぎりにした玉ねぎやその日の余り野菜などを一緒に炒めるので、日によって味や食感は変わります。
こちらはルウを使わず、トマト缶とコンソメとローリエとカレー粉で仕上げます。あとはスパイスをなんとなく、てきとうに。

隠し味は刻んだレーズンです。

(3)いわゆる定番のカレー


お肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎが入った、いわゆる定番のカレーを作る日もあります。

野菜はごろごろ大きめに。お肉は豚バラ肉だと評判がいいです。

ルウを入れる前に娘用を別鍋に取り分けて。大人用は中辛のルウ。パウダータイプが気に入っています。

隠し味はとくにいれず、ルウの説明書き通りに作るおうちカレーです。安定のおいしさ。


種類そのものを増やす

料理のレパートリーもずいぶん増えてきました。でも、カレーは安定して家族に人気のメニューです。

せっかくなので、もっと自由に楽しみたいと思っていて。そのための方法のひとつが「種類そのものを増やす」ということ。

たとえば、これまであまり挑戦してこなかった分野は「インドカレー」です。

娘が食べられないので当面無理だと思うけれど「タイカレー」も未開拓。

使うお肉は豚肉ばかりなので、「ビーフカレー」や「チキンカレー」も実はほとんど作ったことがありません。

北海道の「スープカレー」も1、2度作ったきり。

なにかいつもと違うカレーを試したいな、と思ったとき、こうした未開拓の分野にチャレンジすると楽しそう。そのために、「作りたいカレーの種類リスト」とそのレシピをセットで用意しておくと、すぐに取りかかれそう。


名前のないカレーも楽しい

先日、漫画『サチのお寺ごはん』に登場する「お寺カレー」をつくりました。

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具材を大きく、ごろごろ入れてみました。


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たっぷりの野菜が入っています。
お肉はなし。かわりに厚揚げを!

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隠し味はなんと「味噌」と「練りごま」!

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和風の味つけなので、味噌汁を一緒に食べても違和感がありませんでした。




このカレーには名前があるけれど、名前のない「なんとなく和風っぽいカレー」を作ったことも何度かあります。

白菜・大根・豚バラ肉で作り、隠し味に味噌を入れたもの。これも意外とおいしいのです。

まだ「名前のないカレー」をつくり、自分で名前をつけていく。そういう楽しみかたをするのも憧れます。

★自由にカレーを楽しむためにやりたいことメモ★
(1)定番の「おうちカレー」を把握する
(2)作ってみたいカレーの種類リストをつくる
(3)(2)のレシピを集めておく
(4)名前のないオリジナルカレーを生み出し、名前をつける




みんなのカレー事情



twitterでみなさんの「おうちカレー」について質問してみました。



いただいた回答をご紹介します。

①ひかりさん:きのこ入りのおうちカレー

定番のカレーにきのこが入ると食べごたえがありそうです! 最初にスパイスを炒めておくと、香りがよく馴染みそう。


②まなさん:お孫さん用カレーの工夫がたのしい





お肉を固定しないでおくと、その他具材は同じでも違いが出て楽しそうです。お子さん用カレーって甘口はちみつ入りのイメージがあるけれど、ピューレ状の野菜とバター入りは、字面だけでもとってもおいしそうに感じます!

③naoさん:具材を別にしておくのがポイント


私は、シチューを作るときに具材を別で用意するのですが、カレーでもやってみたくなりました。余ったとき、カレーうどんにすることが多いのだけれど、確かにそういうときのアレンジもしやすそう。


④すずさん:ひき肉を使うのがポイント



夏野菜がたっぷりでおいしそうです! ひき肉はドライカレーのときだけだったけれど、やってみたくなりました。短い時間で作れるとうれしいですね。


⑤さえコさん:その時々での工夫が素敵

人参のすりおろしが気になりました。甘みが出ておいしそう。季節に合わせて食材を変えるのって憧れます。

⑥ねこさん:玉ねぎが多めなのがポイント


玉ねぎがいつも倍量とあったので、コクと甘みのあるカレーを想像しました。輪切りの焼いたなす、ちょっと手間がかかるけれど、添えたらすごくおいしそう。


365日のとっておき家事 Story『√365』

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CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html



みんなのとて家事3選







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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。



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