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娘が1歳になったころから、料理のいくつかの作業を一緒にするようになりました。もちろん毎日ではありません。時間と気持ちと体力にとっても余裕があるとき限定。

あと数ヵ月で娘が3歳になります。そのときに、エプロンと子ども用包丁をプレゼントしたいと思っています。お食事エプロンだけれど、かわいいからきっと料理が楽しくなりそうなのが「マールマール」のもの。


それもあり、他にも一緒にできることがないかな? と手にとったのが『台所育児』という本です。今日のとっておき家事では、朝に本を読み終えてからすぐの「動く」をテーマにしました。

*目次*
 『台所育児』
 娘と一緒にやった一連の流れ
 はじめての「包丁」
 まとめ
 みんなのとて家事3選



『台所育児』

書籍『台所育児』は1歳からの台所仕事について書かれた本。

坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を
坂本 廣子
農山漁村文化協会
1990-12-15


著者の坂本廣子さんのお子さんの「キッチンデビュー」は1歳。シュークリームを作っているときに一緒にやりたがって、おままごとの道具などを与えても嫌がったことからはじまったそうです。

その後、幼稚園などでの講習会を経験しての情報が書籍にはまとめられています。

子どものうちからキッチンに立つことのメリットや、道具の選び方、声かけのコツ。たとえば道具は洋包丁ではなく「和包丁」が良いとか。

後半は、難易度別のレシピ集になっています。

娘と一緒にやった一連の流れ

さて、今朝、娘が起きてくる前にこの本を読み終えたので、そのときの「動く」エネルギーを生かして、一緒に台所に立ってみました。

いつもは洗う、ちぎる、拭く、入れる、混ぜるなどの作業を頼んでいるけれど、今回は一緒に朝食を用意してみることにしたのです。

(1)ぶりの霜降り

まずは、ぶりの霜降り。沸かしたお湯を一緒にぶりの切り身にかけました。

(2)ホイル焼きの仕込み

ぶりを使ったホイル焼きを一緒に作りました。一連の流れ、すべてを一緒に。

特にアルミホイルで包むのは楽しそうでした。

それから娘から一番遠いコンロで火にかけて。

(3)ぶりのぽん酢煮

最近よく作っている、まりえさんのレシピ。ぶりに調味料をかけてレンジで加熱するだけ。

余ったぶりを常備菜にする様子を一緒に作りながら伝えてみました。

(4)菜の花をゆでて、切る

菜の花を洗い、ゆでて、切る作業を一緒に。ここが一番神経を使いました。隣のコンロで火を使っているのもあるし、思い切って包丁デビューをさせてみたからです。

まずは切り方の見本を見せて、そのあとは後ろから手を持って。ゆであがった菜の花を一緒に切りました。最後はひとりでやりたいというので、一度だけ。

この「見守り」がハラハラして、どっと疲れてしまいました。

(5)ごはんをよそう

ごはんをよそってもらいました。これは何度かやっているので、一人で。

(6)ぶどうを洗う

ぶどうを房から外して、保存容器に入れ、今食べる分だけを洗いました。

これも娘一人で。

ぶどう農家さんのホームページで、ぶどうには「ブルーム」という粉がついていて、それを落としてしまうと鮮度が落ちやすくなると見たことがあります。

そこで、ぶどうは買ってきたら房からはずし、食べる前に洗う保存方法に。



ーーここまでで1時間。一人だったら、あと1、2品増やしてもトータル15~20分ほどで終わったんじゃないかな? と思う作業量ですが、やはりとても時間がかかりました。


▽できあがった朝食。ふだんより少なめなのに時間は倍以上かかりました。作る予定だった汁物とおかずもう1品は時間的に諦めました。
(疲れ切っていたので写真もぶれている……)

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今回は事前のプランなく、いきなり動いてみたけれど、もっとメニューを練ってからやったら、もっと楽しくなりそうです。

普段は、料理のお手伝いを頼めることがなくなると怒り出す娘ですが、さすがにこれだけたくさんやると満足したようです。怒ることなく朝食がはじまりました。

気持ちも身体もどっと疲れて、その後はだらだらした一日になってしまいましたが、疲れた一方で一緒に楽しむこともできました。

はじめての「包丁」

本を読んでいるときに「そういえば」と思ったことがあります。それは、素材によって硬さも切れ方も違うということ。

自炊するのが当たり前になった私には、すっかり「当たり前」になったことですが、娘にとっては一つひとつが ”はじめて”。

なるべくいろんな硬さのものを試していきたいです。

まとめ

・書籍『台所育児』は1歳からの台所仕事について書かれた本。子どものうちからキッチンに立つことのメリットや、道具の選び方、声かけのコツと、難易度別のレシピが書かれている。

坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を
坂本 廣子
農山漁村文化協会
1990-12-15


・一緒に台所に立つのは、家事育としても、遊びとしても楽しめる時間。(でも、特に低年齢であるほど)親の気力・体力・時間は大幅に削られるので、万全な日を選ぶのが大切と実感。


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【著書】---暮らしをラクに楽しくするヒント集---


もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


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三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!7刷です/







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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


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みんなのとて家事3選





365日のとっておき家事 Story『√365』

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CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html




最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


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