子どものころから、忘れものが多いです。
教科書、ノート、えんぴつや消しゴム……。学校についてから青ざめることがよくありました。
当時は性格のせいだと思っていました。――でも、たぶん違う。単に準備しやすい環境になっていなかったからだったのだと今は思っています。
今日のとっておき家事では「補充家事」をテーマにしました。
*目次*
「補充家事」とは?
お弁当グッズを忘れないための「補充家事」
「3」はマジックナンバー
みんなのとて家事3選
「補充家事」とは?
補充家事は、その名のとおり、「補充」をすることです。これは単に洗剤や調味料の詰め替えを指すだけではありません。私が考えているのは「次に使うときのための補充」も含みます。
たとえば、わが家ではフロアモップを使っています。毎回、シートを交換する必要があるのですが、この「交換」も補充と考えます。
そして「補充家事」のポイントは、前もって行うことです。
お弁当グッズを忘れないための「補充家事」
最近、私が忘れがちなもの。それは、娘とお弁当を食べるときに使う「お食事エプロン」です。そこで「補充家事」の考え方を使って、毎回、帰ってきたあとに意識してみることにしました。
これがお弁当用バッグ。
毎回、出かける前に準備するのをやめて、ここに、あらかじめ3つのものを入れておくようにしました。
(1)ウェットシート
→これはつねに入れた状態のもの。
(2)きれいなお食事エプロン
→帰ってきたらその都度補充。ついでにその日使ったものは取り出します。
(3)ごみ袋
→帰ってきたらその都度補充。
こうして補充のタイミングを決めたことで、忘れものがなくなりました。
▼ウェットシートやゴミ袋の使いみちについては、こちらの記事へ。お弁当の後片づけがぐっとラクになります。
「3」はマジックナンバー
覚える必要があるときは、なるべく「3つ」になるように意識しています。3という数はマジックナンバーで、記憶に残りやすいのだとか。
忘れものに困っていた過去の私に、こうした「補充家事」の仕組みを教えてあげられたらどんなにいいでしょう……。
今回は私の「お弁当グッズ忘れ」についてでしたが、この考え方はきっと、どんなご家庭でも使えるものだと思います。お子さんなど自分以外の人のために仕組みづくりをするのなら、頭で覚えるだけでなく、メモを作ってみるといいかもしれません。
著書について
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
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