暮らしを楽しく、かんたんにする魔法の質問集「#ゆるプランニング」で、毎日の計画づくりをサポートしています。そのほか気になる情報や気づきなど、ジャンルを問わず発信中。

b_ornament_112_0L

この記事では、2019年用手帳の使い方について考える、私の「手帳会議」についてご紹介しています。

今年の手帳は「舵取りノート」と名前をつけてみました。わくわくすること、ひらめきの種、いつも心に留めておきたいこと。

そうしたものをぎゅっと詰め込んで、自分の生き方の舵を自分で取っていく。流されるのではなく、流れに乗って生きていく。

その手助けをしてくれる手帳になればいいな、と思っています。

DSC07799 - コピー

*目次*
 つまずきポイントをはっきりさせる
 2019年の手帳「私の舵取りノート」
 舵取りノートのつくりかた
 「書くことがわからない」をなくそう
 みんなのとて家事3選




つまずきポイントをはっきりさせる

さて、実は手帳を使うのは4、5年ぶりです。

それ以前も、毎年買っていたものの「使っていた」とは言いづらい。というのも、1ヵ月も続かないからです。

私は今、いろいろなノートを作っています。でも、それらが「続かない」ことはありません。きちんと機能しています。

こうした「続いている」ノートたちも、数年前までは、途中から白紙になっていました。

では、「続く」と「続かない」でなにが違うのか。それは、人のノート術ではなくて「自分のノート術」を模索したからなのだと思います。

ムック本などを見てみると「素敵だから真似したい!」と思うノートと、そう思ってやってみたけれど「続かない」ものがあると思います。

それは、その人の価値観と、自分の価値観のあいだに、微妙な違いがあるから。

たとえば、私のノートの使い方にはこんな傾向があるとわかってきました。

・予定メモや買いものメモなどは、終わったらさっと捨ててしまいたい。
・思い出はクラウドに保管した写真で意外と事足りる。チケットなどを貼っても見返さなかった。
・見返したい情報は「知識」と「アイディア」と「備忘録」。
・デコるのが不得手。
・でもシンプルすぎるのもさみしい。
・とにかく少ない道具で作りたい。



「好き・にがて」「できる・できない」の2軸で見ていくと、こうした自分の傾向がつかめてきます。

さらに、手帳に絞って考えてみると、

・そもそも書くような予定がない
・時間制限があるような気がして苦手



という傾向も見えてきました。

そこで、こうした「つまずきポイント」と向き合ったうえで、楽しく続けられて役に立つ手帳術を考えてから、書いてみることにしました。


2019年の手帳「私の舵取りノート」

2019年の手帳には「舵取りノート」というタイトルをつけました。

冒頭でも触れましたが、自分自身の生き方に、芯を通すためのノ手帳です。

それから、開くだけで楽しくて、アイディアが湧いてくる。そんな手帳にするつもりでいます。

舵取りノートは、こんな構成になっています。


●マンスリーページ
●1日1考ページ
●Myルールブック
●ひらめきの種ページ



舵取りノートのつくりかた

舵取りノートに使うのは、この手帳。



ハートアートコレクションのスケジュールノートです。

●マンスリーページの使い方

DSC07799


ここに記入するのは、「イベント」と「予定」です。

「予定は終わったら見返さない」という部分を思い出し、ふせんで貼り、終わったら捨てる方式でやってみます。


●1日1考ページの使い方

DSC07800


調べたいことや、考えたいことがあっても、いつも後回しにしてしまいます。そうして忘れていく。

目まぐるしい日々の中でも、毎日”気づき”や”学び”がほしい。そこで考えたのが1日1考ページ。

1日1つテーマを決めて、考えたり、調べたりします。

DSC07803

思いついたときに、先に調べたいキーワードだけ書いておけば、あとで調べるだけでいいし、調べ忘れもなくなりそう。

●Myルールブック

DSC07804


これまでのブログでも、いろいろな「Myルール」が登場しました。

ルールを決めたり、行動に名前をつけたりすることは、窮屈に受け取られがちです。でも、ルールは守るために決めているのではありません。生きるための参考書として機能します。

ーー無意識に自分のなかにあっただけの”ふわっとした考え”をまとめて、言葉にする。

それではじめてきちんと意識できます。
結果的に、なにかするたびに迷う時間が減ります。ルールから外れたら、基本に立ち返って、軌道修正をするためにも使えます。


このMyルールは、増えたり、変わったり、やってみたら違うな…と思うこともでてきます。だから記録しておくのがとてもむずかしいものでした。かと言って、ブログに残すだけだと(記事量が膨大なので)探し出すのも大変です。
せっかく決めても活かしきれなければ意味がない。だから、ここ数年の課題になっていました。


手帳のなかにMyルールブックを作ろうと思ったのは、見返す頻度の高さが一番の理由です。
何度も見返すことで、自分のなかに根づかせたい。ルールを少し変えるときに手に取りやすくしておきたい。

また、見た目の問題もクリアできます。
ルールが変わり、追記を入れると、見た目が悪くなります。それがたぶん、いやだと予想していて。

だからこそ、毎年変える手帳のなかに作っておけば、1年ごとに新しいルールを転記して、比較的きれいに使えそうだと思いました。

ルールには暮らしのことや家族のこと、生き方などいろいろなカテゴリがあります。それがごちゃまぜになるのも気になっていました。でも、綴じノート×インデックス方式なら大丈夫。

▼綴じノートに作る「インデックス」についてはこちらへ。
防災手帳のつくりかた|Indexをつくろう



●ひらめきの種ページ

DSC07806


ひらめきの種ページは、ジャンルを問わず、アイディアが生まれたときに書き込むページです。

ノートは3分割して使い、左から

・概要
・メモ/図解/ラフスケッチ
・キーワード/todo



となっています。

このあたりの書き方は「動くための読書術」で紹介しているものとほぼ同じです。

動くための読書術 | 基本の記録は3分割



「書くことがわからない」をなくそう

ノートを書くのは、片づけることに似ています。

頭のなかにたくさんある情報を、どんなノートに、どんなふうにしまっていくのか。

それをきちんと考えることで「書くことがわからない」がなくなり、記録が続けられるようになりました。


b_ornament_112_0L

【SNS】 ---各種SNSについて-のご紹介--

Twitter






Twitterでは、日々気づいたことや、気になるレシピ、サイトなどをつぶやいています。ブログに載らない情報のほうが多いです。
また、答えるだけで計画が完成する”ゆるプランニング”も定期配信しています。毎日の計画のほか、曜日ごとの計画なども。ただし、手動なので忘れることもあるかもしれません。また、投稿時間は一定ではありません。




Instagram(@rinca_fukafuka)

メインアカウントでは、写真とミニコラムを載せています。ちょっとした家事ネタなどが多いです。

\Click/
insta



Instagram(@rinca_note)

ノート専用のアカウントです。ほとんどの投稿は右→左の順で1段1テーマとなっています。

\Click!/
note


note


家事以外のことを雑多に書いています。基本的には実用ネタ。
「続けられる自分になる魔法」「時間術の公式」「こころの調律法」など。
そのほか日々の暮らしで思いついたことのエッセイや、こちらにも載せている家事小説なども。



b_ornament_112_0L
【著書】---暮らしをラクに楽しくするヒント集---


もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!7刷です/







b_ornament_112_0L



お仕事のご依頼をお考えの方へ
●お問い合わせをいただく前に、必ず下の「ポートフォリオサイト」をご確認ください。お受けしているお仕事や、お受けできないことなどをまとめてあります。お問い合わせ用フォーマット等もございますのでぜひご利用ください。
port
読者さんへ
●読者さんからのご質問・メッセージはこちらからどうぞ。
otoiawase

・ご質問等への回答はブログ上で行っています。個別のお返事は差し上げておりませんのでどうかご了承ください。

・個人の方は、本名や電話番号の記載は不要です。お名前に関しては掲載可能なものをお書きください。判断がつかない場合は、お名前イニシャルを記載しております。

個人様向けサービス(整理収納サービスやお悩みコンサルティング等)は承っておりません

・TwitterやInstagramなど、SNSからのご質問・ご要望は受け付けしておりません。(※見逃してしまうためです)

b_ornament_112_0L

【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


b_ornament_112_0L


みんなのとて家事3選





365日のとっておき家事 Story『√365』

IMG_20180501_202404
CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html




最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


この記事が気に入っていただけたら、
“応援の1クリック”をお願いします♡
更新の励みになります。


にほんブログ村 その他生活ブログ 家事へ
にほんブログ村