23歳の7月7日。朝から土砂降りでした。

スーツを着た夫と、よそ行きのワンピースを着た私。傘を差しても吹き込んでくる雨に打たれつつ、電車に乗って、婚姻届を出しに行きました。その後は記念にフォトスタジオで撮影をして、夜は帝国ホテルでディナー。
せっかくの記念日だからと、一生けんめい予定を立てていました。あれからもう8年が経ちました。



今日のとっておき家事は、結婚記念日なので「夫婦の通信簿をつける」をテーマにしてみました。
この1年を振り返り、来年のこの日、もっといい関係でいられるように自分のやるべきことを見つける。そのために考えたものです。


記事の最後で、書き込み式のシートを無料で配布します。セブンイレブンネットプリントでの配布となります。
テキストで打ってあるものもあるので、デジタルで記録したい方はそちらをコピペしてご利用ください。

最初のほうでは、これまでの振り返りというか、自分のための記録のようなことを書いています。

ご自分用の質問を早くみたい方は ←こちら をクリックすれば飛べるのでどうぞ!


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とっておき家事とは?1日1つだけ行う、ちょっとだけ特別な家事のこと。詳しく知りたい方は、ブログの一番下にQ&Aがあるのでご覧ください。


index
入籍した日のこと
毎年、思い出すようにしていること
夫婦の通信簿をつけてみる
まとめ
▽ここからおまけコーナー
   暮らしのひとコマ
   いちおしとて家事
   著書について
   SNSについて
   連絡先について


入籍した日のこと


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入籍した日の写真はなかったのでその少し前の写真。
この間まで住んでいた東京の家。内覧に行ったときの写真です。




その日は、喧嘩から始まりました。

予定が詰まっているのに、夫が起きなかったからです。彼の寝坊はいつものことで、そのたびに私はお店やら結婚式場やらに遅刻のお詫びの電話をしていて、うんざりしていました。

夫は仕事で疲れているんだから仕方がないというけれど、寝坊癖は学生時代からです。謝ってくれないこと、準備が終わっているのにずっと待たされていることに苛々していました。夫は夫で、私がずっと苛々していることに腹を立てていました。



お互いに無言で電車に乗っていきます。休日の区役所に婚姻届を出すのはほんの一瞬で、拍子抜けしました。

フォトスタジオでの撮影は最悪でした。メイクもヘアアレンジも全然素敵じゃなくて悲しかったのです。今よりずっと痩せている時代だったというのに、今の私よりも太って見える髪型は、注文したものとかけ離れていました。
鏡を見たときの絶望を思い出します。


さらに、カメラマンさんとの相性も悪かった。
私たちは、いわゆる“ラブラブ”なカップルではありませんでした。友だちとしての付き合いが長くて、すでに家族のような存在だったのです。

だからこそ、とにかく密着するような指示だったり、頬にキスをして写真を撮るということだったり(断りました)はお互いに受け入れられなかった。自然な雰囲気の写真を希望していたけれど、正面からで、歯を出して笑うという指示ばかり。

まじめすぎると揶揄するように言われ続けるのも嫌だったし、表情も固く、ぐったりと疲れてしまいました。


極めつけは写真の料金!
事前に1万円だと聞いていたけれど、アルバムを買わないとデータがもらえないことがわかり10万円以上かかってしまったのです。データはウェディンググッズに使う予定だったので諦めることはできませんでした。

私の調査不足だったけれど、別なスタジオにすればよかったととても後悔しました。



地下鉄で日比谷駅に着き、帝国ホテルへ向かいます。駅からそう遠くはないけれど、あたりはすっかり暗くなっていて、雨がどんどん強くなっていく。

ディナーの予約の時間が迫っていて、夫は振り返らずに先を歩いていきます。慣れないヒールが痛くて靴ずれしていました。メイクのときにつけてもらったつけまつ毛も片方取れてきて、視界にひらひらと揺れます。

思っていた1日とはかけ離れていて、私たちは疲れ切っていました。もう泣きたかった。

夫が不機嫌な理由もわかっています。彼はこんなふうに過ごすのが本当は好きじゃない。私が記念にやりたかっただけです。それでも楽しい1日だったなら違ったかもしれないけれど、何もかもが微妙だった。


ーーでも、ディナーはおいしくて、記念日で予約していたこともあり、お店の方が写真を撮ってくださったりして、最後は和やかに締めくくられました。



あれからもう8年になるけれど、よく覚えているものだなあ、と思います。


結婚記念日のたびに思い出すようにしていること



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結婚式のとき、サムシング・オールドとして
私のものだけじゃなく
母、祖母、曾祖母それぞれの指輪を借りました。




毎年、結婚記念日が来るたび思い出すようにしていることがあります。

それは、私は今、夢の上に立っているということです。

「行ってらっしゃい」と「おかえりなさい」を当たり前に言える。ーーそれは、本当はとてもかけがえのないことなのだと。



10代のころ、学校で出会った夫。お付き合いが始まったのは19歳のころでした。最初から遠距離恋愛でのスタートで、いつも、どちらかが新幹線に乗っていくのを見送っていました。

会いたいとき、すぐに会えない。それは思っていたよりも辛いことでした。



だからこそ思うのです。
「またね」と言わなくていい生活は、本当は、とても幸せなことなのだと。


でも、私たちにとって、それはいつのまにか当たり前の生活になっています。夫は、私に行ってくるなんて言わなくなったし、私も照れくさくて行ってらっしゃいなんて口にしなくなりました。

イベントごとが嫌いだと言いながらも、夫が用意してくれていたプレゼントもなくなり、私も今年はコロナを言い訳に何も贈りませんでした。


ーー毎年、こうして思い返してみないと、当たり前で普通のことになった幸せに目を向けることはありません。



先日、義実家の取り壊す予定の建物から、昔のものが出てきたので見せてもらいました。それは恋人時代に撮ったプリクラだったり、出会った学校での写真だったりしました。夫も私もとても幸せそうに笑っています。
会えるだけでもうれしかった時代の自分たちが眩しく思えました。



結婚するまで、夫のことで愚痴を漏らしたりすることはありませんでした。喧嘩もごくたまに。

私たちがよく言い合いをするようになったのは、結婚してからだと思います。


でも、お互いに腹は立つけれど、それは決してマイナスなことだけではないーーと、このごろ感じるようになりました。それは、お互いに“別れ”を意識していないから本音で喧嘩をするのだ、と。

特に私は、人に対してマイナスなことを言うことさえできない性格です。友だちとさえ、ほとんど喧嘩になったことはなく、黙ってがまんするか、少し距離を置くかというタイプです。クレームをつけることすら躊躇われてしまう。

だから、夫が相手でなければ、静かに我慢して爆発していたんじゃないかなあとも思います。



それでも腹は立つし(夫は言い方がきつい)、夫もきっと思うことはあるでしょうから、そのあたりは変えていきたいと思っています。
言いたいことは言い合える。でも、喧嘩じゃなくて、もっと建設的なほうがいいと思います。


行ってらっしゃいと言いたい。でも、気恥ずかしくて言えない日々が続いています。そういうものも、もう一度変えられるのでしょうか。できるのであれば、変えていきたいとは思っています。



夫婦の通信簿をつけてみる


さて、こうした課題を受けて思いついたのが「夫婦の通信簿をつける」です。

結婚記念日がくるたびに記入します。そして、次の1年でもっと良い関係になれたらいいな…という目論見です。

こちらが質問集です。


結婚記念日に振り返りたい夫婦の通信簿1.楽しかったことは?

2.嬉しかったことは?

3.悲しかったことは?

4.腹が立ったことは?

5.どんなことで喧嘩をした?

6.言い過ぎたと思うことは?

7.してもらったことは?

8.してあげたことは?

9.報連相はお互いにできていた?

10.この1年を5段階で表すと?



書き込み用のシートも作りました。セブンイレブンネットプリントで配布するのでよければご利用ください。

▽こんな感じです。
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予約番号60272637
A4 カラー:120円/白黒:40円
2020/07/13迄


※上に書いてあるのはプリント代です。私に入るお金ではありません。カラーと白黒ではずいぶん値段が変わるのでご注意ください。

※配布期限後の再配布はご対応できません。これまでの無料配布について、後からたくさんご要望をいただくのですが、追いつかないため再配布無しとさせてもらっています。年に1度、このタイミングで配布していこうと思います。


まとめ


・夫婦の通信簿は、10個の質問でできている。

・毎年の結婚記念日あたりに記録を続けていきたい。




暮らしのひとコマ


息子の成長がとてもうれしいこのごろ。赤ちゃんらしさも可愛いけれど、乳児から幼児になっていく過程もとても愛おしいです。


イチオシとて家事

今日のイチオシとて家事は、じゅんさんのノンアルコールカクテル作り。これいいですね! 私もまだ授乳中でお酒が飲めないのでやってみたいです♡



あとがきindex
著書について
連絡先について


著書について



もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/









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