「今年のやり残しクエスト10」と題して、やりかけになっていたこと、後回しにしていたことを10個年内に消化しています。
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今日のとっておき家事では、その中のひとつ「エンディングノートについて考える」をテーマにしました。
「エンディングノート」が進まない理由
エンディングノート作りは、結婚当初から取り組んでいます。でも、うまくいっていません。私の場合、理由は2つです。
①「もしも」を考えるのがしんどい
シンプルな理由だけど、万が一を考えるのって、怖いです。想像するだけで嫌な気持ちになり、なかなか進みません。
でも、――私になにかあったとき、情報がなければ困るのは家族です。考えるたびにしんどくなるけど、それでも向き合っていくべき問題だと考えています。
②家事ノートとの連動について
生活に関するものは「家事ノート」にまとめています。
▽家事ノートの説明は省きます。詳細はこちらへ。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
とりあえずそれを見てもらえれば困らないようにはなっています。このあたりとの連動をどうしていくのかが課題でした。
エンディングノートに同じものを書くのは時間がかかり大変です。さらに、情報が変わったとき、手直しする場所が2ヵ所になるのもしんどい。
でも、家事ノートにはたくさんの情報が詰まっているので、そこから “もしもの時” に必要な情報だけを抜き出すのも大変だと思います。
シンプルに考える
最終的に出た答えは「エンディングノートは作る」「でも、最小限の手間で」ということです。
新婚当初から、市販のエンディングノートやネットで無料ダウンロードできるエンディングノートなど、さまざまなものを見てきました。どれも情報量が豊富です。
家事ノートにあるような「家族が知らないと困るような情報(預貯金やクレジットカード、パスワードなど)」だけではなく、どのような最期を迎えたいのか、葬儀はどうしてほしいのかといった希望など、どちらかというと親から子に向けた内容。自分史的な内容などまであります。
どこまで作り込むのかがむずかしいのです。
最終的に行き着いたのは、シンプルな答えでした。
使うのは夫が社員旅行のおみやげに買ってきてくれた小さなノート。
①もしものときに連絡してほしい人の情報
私の仕事はいわゆる “フリーランス” に当たります。会社に所属しているわけではなく、その時々で一緒にお仕事させてもらっている方がいます。
連絡してほしい相手はおもに身内と仕事関係。そう考えると、仕事関係の方の情報を少し大きめのふせんに書いてノートに貼る方法が良さそうだと思いました。
試作したものです。
私の場合は、仕事関連だけ書いていますが、プライベートの場合も同じことができます。連絡先や関係は変わるものです。ふせんなら手直しがしやすいはず。
②預貯金やパスワードなど、知らないと困る情報
家事ノートにあるので、わざわざ2回作ることはしません。項目としてあげておき、家事ノートのどのあたりに書いてあるかという記載をするつもりです。
③家族へのメッセージ
年齢的にいうと、まだまだ長い人生のはずです。でも、災害や事故、コロナのように、思いがけないことはあるのかもしれません。
そうしたときに、突然ふっと消えてしまうよりは、何かしらメッセージが残っているだけでも、気持ちは違うんじゃないかなあと思います。
家族へのメッセージを書いておき、その保管場所をノートに書いておく。そんなイメージでいます。
まとめ
・私のエンディングノートは3部構成。
・残すことが大事なので、挫折しないように、必要な情報だけをシンプルにまとめる。
暮らしのひとコマ
三條 凛花📖『魔法の家事ノート』『365日のとっておき家事』@Rinca_366年賀状のコメント書きしてます。
2020/12/05 16:34:27
4歳娘が戦力になり、とても助かってる!!
身内宛のを娘にお願いしてます。
半分ほど終わりました。今年も12月15日の投函を目指しています。
イチオシとて家事
にな@とっておき家事ノート@2727diary12月のとっておき家事その3「冷蔵庫の整理」
2020/12/05 22:08:35
ドアポケット周り編。
賞味期限が年単位で切れている調味料(変わり種って使い切るの難しい)やお酒(夫婦共に飲まなくなった)を捨てました。
ワインはさすがにもったいないので料理に使うこと… https://t.co/mDlBlO6QYI
著書について
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
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【Q&A】 ---このブログについて---
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このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。
Q.だれが書いているの?
三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。