できなくても別に困らないけれど、できたら素敵だなあ……と思う家事を、憧れ家事と呼んでいます。
今日、2月8日は事始め。この日は無病息災を願って「お事汁」を飲むそうです。今日のとっておき家事では、お昼にお事汁をつくってみました。
材料
お事汁は、6種類の野菜等を入れることから「六質汁(むしつじる)」とも呼ばれるそうです。
もともとは年神様をお迎えするために、正月や農事の初めや終わりなどに食べるもの。芋、ごぼう、人参、大根、こんにゃく、小豆が伝統的な具のようです。特徴的なものだとやっぱり小豆ですよね。お味噌汁にいれるイメージがありません。
食品メーカーのホームページなどでレシピが載っていたのですが、アレンジしても良さそうだったので、わが家のお事汁はこんなルールにしました。
食品メーカーのホームページなどでレシピが載っていたのですが、アレンジしても良さそうだったので、わが家のお事汁はこんなルールにしました。
「根菜を含む6種類の食材で作る、味噌汁」
今日使ったのは、
・にんじん
・大根
・大根
・さつまいも
・油揚げ
・豆腐
・こんにゃく
です。
つくりかた
特に気負わず、普段の味噌汁を具だくさんにするイメージで。
私はごま油で具材を炒めてから、普段通りの味噌汁の手順でつくりました。野菜は半月切りなどにして薄くし、食べやすく。
小豆はゆであずきを使うと手軽にできそう。
コツなど
数年前のとっておき家事で、日本各地の「郷土汁」に凝っていたことがあります。
飛田和緒さんのこの本を参考に、いろいろなものを作ってみました。そのときに感じたのが、各地の郷土汁のベースはとても似ているということです。
たいてい、人参と大根が入ります。そこにごぼう、れんこん、里芋などのいずれかが加わり、味つけはだいたい味噌か醤油。特徴的なもの(魚やごはんで作った餅、納豆など)が入る郷土汁もありますが、ベースは似ているケースが多いのです。
今回のお事汁(風)も、そんな郷土汁に似た味わいの、素朴で優しいものでした。
ちなみに、お昼ごはんの献立はこんな感じでした。白ごはんに、お事汁。
メインは卵の信田袋煮。これはとてもかんたんで、和食のメインに重宝します。お肉やお魚の気分じゃないなー、でも卵焼きも違うな―というときに便利。
半分に切って、袋状に切り開いた油揚げに、生卵を入れて、パスタで口を閉じ、コトコト煮るだけ。私は白だしを少し入れたもので煮ることが多いです。
それから彩りがほしかったので、ブロッコリーの磯辺和えとトマトのっけ冷奴。
まとめ
・2月8日はお事汁を食べる日。
・お事汁は「六質汁」とも呼ばれ、6種類の材料を入れれば現代風アレンジで気負わず作れそう。
・人参、大根、こんにゃくあたりをマストアイテムにすればそれっぽくなりそう。
こうした季節行事のことは、歳時記ノートにまとめるのがおすすめ。
歳時記ノートは、季節行事やイベントについての情報を自分で調べ、自分でまとめた「図鑑ページ」と、やってみたことをまとめた「ログページ」で構成されるものです。季節行事のたびになにかを調べなくてすむようにし、もっと気軽に楽しめるようにするために作っています。子どもとの会話にも役立つと見込んでいます。
歳時記ノートはつくるのに手間と時間がかかるので、面倒だな―という人や、つくるのは好きだけど時間が取れないという人は、とりあえず「歳時記ログ」が手軽でおすすめ。
暮らしのひとコマ
三條 凛花📖『魔法の家事ノート』『365日のとっておき家事』@Rinca_366お昼は中華。
2021/02/05 17:16:02
昨夜の残りを麻婆カレーにアレンジするつもりだった。すっかり忘れてて酸辣湯を作ってしまったので、そのまま食べた。
子どもたち用に辛くなく薄味でつくり、取り分けた後に豆板醤などを入れて、最後に花椒などを後がけしてます。… https://t.co/R0DRS4Vy3g
イチオシとて家事
孝子@MASA3_TAKAKO#とっておき家事
2021/02/07 21:36:42
#孝とっておき家事
【ゴミ回収を申し込む】
0207 No.8
祝日受付ありだったので23日に申し込みました。あとは持参するのみ!
著書について
三條 凛花
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2018-03-09三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/
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このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。
Q.だれが書いているの?
三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。