毎日がとても濃くなった――。
とっておき家事をはじめて、そろそろまる5年になる今、日々実感していることです。
今日のとっておき家事では、リマインダーアプリを使った自分時間のつくりかたについて書いています。
夫を送り出し、洗濯機をセットして、卵かけごはんだけの朝食をとる。今日こそこの部屋をなんとかしよう! と、足の踏み場もないような部屋を見て意気込むものの、どうにもソファから立ち上がることができない。
とりあえず収納の記事でも探してやる気を出そう。そう思って見始めたら、関係のないリンクをどんどんたどっていき、当初の目的を忘れてしまう。そして、ふいに眠気に襲われて、――気がつくと日が暮れている。
フルタイムで働いているわけでもなければ、子どもがいるわけでもない。それでいて家事もしていない。きっと、誰よりも楽な環境。それなのになにもできない自分。自己嫌悪でいらいらするし、落ち込むし、やる気がどんどんなくなっていく。
そんな日々のくり返しでした。
とっておき家事をはじめて、5年近くで2,000個以上もの「+αの家事」をしてきました。今の私の1日は、こんなふうに変わりました。
朝起きたら、毎日必ず朝にすると決めた家事を淡々とこなしていく。猫トイレの掃除や、子どもの身じたく、猫の食事の世話、家中のカーテンを開けていくこと……。それから朝食作り。その日の持ち時間に合わせて柔軟に。
たとえばある日は、塩バターブレッドをトーストで温めて、トマトチーズオムレツを焼き、同じフライパンで小松菜をソテーし、スープと一緒に添える。デザートはキウイの蜂蜜漬け。
家族を送り出したら、うっすら汗をかくくらい家事をする。子どもたちが床に散らかしたものをすべて元に戻し、椅子など障害物になるものはすべてテーブルの上などに上げておく。モップをかけて、掃除機をかける。洗面所の鏡を拭き、洗面ボウルを軽く掃除し、タオルは交換する。浴室も掃除し、1度目の洗濯機を回す。
ここまでで、朝の家事時間がひと段落。そのあとは、曜日ごとに行う家事や、月に1度行う家事、子どもとの遊び時間などを子どもの機嫌に合わせてやっていく。子どもが昼寝をしたら仕事の時間を1時間から2時間ほど取る。昼食をさっと用意して、下の子がまだ寝ている間に食べる。
午後は天気に合わせて動く。晴れていたら下の子を連れて、片道20分ほどのスーパーや100円ショップまで散歩がてら出かける。雨だったらハンドメイドやアイロンがけ、絵本の読み聞かせなど、家でできることをして過ごす。
15時になったら夕飯の仕込み。上の子が幼稚園から帰ってきて、子どもたちとお風呂に入る。夕飯を食べ、夜の家事時間。このとき、部屋のリセット片づけ、洗いもの、洗濯の3つは必ずする。BGMを流すのがやる気を出すポイント。
21時までには子どもたちをなんとか寝室に連れていく。みんな眠ったら、スマホで明日の計画を立てて、仕事時間を少し。下の子が何度も夜泣きするから、だいたい20分に1度中断される。そのまま寝落ちしてしまうことも多い。
寝落ちせずに済んだ場合は、23時半にはふとんに戻り、ストレッチなどをして休む。これで私の1日は終わり。
ひと通り書き出してみると、1日の濃さの違いが見えてきます。
でも、仕事や家事ではなく、子どもと遊ぶのでもなく、自分のために使う時間には物足りなさを感じている日々です。
そこで、今日のとっておき家事では、リマインダーアプリを使って、自分時間を確保していく仕組みをつくりました。
リマインダーアプリで自分時間を確保する
家事は悩まず、迷わず、調べずにできるようになりました。
でも、この半年ほど、特にできていないことがあります。それは「自分時間を楽しむ」こと。
家事をてきぱきこなすことで、時間そのものはたっぷりある。でも、幼児との生活だから自分のためには使えません。仕事時間も昼寝中になんとか捻出している感じ。
こうした背景があるため、2つの理由から自分時間があまり取れていません。
①家事や仕事を先取りしてしまい、時間がなくなる②急に時間が空くとなにをしていいかわからなくなる
①については、家事だけじゃなく、仕事にも作業目標を決めることで解消しました。
問題は②です。この記事にあるように、曜日ごとのテーマを決めてやってみたりもしました。
でも、せっかく決めたルールを忘れてしまうという問題が。そこで取り入れたのがリマインダーアプリです。
リマインダーアプリの基本的な使い方は、昨日の記事をご覧ください。このアプリを使って「自分時間」もリマインドしてもらうことにしました。
こんなふうに曜日ごとに自分時間テーマを決めて、夜9時になったら通知されるように設定しました。
月曜日 レシピノート作り火曜日 小説を読む水曜日 刺繍木曜日 読書ノート作り金曜日 何でもいいからノートタイム土曜日 小説を読む日曜日 読書ノート作り
これにより「何をしていいかわからなくて時間をむだにする」ことがなくなりました。
また、子どもたちの寝かしつけあとに、ふとんから出られなくなることも減りました。通知がくるので「そうだ、読書ノートつくろう!」と起き出していけるようになったのです。
家事時間がかんたんで濃いものになったように、自分時間も濃くしていきたいと思っています。今は曜日ルールだけですが、これからもっとブラッシュアップして、毎日「今日はとても楽しかった!」といえるように過ごしたいです。
まとめ
・リマインダーアプリを使って、自分時間を管理する。
暮らしのひとコマ
三條 凛花📖『魔法の家事ノート』『365日のとっておき家事』@Rinca_366免許更新、やっと行けました。
2020/10/13 22:33:26
20歳のころの免許よりも全然良い写真で、メイク技術の向上を感じる……✨ パーソナルカラーを知ったことも大きいかも。
この5年の写真は特にいやだったから変わってうれしい(*^^*)
パーソナルカラーはソフトオータムです。骨格診断やパーソナルカラー診断を受けてから、クローゼットの中身がすっきりしたし、買いものも失敗しにくくなりました。気になる方は、レポをまとめているので、ブログ内で「骨格診断」や「パーソナルカラー診断」を検索してみてください(*^^*)
イチオシとて家事
じゅん@JMaugunこんにちは。今日の #とっておき家事 は割烹着の置き場所を作る。最近パジャマで家事をして、パジャマを汚す事がちょいちょいあるので、可愛い割烹着を買いました。ワンピースみたいな感じで気に入ってます。でも片付ける場所がない。というわけで収納する場所を考えて作ります。
2020/10/13 13:36:36
かわいい割烹着! 素敵。じゅんさんは着物を着られるので、割烹着も和のイメージで似合いそう。
私もエプロンを片づける場所がないので、キッチン棚の目立たないところにフックで空中収納しようかなーと思いつつ数ヶ月経ちました← こちらもリマインダーアプリで予定に入れてやっていきます。
著書について
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
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【Q&A】 ---このブログについて---
Q. このブログは、どんなブログ?
このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。
Q.だれが書いているの?
三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。