子どもが小さいうちは、定期的な「収納の見直し」が必要です。
せっかく使い勝手のよい収納ができていたとしても、子どもの成長に合わせて、困りごとが発生するから。
上の子に合わせた片づけ方をしていたけれど、下の子がとにかくいろいろなものを引っ張り出して、ばらまく。その片づけに一日中追われる。
この状況を打破するべく、収納の見直しをしました。
小さな子どもと片づけの関係については、ざっくり3つの時代に分けられます。この記事では、それぞれの特徴と、この日のとっておき家事でしたことについて書きます。
動き出す前の赤ちゃん時代
まずは、動き出す前の赤ちゃん時代です。
この時期は「親が管理しやすい方法」でのおもちゃ収納が最適です。親が主体になって遊んであげるからです。
よく使うおもちゃをひとまとめにするくらいで済むので、比較的楽です。
ただし、兄姉がいる場合はまた変わってきます。手の届くところに、小さなパーツが落ちないようにする必要があります。
わが家では、誤飲の危険があるものは、届かない位置に収納して、申告制で出すような形に落ち着きました。
わが家では、誤飲の危険があるものは、届かない位置に収納して、申告制で出すような形に落ち着きました。
分別がつかない幼児時代
自分で動き出すようになったものの、お片づけという概念がない。そんな幼児時代。この時期が、親にとっては一番大変なのでは…と思います。
とにかくいろいろなものを出しっぱなしにされる。壊されたり、誤飲したりといった危険もある。
これは今のおもちゃ部屋、一部の様子です。この日のとっておき家事では、おもちゃ収納の見直しをしました。
・片づけが大変なもの
・小さなもの
・壊れやすいもの
は、隠すようにしています。
高いところに置いて取れないようにする。
一人では開けられないような箱に入れる。
バンカーズボックスに入れて、存在に気づきにくくする。
そして、下の子がひとりでも遊べそうなものを、手に取りやすい位置に持ってきています。
パーツが少ないものや、壊れにくいもの。たとえばぬいぐるみ、数冊の絵本、車のおもちゃなど。あまり触れてほしくない上の子のおもちゃは、一人で開けられないような箱に入れてあります。
下の子は絵本が大好きです。
絵本がたっぷり入った棚から、毎日すべて本を出されて、戻すのがとにかく大変でした。棚の扉には市販のいたずら防止テープを貼って開かないようにし、出しておく絵本は5冊以内にしています。たいてい、ここに入れています。
こどもちゃれんじの絵本類も、毎日何度も何度もこの収納に戻していて大変だったので、今はダンボール箱に入れて隠しています。
▽こちらの収納アイテムについては過去記事で書いています。
「隠す」作業を少しずつ進めた結果、片づける時間が減りました。
自立しはじめた幼児時代
上の子のときを思い返すと、何歳くらいだったでしょう。2歳、3歳くらいからだったか…。
少しずつ「片づける」という概念がわかってきたとき。この時点で、また収納を見直す必要があります。
これまでの2つの時代では、親が片づけることを念頭においた収納になっているからです。子どもが自分で片づけやすいように、整えていく必要があります。
たとえば、スケルトン空中収納。
・
仕切り付きのケースなど。
まとめ
・小さな子どもがいると、大体3回の収納見直しが必要になる。
暮らしのひとコマ
三條 凛花📖『魔法の家事ノート』『365日のとっておき家事』@Rinca_366【とて家事ノート】
2020/11/04 16:43:09
上の子に手がかかるようになってからお休みしてたノート。(約2年続けてた)
やっぱり見返しやすさは紙が一番! 続けやすいレイアウトとルールを年末までに決めていきます。
詳しくはそのうちブログにまとめます。 https://t.co/vVmFTcAi3G
イチオシとて家事
にな@とっておき家事ノート@2727diary11月のとっておき家事その4「変わった野菜を使う」
2020/11/04 21:11:33
黒大根ともものすけかぶを買いました。もものすけかぶは皮を剥くとまるで桃🍑な蕪が現れました!塩もみしてバラのサラダにしました🌹色味も綺麗でだし甘かったです!
黒大根は塩もみしても… https://t.co/tnTso2gKMc
著書について
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
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このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。
Q.だれが書いているの?
三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。