今日だからこそやってみたい365日のとっておき家事。1月17日の家事は「非常食を見直す」です。
早いもので阪神・淡路大震災から20年が経ちました。当時は小学生だったことや、震災の起きた関西からは遠く離れたところに住んでいたことからあまり事の重大さを実感できずにいました。
大人になってからですが、当時の写真や被災した子どもたちの書いた作文を読む機会があり胸が痛みました。なにげない日常が突然壊れてしまうという恐怖。そして、その時に身を守るために、さまざまな準備をしておいた方が良いのだと改めて思います。
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記念日協会のホームページによると、震災時にボランティアによるおむすびの炊き出しが行なわれたことから、その善意をいつまでも忘れないために震災の発生した1月17日を「おむすびの日」と制定したのだそうです。
そこで、防災にまつわることの中でも「非常食」の見直しをしようと考えました。
昨年までは、3月11日と9月1日に防災について見直しをしてきました。その際は、必要なものをきちんと分析して備えるのではなく、スーパーに並んだ商品を見て、「必要そうだ」と思ったものを購入しただけでした。
そこで今年からは、3つに分けて防災を見直していきたいと考えています。
1月17日 :非常食について
3月11日 :避難経路や非常時の連絡方法について
9月1日 :防災グッズや家庭内の防災について
今日は非常食について見直してみました。こちらの記事は準備編です。保存編はこちらへ。
2012年のデータ(マルハニチロ調査)になりますが、非常食の備蓄率についての調査結果を見てみたところ、次のような特徴が見られました。
調査から2年以上経っているので、今では備蓄率もずいぶん変化しているかもしれませんが、実は私も3日分には足りない量しか用意していません。
昨年の防災の日には、カンパンと氷砂糖を購入しました。それ以外に何を買えばいいか思いつかなかったからです。
そこで、非常食にはどのようなものがあるのかを改めて調べてみたところ、次のように分類できるとわかりました。
(1)そのまま食べられるもの
缶詰やお菓子、おかゆなどがあります。
また、レトルトカレーの中でも、温めずに食べられるものなども含まれます。
(2)調理・加工の必要なもの
カップ麺や水を注いで作る非常食などがあります。
(3)飲み物
ジュースやお茶、水など。
水は、飲料水としてだけではなく、カップ麺などを作る場合には調理用の水も必要になります。
神奈川県のホームページにとても分かりやすい資料がありました。
家庭向けではなく施設向けに作成されたものだと思いますが、非常食について考える上でとても為になります。
その中から非常食としてどのようなものを用意するべきか、その3つのポイントを家庭向けに簡単にまとめてみました。
冒頭のマルハニチロの調査によると、3日分以上の非常食を用意している人はわずか2割弱でした。
しかし、ライフラインの復旧を考えると、実際には1週間分程度の量を用意しておいた方が良いと、以前何かで読んだ記憶があります。
そこで先ほどの神奈川県の資料を参考に、備蓄量の目安について改めて考えてみました。
★備蓄食の必要量 (我が家の場合)
ただし、18食分といっても、カンパンを18個用意すれば良いというわけではなく、
上で書いたルールのように「主食+おかず」、それから気分を楽にするために「甘いモノや好きなモノ」も合わせた「1食分のこんだて」×18食が必要ということです。
本来は1週間分が必要なのでしょうが、スペースを考えると3日分が限界かなと感じました。
★備蓄水の必要量(我が家の場合)
同じ資料に、飲料の器の「形」(紙パック、缶、ペットボトル)についても比較表がありました。
保管できる期限やゴミの出やすさなど、それぞれを簡単に比較しています。そちらを見た上で、わが家ではペットボトルを用意しようと決めました。
なお、1日の摂取量は1.5L~3Lだとされているのですが、「2L」と設定したのには3つの理由があります。
ということで、中間の2Lとしました。
★猫の非常食の必要量
さらに、我が家には猫2頭がいるのでそのための非常食も必要になります。
1日の必要量は、いつも食べているフードに記載されている、体重ごとの摂取量の目安を参考にしました。
それ以外に、おやつ・缶詰・フードボウルなども必要です。
実際に「食べる」ということをイメージすると、食器やカトラリーが必要になるはずですよね。また、温かいものを食べるためには加熱できるものも必要です。
★カセットコンロ
カセットコンロだけではなく、ボンベもなるべく多く用意しておかなければいけないですね。
★箸やスプーン
おかゆやカレーなどは手で食べるのが難しいですから、割り箸や使い捨てできるスプーンなどを用意しておく必要があります。
★手作りの給食器
こちらはNHKのコラムに記載されていたのですが、新聞紙とラップやポリ袋があれば、折り紙の要領でコップやお椀を作ることができるそうです。
折り紙でコップを作ってみました。
画像が見づらくてすみません。これを新聞紙で作り、ラップやポリ袋などをかけて繰り返しつかうのだそうです。
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この機会に非常食を見直してみたのは本当に良かったです。今の備蓄だと、おそらく1日分にしかなりません。
いざという時に備えて、できることから始めていく必要があると改めて思いました。実際にどのように保管していくかについてはこちら(←※あとでアップしたらリンクを貼ります)。
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早いもので阪神・淡路大震災から20年が経ちました。当時は小学生だったことや、震災の起きた関西からは遠く離れたところに住んでいたことからあまり事の重大さを実感できずにいました。
大人になってからですが、当時の写真や被災した子どもたちの書いた作文を読む機会があり胸が痛みました。なにげない日常が突然壊れてしまうという恐怖。そして、その時に身を守るために、さまざまな準備をしておいた方が良いのだと改めて思います。
・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥
記念日協会のホームページによると、震災時にボランティアによるおむすびの炊き出しが行なわれたことから、その善意をいつまでも忘れないために震災の発生した1月17日を「おむすびの日」と制定したのだそうです。
そこで、防災にまつわることの中でも「非常食」の見直しをしようと考えました。
防災を見直す3ステップ
昨年までは、3月11日と9月1日に防災について見直しをしてきました。その際は、必要なものをきちんと分析して備えるのではなく、スーパーに並んだ商品を見て、「必要そうだ」と思ったものを購入しただけでした。
そこで今年からは、3つに分けて防災を見直していきたいと考えています。
1月17日 :非常食について
3月11日 :避難経路や非常時の連絡方法について
9月1日 :防災グッズや家庭内の防災について
今日は非常食について見直してみました。こちらの記事は準備編です。保存編はこちらへ。
非常食の備蓄率、3日分以上を備蓄している人は2割弱
2012年のデータ(マルハニチロ調査)になりますが、非常食の備蓄率についての調査結果を見てみたところ、次のような特徴が見られました。
- 非常食を備蓄している人は50.9%
- そのうち、「3日分以上」の備蓄を用意している人は17.7%
↑ このグラフは、調査結果を元に私が簡易的に作成したものです。
調査から2年以上経っているので、今では備蓄率もずいぶん変化しているかもしれませんが、実は私も3日分には足りない量しか用意していません。
非常食の種類
昨年の防災の日には、カンパンと氷砂糖を購入しました。それ以外に何を買えばいいか思いつかなかったからです。
そこで、非常食にはどのようなものがあるのかを改めて調べてみたところ、次のように分類できるとわかりました。
(1)そのまま食べられるもの
缶詰やお菓子、おかゆなどがあります。
また、レトルトカレーの中でも、温めずに食べられるものなども含まれます。
(2)調理・加工の必要なもの
カップ麺や水を注いで作る非常食などがあります。
(3)飲み物
ジュースやお茶、水など。
水は、飲料水としてだけではなく、カップ麺などを作る場合には調理用の水も必要になります。
非常食を選ぶときのポイント
神奈川県のホームページにとても分かりやすい資料がありました。
家庭向けではなく施設向けに作成されたものだと思いますが、非常食について考える上でとても為になります。
その中から非常食としてどのようなものを用意するべきか、その3つのポイントを家庭向けに簡単にまとめてみました。
- そのまま食べられるものが1番望ましい
- 主食+おかずの組み合わせができること
- 普段の食事にも活用できること
非常食は何食分用意するべき?
冒頭のマルハニチロの調査によると、3日分以上の非常食を用意している人はわずか2割弱でした。
しかし、ライフラインの復旧を考えると、実際には1週間分程度の量を用意しておいた方が良いと、以前何かで読んだ記憶があります。
そこで先ほどの神奈川県の資料を参考に、備蓄量の目安について改めて考えてみました。
★備蓄食の必要量 (我が家の場合)
↑ 画像の数字間違えました(><) 12食ではなくて「18食分」です。
ただし、18食分といっても、カンパンを18個用意すれば良いというわけではなく、
上で書いたルールのように「主食+おかず」、それから気分を楽にするために「甘いモノや好きなモノ」も合わせた「1食分のこんだて」×18食が必要ということです。
本来は1週間分が必要なのでしょうが、スペースを考えると3日分が限界かなと感じました。
★備蓄水の必要量(我が家の場合)
ちなみに、500mlのペットボトルだと28本も必要になります。
同じ資料に、飲料の器の「形」(紙パック、缶、ペットボトル)についても比較表がありました。
保管できる期限やゴミの出やすさなど、それぞれを簡単に比較しています。そちらを見た上で、わが家ではペットボトルを用意しようと決めました。
なお、1日の摂取量は1.5L~3Lだとされているのですが、「2L」と設定したのには3つの理由があります。
- 私が普段からたくさん水を飲んでいるから
- 猫がいるのでその飲み水も必要だから
- しかし部屋が狭いのであまりたくさんは置けないから
★猫の非常食の必要量
さらに、我が家には猫2頭がいるのでそのための非常食も必要になります。
1日の必要量は、いつも食べているフードに記載されている、体重ごとの摂取量の目安を参考にしました。
それ以外に、おやつ・缶詰・フードボウルなども必要です。
非常食と合わせて準備するべきものとは
実際に「食べる」ということをイメージすると、食器やカトラリーが必要になるはずですよね。また、温かいものを食べるためには加熱できるものも必要です。
★カセットコンロ
カセットコンロだけではなく、ボンベもなるべく多く用意しておかなければいけないですね。
★箸やスプーン
おかゆやカレーなどは手で食べるのが難しいですから、割り箸や使い捨てできるスプーンなどを用意しておく必要があります。
★手作りの給食器
こちらはNHKのコラムに記載されていたのですが、新聞紙とラップやポリ袋があれば、折り紙の要領でコップやお椀を作ることができるそうです。
折り紙でコップを作ってみました。
画像が見づらくてすみません。これを新聞紙で作り、ラップやポリ袋などをかけて繰り返しつかうのだそうです。
・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥
この機会に非常食を見直してみたのは本当に良かったです。今の備蓄だと、おそらく1日分にしかなりません。
いざという時に備えて、できることから始めていく必要があると改めて思いました。実際にどのように保管していくかについてはこちら(←※あとでアップしたらリンクを貼ります)。
・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥
最後までお読みいただきありがとうございました。
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Twitterを始めてみました(Rinca_Yukishiro)。ブログの更新状況や記事のまとめを載せていく予定です(なかなか追いついていませんが…(><)。
とっておき家事をやってみたよーという方は、ぜひ ハッシュタグ「#365日のとっておき家事」で教えてくれると嬉しいです。