\新刊発売中/
過去の著書2冊の内容をぎゅっと1冊にまとめたボリューミーなムックです。「家事スケジュール」が書き込める別冊ノート付き。
※本文の内容は同じなので、すでに過去の著書をお持ちの方はご注意ください。




長期休暇になるたびに、子どもの過ごし方の工夫をいろいろ試してきています。今回は、ふせんを使った「迷わない」仕組みを考えてみました。

試作なので、何度でもやり直せるように付箋と紙を使ってやっています。

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とっておき家事とは?1日1つだけ行う、ちょっとだけ特別な家事のこと。詳しく知りたい方は、ブログの一番下にQ&Aがあるのでご覧ください。


index
材料
つくりかた
コツなど
まとめ
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   暮らしのひとコマ
   いちおしとて家事
   著書について
   SNSについて
   連絡先について


材料


・ふせん(3色くらいあると良さそう)

・紙 3枚


つくりかた


1.ふせんに、子どもがやることを書いていきます。


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私は「誰とするか?」で色分けしています。

後で書きますが、この色分けの方法は、いろいろバリエーションがありそうです。


緑→ひとりでもできること
黄色→姉弟一緒にできること
ピンク→ママが一緒にやること
タイトル


5歳と2歳の子どもたち。下の子に手がかかることが多く、上の子がそこに割り込むことで身動きが取れないことが多いです。

たとえば昼寝の寝かしつけをしているときに「まま、一緒に遊んで!」と下の子を起こされてしまう。下の子は眠くていらいらして泣き出し、そこから何もできない……ということがよくありました。


だから、「ママが寝かしにいっているときにでもできること」として緑の付箋部分を作ってあります。



2.3つのゾーンに分けてふせんを貼る。


右から「まだ」「いま」「おわった」と書いてあります。

はじめは「まだ」の場所にふせんがあります。
「これからやろう!」と思うものを「いま」の部分に移します。
終わったら「おわった」欄に移動させる。

こうして流れを作ることで、何かをやりかけ、散らかしっぱなしで次の遊びへ移行することが少し減りました。

また「まだ」欄を見れば、今から何をするかを思いつきやすいようで、急いで家事をしているときに「ひま!ひま!」と連呼されて時間がかかることが減りました。




コツなど


より詳しいお題リストを作っておくと便利。


一口に「こうさく」や「おえかき」と言っても、何をしていいか思いつかないことは多いと思います。

だから、これまでの長期休暇では、あらかじめお題をたくさん考えておき、その中から選んでもらうようにしていました。

たとえばおえかきなら、

・おえかきドリルに挑戦
・果物を描く
・絵の具で描く
・顔を描く
・建物を描く
・実物を見て描く
・キャラクターを描く

などなど。


▽お題に使えるのがこちら。



ただし、いくらお題があっても、実際にやるところまでいかなければ意味がありません。

そういう意味で「今、これをやる」というのがはっきりわかるこの仕組みと、たくさんのお題とをかけ合わせると、とても楽になりそうです。




分け方のバリエーションいろいろ

色分け方法として、私は「誰と?」を軸にしました。けれども、ここは家庭によって合うものが違ってきそうです。

たとえば小学生のお子さんだったら、ほとんどのことを一人でできるはず。「誰と?」ではなく、「何を?」で考えたほうが良いと思います。


分け方例①

1.しゅくだい
2.(自発的な)べんきょう
3.あそび

分け方例②

1.べんきょう(しゅくだい含む)
2.あそび
3.おてつだい


分け方例③

1.かんがえる
2.かく・つくる
3.うごく


「いま」欄はスリークエストと組み合わせても良さそう。


スリークエストという時間管理方法を考案しています。これは、次の正時までに、優先的に取り組みたいこと3つを絞って動くというものです。


説明画像_スリークエストとは?


「いま」欄に貼るふせんを、次の正時までで3つというルールにすると、すごく捗ると思います。


▽詳しくはこちら。



まとめ


・子どもが充実した夏休みを送るために、3ゾーンリストをつくろう。

・「まだ」「いま」「おわった」の3種類のゾーンにふせんを貼ってやっていくもの。習慣化したらマグネットで作っても良さそう。

・ふせんの色分けが肝。

・「いま」欄とスリークエストを融合させるのもおすすめ。

・大人の家事・仕事管理にも使えそう。

暮らしのひとコマ



イチオシとて家事



あとがきindex
著書について
連絡先について


著書について



もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
三條 凛花
三笠書房
2017-12-08
この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


時間が貯まる 魔法の家事ノート
三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版!9刷です/









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・TwitterやInstagramなど、SNSからのご質問・ご要望は受け付けしておりません。(※見逃してしまうためです)



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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。