家事の総量をきちんと知り、小掃除を重ねることで、わが家から年末の「大掃除」の習慣がなくなって数年経ちます。

12月も、基本的にはいつものくり返し掃除だけです。「最終掃除」として、少しだけていねいにするよう意識するくらいです。

今日のとっておき家事では、年末の新しい行事として「超片づけ」を提案しています。

＊目次＊
　大掃除と合わせて新しい年末行事を
　超片づけとは？
　┗基本ルール
　┗用意するもの
　みんなのとて家事３選

大掃除と合わせて新しい年末行事を

わが家から、大掃除の習慣は消えました。それでも、こうした年末行事には大きな意味があります。
掃除のやる気を引き出して、家をきれいに保つためにすごくいいことだと思うからです。

掃除は日々のくり返しです。
かんたんにしたり、好きになる工夫をしたりしないと、やっぱり辛く感じられることもあります。

でも、年末に帳尻合わせをする機会があることで、また新しい年を新しいスタートラインではじめられるような印象があります。

今回は、大掃除ならぬ「超片づけ」について考えてみました。
（※「おおかたづけ」はどうにも読みづらかったので）

超片づけとは？

「超片づけ」は、その名の通り、年末に意識して片づけ時間を取ることです。

必要な片づけの量はご家庭によって違うはずです。だから、仕組みとしてご提案しますが、目標は自分で無理なく決めるというのがポイント

┗基本ルール

12月上旬にスタートし、タイムリミットを「12/23」に決めます。
それを過ぎるとクリスマスがあったり、年末年始で人によって取れる時間がまったく変わってきたりするからです。

（１）まずは、目標を決めましょう。

たとえば……

○期間内に500個のものを捨てる
○２畳分のスペースを完全にきれいにする
○キッチンの不用品をすべて発掘して捨てる
○家じゅうの粗大ごみを探して捨てる（※年末は捨てるタイミングに注意）

目標は【必ずひとつ】とします。
でも、期間内に【早めに達成した場合は、新しく目標を立ててOK】。

一度にいろいろ手を出すと、挫折する可能性が高いからです。

SNSを利用している方は、よろしければ、ハッシュタグ「 #超片づけ 」をご利用ください。

こうした取り組みは、かんたんに記録するとより効果的です。よろしければTwitterやInstagramで使えるタグ「 #超片づけ 」をご利用ください。

（※詳しくは、『時間が貯まる 魔法の家事ノート』（扶桑社）へ）

＊＊＊

私の「超片づけ」の目標は、

すぐ引っ越せるような片づけをすること。
今は使わないダンボールも１度開けて、今の住まいで使うものが混ざっていないか確認し、詰め直します。

荷ほどきは基本的に終わっているのですが、使わないものをざっくりまとめたダンボールがあります。

ただ、一部には使うものもまぎれているんじゃないかな…と感じていて。なので、来年の引っ越し時にスムーズに行くような確認・詰め直し作業をします。

１日１５分行います。

部屋を見たときに、片づいているように見える状態にできたらゴールです。

（※使わないものをまとめてあるはずなのだけれど、特に引っ越し当日に詰めたもの箱などに必要なものが紛れていることが。そこから取り出して荒れることがあるので。もう開けなくていいようにします。）

＊＊＊

ここからは、おまけです。

①片づけでやってよかったこと、失敗したこと

昔は足の踏み場もない状態だったので、３年かけてそこからどう脱出したのかという記事も書いています。

http://365kaji.blog.jp/archives/20170726.html


②やる気が出ないときは「タイムアタック」

部屋が散らかっていたころ、夫に「１日15分でいいから、ルーティンの掃除だけじゃなく、片づけをしてほしい」と言われました。

でも、どうしてもやる気が出ませんでした。

「15分も…」と思ってしまったのが原因です。そこでご提案しているのが「タイムアタック」！

タイマーにセットするのは「１分だけ」です。１分でクリアできたら、次は「２分」セット。それもできたら「３分」…と徐々に時間をのばしていきます。

１分だけなら絶対に動けますし、短い集中を繰り返すことで、早く、かんたんに片づけに取り組めます。

今でもやる気が出ないとき、１番役に立っている方法です。

▼基本ルールは以上です。さらに詳しい活用法を知りたい場合は、こちらへ。
『もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割』（扶桑社）

苦手なことや、好きじゃないことでも、かんたんで楽しくなる工夫ができたらいいな、と思っています。

 

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