いつもと同じごはんはとてもかんたん。でも、飽きっぽい私の場合、それによってなんとなく調理がけだるく感じられることがあります。

だから、私のごはんしたくの姿勢は「基本はかんたんに無理しない。でもたまに楽しいスパイスを加える」というもの。

今回加えたスパイスは「駅弁の再現弁当」。

帰省するときに新幹線で食べた駅弁がとてもおいしくて、そのメニューを再現できたらいいな、と思ったのです。

*目次*
 おいしかったメニュー
 実際に作ってみたメニュー
 愛着がおいしさをつくる。
 みんなのとて家事3選


おいしかったメニュー

新幹線で食べて「おいしい!」と思ったお弁当がこちら。

写真の色が悪いのだけれど、どれもおいしくて完食して、家族にも驚かれました。

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私は幕の内弁当があまり好きじゃないのだけれど、今回は事前にいろんなお弁当の中身をチェックして、とくに気になるものが多かったので買ってみました。

「事前に味の想像がつく」というのはとても大事なことのようです。ふだんならなんとなく見た目で避けるものがたくさん入っているのだけれど、口に運ぶとどれもおいしい。


実際に作ってみたメニュー

私の買った駅弁は幕の内弁当で、ものすごくたくさんの食材が、さまざまな調理法や味つけで入れられています。だから「完全に再現すること」は正直なところ無理だと早くからわかっていました。

そこで「無理せずできそうで、今までやったことのないもの」を基準に挑戦してみることに。

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これが今回作った2品。めかじきの西京焼きと、冬瓜のかにあんかけです。

めかじきの西京焼き

お弁当に入っていたものと同じメニュー。作り方はこちらを参考にしました。

西京焼きって、なんとなくハードルが高く感じられて挑戦したことがなかったのだけれど、味噌と酒と砂糖を4:1:1の割合で混ぜたものに漬け込んで焼くだけ。やってみたらすごくかんたんなお料理でした。

とりあえず切り身を買ってきたけど今日は作らない!というときにもいいかもしれない。


冬瓜のかにあんかけ

お弁当に入っていた「涼風あんかけ」から大幅にアレンジ。これを作ったのは朝で、あまり時間がなかったので、冬瓜と大根だけを煮ることにし、かに風味団子のかわりに、あんかけにカニカマを加えてみました。

これもとてもおいしい。新しいオリジナル料理が生まれて、考える工程も楽しむことができました。


愛着がおいしさをつくる。


食育の勉強をしていて知ったのですが、私たちが感じている食べものの「好き嫌い」には、記憶が関係していることも多いそうです。

それを食べているとき、いやな気分になったものをきらいになっている可能性もあるということ。


私は食パンの「耳」がどうしても食べたいと思えません。この話を知ったとき、幼稚園の頃、小食だけど残すことは許されず、毎週口に詰め込んでなんとか飲み込んだ記憶に由来しているのかもしれない、と思いました。


逆に考えると、楽しい記憶や愛着をもつ料理は、きっとこれからもおいしいと感じるはずです。

たまに実行している、ごはんしたくのスパイス。漫画飯やこうした再現料理は、私にとっては作る過程の楽しさも「おいしさ補正」として加わっていくのかもしれません。

家族が食卓を楽しいと感じられるような工夫についても考えていきたいです。


365日のとっておき家事 Story『√365』

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CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html


みんなのとて家事3選










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Twitterでは、日々気づいたことや、気になるレシピ、サイトなどをつぶやいています。ブログに載らない情報のほうが多いです。





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メインアカウントでは、写真とミニコラムを載せています。ちょっとした家事ネタなどが多いです。



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ノート専用のアカウントです。ほとんどの投稿は右→左の順で1段1テーマとなっています。ブログには登場しないノートもあるかもしれません。

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note

家事以外のことを雑多に書いています。基本的には実用ネタ。「続けられる自分になる魔法」「時間術の公式」「こころの調律法」など。そのほか日々の暮らしで思いついたことのエッセイや、こちらにも載せている家事小説など。



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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。



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