\新刊発売中/
過去の著書2冊の内容をぎゅっと1冊にまとめたボリューミーなムックです。「家事スケジュール」が書き込める別冊ノート付き。
※本文の内容は同じなので、すでに過去の著書をお持ちの方はご注意ください。




この1年間で、少しずつ作ってきたものの一つに「ギャラリーブック」というノートがあります。
子どもの落書きや幼稚園での制作、折り紙といった平面の作品を、厳選してスケッチブック1冊にまとめたものです。

「娘の年少さん1年間の作品集」を作り終えました。ちょうどスケッチブック1冊が埋まりました。

今日のとっておき家事テーマは「ギャラリーブック(年少編)を完成させる」でした。

5f9d3f34

とっておき家事とは?1日1つだけ行う、ちょっとだけ特別な家事のこと。詳しく知りたい方は、ブログの一番下にQ&Aがあるのでご覧ください。


index
ギャラリーブックとは?
1年作ってみて見つけたコツ
「捨てない選択」ができる嬉しさ
まとめ
▽ここからおまけコーナー
   暮らしのひとコマ
   いちおしとて家事
   著書について
   SNSについて
   連絡先について


ギャラリーブックとは?


上にも書いていますが、「子どもの落書きや幼稚園での制作、折り紙といった平面の作品を、厳選してスケッチブック1冊にまとめたもの」です。


詳しい作り方は、過去の記事にまとめています。

スケッチブックとはさみ、テープのりがあれば作れます!




1年作ってみて見つけたコツ


さて、月1でつくるのはなかなか難しかったけれど、3ヵ月に1回くらい、作品ボックスがいっぱいになったタイミングでこつこつ作ってきました。やってみて「こんなふうにすると楽しいな」と思ったコツがあったのでご紹介します。


1.同じテーマのものを時系列で並べると、成長が見えてくる


s-DSC05468


娘が描いたアンパンマン3つ。右側から左側に向けて時間が経過しています。最初は「頭足人」だったものが、しっかり身体と手足がつき、描き込みがしっかりされていく。1年間での変化が顕著に見られて驚きました。


2.エピソードを添えると楽しいかも

s-DSC05469

まだ書き込んでいませんが、この絵のなかの2つには、エピソードがあります。

上のほうにある、ちょっと不機嫌そうな顔。これは、かまってほしかった娘が私に手渡してきたものです。「怒ってる! 遊んで!」という意味だそうです。すごく微笑ましく思いました。

右下にある、リボンに手足が生えたようなもの。これは娘いわく「リボン怪人」なのだそう。誕生日にプレゼントをくれる優しい怪人なの、という発想に思わずにっこりしてしまったのを覚えています。

こうしたエピソードもメモしてあげたら、もっと楽しめるノートになるだろうなあと感じました。


3.折り紙は、ルールを決めて貼る

s-DSC05470

周りのママ友からもよく聞くのですが、幼稚園に通いだしてから、折り紙がものすごーーーく溜まります。しかも捨てようとすると怒られるし、親としても罪悪感がある。

もちろん、すべてをギャラリーブックに貼ることもできないので、2つのルールを決めて貼ることにしています。

①難しいものをはじめて作れたとき
②顔を描くなどひと手間加えているとき

このルールを設けてから、手放す・残すの判断がしやすくなりました。

①に関しては、最近だと鶴。私は6歳のころでも折れなかったと記憶していますが、一度教えただけで覚えてしまって、親子なのにこんなにも違うのかと衝撃を受けました。


4.意味を書き込む

s-DSC05471

子どもの絵って、独特の発想だったりすることが多いです。子ども自身も作ってからしばらく経つと忘れてしまうようなので、なるべくすぐに、意味を書き込んであげたいと思いました。



「捨てない選択」ができる嬉しさ


娘の描く絵がとても愛おしいです。


娘は外では大人びていて、家ではものすごくわがままで泣き虫だという面があります。
最近は少し減ってきましたが、1年前は、本当に些細なことで毎日20回~30回も泣かれてぐったりしていました。

(※たとえば、出した食事に嫌いなものがあっただけで泣く、みたいな)

目が離せない下の子もいて、知り合いもほとんどおらず、入園式を境にコロナで家にこもりきり。毎日がいっぱいいっぱいで、――そんな中での娘の不機嫌さに心が折れる日々を送っていました。

でも、泣きながらひとりで上の階に行った娘が降りてきて、未だ苛立ちと疲れがある私に、「まま ごめんね」とか「まま だいすき」などのメッセージと、思わずくすっとなってしまうような絵を添えていつも渡してきます。

それを見ると、心のとげとげした部分が、つるりと丸くなるのを感じるのでした。



だからこそ、日々の落書きや手紙を捨てるのが忍びないです。

すべては貼れないけれど、ある程度厳選してギャラリーブックに残していく。それをたまに眺めてみると、胸の内がぽっと温かくなります。


手間はかかるけれど、日々の落書きや折り紙といった、小さな作品を捨てたくないという人にはとてもおすすめの方法です。

▽去年、子どもの落書きがぬいぐるみになるサービスを活用しました。安くはないので誕生日プレゼントなど特別なときにしかむずかしいけれど、やってみてものすごくよかった!



まとめ


・ギャラリーブックは、子どもの落書きや幼稚園での制作、折り紙といった平面の作品を、厳選してスケッチブック1冊にまとめたものです。




暮らしのひとコマ


植物図鑑作り、楽しいですよ―!
雑草って、とてもよく似たものがたくさんあります。ネットで調べてもぜんぜん見分け方がわからないものは、図書館で専門書を借りて、徹底的に違いを調べていました。今は書きものをする時間がほとんど取れないので、下の子が幼稚園に入ったら再開したいと思っています。

日付が要らないノートだから、いつでもやめられて、いつからでも再開できます。



イチオシとて家事



あとがきindex
著書について
連絡先について


著書について



もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/









CONTACT



ご連絡についての窓口と注意事項についてまとめています。



お仕事のご依頼をお考えの方へ
●お問い合わせをいただく前に、必ず下の「ポートフォリオサイト」をご確認ください。お受けしているお仕事や、お受けできないことなどをまとめてあります。お問い合わせ用フォーマット等もございますのでぜひご利用ください。
port
読者さんへ
●読者さんからのご質問・メッセージはこちらからどうぞ。
otoiawase

・ご質問等への回答はブログ上で行っています。個別のお返事は差し上げておりませんのでどうかご了承ください。

・個人の方は、本名や電話番号の記載は不要です。お名前に関しては掲載可能なものをお書きください。判断がつかない場合は、お名前イニシャルを記載しております。

個人様向けサービス(整理収納サービスやお悩みコンサルティング等)は承っておりません

・TwitterやInstagramなど、SNSからのご質問・ご要望は受け付けしておりません。(※見逃してしまうためです)



b_ornament_112_0L


【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。