雑誌の切り抜き作業をしていたときのこと。レシピ特集を見ていて、ふと、あることに気がつきました。
本や雑誌の「1食分の献立」を丸ごと真似した経験がないということです。
たいてい、1~2品だけ真似をして、あとは家にあるものにしたり、家族や自分が好きなものに置き換えたりしています。
そこで、今日のとっておき家事では「雑誌の献立を、忠実につくってみる」をテーマにしてみました。
献立を丸ごと同じにするのがむずかしい理由
本や雑誌には、栄養バランスが考えられた1食分の献立がたくさん載っています。でも、それを丸ごと真似したことはありません。
考えてみると、3つの理由が思い当たりました。
①すべてが初めての料理をつくるのはハードルが高い
初めて作る料理と、作り慣れた定番の料理。かんたんなのは圧倒的に後者です。初めての料理だと、レシピを読み込んだり、理解したりする手間があるからです。
1食分の献立が提案されている場合、その作業をすべてのメニューで行っていく必要があります。だから、ハードルが高く感じていたようです。
②家族の好みにぴったりマッチしない
家族や自分の好みに合わない料理は、取り入れにくいです。残されるとわかっていたら、どうしても作る気になれません。
どんなによく考えられていて、おいしい料理だったとしても、やはり家族の人数が多ければ多いほど「好み問題」が出てきます。
③食品ロスにつながりやすい
その献立のために材料を揃えると、食品ロスに繋がりやすいです。普段使わない食材や調味料を買うこともあるし、余ったものをうまく繰り回していくのがむずかしくなります。
こうして3つの理由で「丸ごと同じ献立」を避けていたのだなあとわかりました。
「育脳ごはん」に挑戦
今回挑戦したのは、kodomoeで紹介されていた「育脳ごはん」です。
丸ごと真似してみよう!と思えたのは、上の3つの理由をうまくカバーしてくれたから。もちろん、子どもの好き嫌いがあるのですべてのレシピで「丸ごとまねっこ」は不可能でした。でも、紹介されたもののうち、すでに2つ同じ献立で作っています。
手間なく作れる2品で、しっかり栄養を摂るというものです。
実際に作ってみたのがこちら。
鮭フレークと冷凍枝豆のおにぎり。幼稚園に行く前だったけれど、すぐに準備できる手軽さだったので、4歳の娘が握りました。そしてかぼちゃと豆乳の味噌汁です。
これだけの手間で、しっかり「育脳」につながるのはうれしいです。
2品で栄養バランスがとれるうれしさ
朝食メニューはたいてい3~4品作るので、ハードルが低く感じられました。また、子どもが好きな座料が多かったり、特別な調味料がないことなどもよかった。
レシピはありませんが「育脳ごはん」の基本的なことはWeb版でも見られました。
・
ちなみに、後日別な献立も丸ごと試してみました。フレンチトーストと、ブロッコリー入りコーンポタージュです。こちらも手軽でとても良かったです(*^^*)
まとめ
・「まるっと同じ献立」はハードルが高い。
・「育脳ごはん」は少ない品数と少ない手間で栄養をカバーできてとても良かった。
▽私の雑誌スクラップ法についてはこちら。
▽育脳ごはんの記事を監修されている小山さんの著書も読んでみようと思いました。
暮らしのひとコマ
三條 凛花📖『魔法の家事ノート』『365日のとっておき家事』@Rinca_366✍ほしいものメモ
2020/10/04 17:25:02
マスクフック!
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イチオシとて家事
むぎ@mugidontw今日は庭掃除もした。草むしりして、咲きにくくなってる金木犀を剪定して、買ってきたブルーベリーの木を植えた。 庭がきれいだとなんか嬉しい。でも庭がない方が楽でいい。 #とっておき家事
2020/10/04 18:28:48
著書について
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
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三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。