こんばんは、整理収納アドバイザーのゆきしろ りんかです。


以前、私が整理収納アドバイザーになるまでのお話という記事を書きました。

今回はその続き。受けるまでにやっておいてよかったことや、やっておけばよかったことについて、これから何度かに分けて書いていきたいと思います。


内容的には、これから整理収納アドバイザーの資格を目指す方向けになると思います。


今回は、「1級予備講座を受けるまでにやっておいた方が良いこと編」です。2級認定講座については、そのまま受講してOKだと感じたので省略しますね。

全体のスケジュール感も前の記事に書いてあります。


※これは、私が受けた2014年10月~2015年2月頃の段階の情報です。最新の情報はハウスキーピング協会のホームページでご確認くださいね。



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東京会場が満席…!


2級認定講座を受けた帰りの電車でのこと。さっそく1級予備講座の空席状況をみてみました。


が、満席でした。半年近く先の日程もです。


ちなみに、2級の合格通知が来る以前でも、講座を受けていれば申し込みができます。申し込んだのに万が一落ちていた…という場合は、レポートなどの救済措置があったはずです。

他のエリアと比べると、開催日程自体は東京がもっとも多いです。ですが、満席率がとても高いです。


申し込んだら、3営業日以内に受講料を払わなければいけません(約3万円)。あらかじめお金を工面しておくことも必要です。

支払い方法は基本的に自分名義のクレジットカード(ペイパル)決済のみです。私は夫名義のものしか持っていなかったため、銀行振込になりました。その場合は依頼主名に会場名等を書き加える必要があるので注意が必要です。


希望会場が満席のときの2つの選択肢


希望会場が満席だった場合、2つの選択肢しかないと思います。


1.キャンセル待ち

1つめの選択肢は「キャンセル待ち」です。希望する日程で空きが出るのを待つことができます。

しかし、直近のものだと、「キャンセル待ち」も不可能という場合があります。(私の場合もそうでした)


2.別会場へ行く

もう1つの選択肢が、別エリアの会場で受講するというものです。

1級予備講座は、全国の主要都市で開催されています。私の場合、日程・滞在でなんとか頑張れそうなのは大阪会場と高松会場でした。

大阪会場だと滞在日程を数日延ばせば、そのまま次のステップである1級の筆記試験を受けられるため(そちらもキャンセル待ちでしたが)、最終的には大阪会場で受講することに決めました。

(東京では筆記試験も満席でした・・・)


別会場で受ける場合に考えておきたい3つのこと



別会場で予備講座を受講する場合には、あらかじめ3つのことを準備しておいた方が良いと思います。

1.「お金がかかる」と認識する


1つめはコスト面を考えておくことです。予備講座は2日間連続であるため、遠方で受ける場合は宿泊が必要になります。


ですから、講座を受けるためには、

・講座受講料
・往復の交通費
・宿泊費
・食費
・滞在中の雑費

・・・と、予想以上にお金かかるはずです。

気軽に決めてしまわないで、家族やおさいふとよく相談することが必要です。(私は交通費くらいしか考えていなかったので思わぬ出費になりました)。

そして、大体の費用を計算しておきましょう。

2.宿泊先は早めに決定する



2つめは宿泊先です。
私は、下図のようなスケジュールで滞在しました。

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当初は全日程、兄弟の家に泊めてもらう予定でしたが、予備講座の会場までは距離があるのでホテル泊にしました。慣れない土地で電車に乗るのはちょっと不安だったんですよね。

最終的には、会場まで徒歩圏内のホテルに決定。


宿泊先を探し始めたのは、申し込みをしてすぐ(講座開催約1ヵ月前)だったのですが、徒歩圏内どころか、関西全域にしても一向にホテルが見つかりません。

2週間前になり、ようやく徒歩圏内のホテルが(おそらくキャンセルで)取れたのですが、かなり焦りました。


ちなみに、講座当日の朝にニュースを見ていたところ、「羽生結弦選手が大阪に! ファン殺到でホテルほぼ満室」というような放送をしていました。・・・なるほどです。


また、関西だと京都の観光シーズンは特にホテルが取りづらくなります(大阪でも)。お花見シーズン、祇園祭シーズン、紅葉シーズンなどは特に気をつけた方が良いと思います。


3.「家を空ける」シミュレーションをしておく


ご主人やお子さんと生活している方は、「家を空ける」シミュレーションもしておいた方が良いと思います。


実はたまたま、講座の1ヵ月前にも、友人の結婚式で関西へ行きました。夫も一緒に行く予定だったのですが、出発の朝に熱を出して残ることに。

滞在中は「ねこのごはんどこ?」「見つけた」「ねこの水の換え方わかんない」「タオルない」…とLINEの嵐でした。

その時はたった2日間。土日だったので、夫は家にいれば良いだけなのですが、次はちがいます。

土日だけでなく、平日も3日間家を空けることになるので、普段私がやっていることを、夫が仕事帰りにすべてやらなければいけません。

そこで、実際に家をあけたときのために、いろいろなことをしておきました。(機会があればまた書きます)。



予備講座までにやっておいたこと



最後に、資格取得をすこしでも楽にするために、予備講座までにやっておいた方がよいことについて書いてみたいと思います。

1.2級の内容のノート作り


1つめは、2級講座で学んだことをノートにまとめることです。


1級では2つの試験があります。1次試験は筆記試験です。この合格率は6~7割と言われているのですが、実際受けてみた感想は「むずかしい」です。


マークシート方式なので、答えを選ぶだけではありますが、講座の内容をしっかりと理解していなければ解けません。

そして、この試験には2級で学んだ内容も出ます。基本となるところだからです。なので、あらかじめ自分にわかりやすい形でノートをまとめておくことをおすすめします。

さらに、2次試験のプレゼンテーションでも、学んだ理論をしっかりと盛り込まなければいけないので、分かりやすくノートをまとめておくと後が楽になりますよ(^ ^)


なお、ノートを作る際には、なるべく余白をもたせることをおすすめします。

予備講座を受けるときにノートも持参したのですが、2級で学んだ内容の応用的な部分もありました。
そこで、すでにまとめてある部分に補足として書き加えようと思ったのですが、スペースが足りなくてまた1から書き直す・・・ということがしばしば。


2.自宅で整理収納を実践しておく


2つめは、自宅でも整理収納を実践しておくということです。

講座までの1ヵ月間でかなり自宅がきれいになりました。2級講座で片づけの基本が分かったこともそうですが、家をあけたときのために全体的に片づけが進んだからです。

実際にやってみるとより理解しやすくなるので、学んだことを生かしながら家を整えておくというのもおすすめです。


3.受験までのスケジュール作り



最後におすすめしたいのは、受験までの簡単なスケジュール作りです。

手帳でもカレンダーでもなんでも良いです。合格するまでの日程をおおよそで良いので書き込んでおきます。


私はやらなかったことなのですが、だからこそ、おすすめしたいことなのです。


まず、「アドバイザーになるためにやるべきこと」の最後に来るのは、「2次試験(プレゼンテーション)」です。2次試験では当日にプレゼンを行ないますが、試験の2週間前までには論文の提出も必要です。

論文自体は採点対象になりませんが、念のため1~2週間は余裕をみた方が良いですよね。


つまり、2次試験の日程は、早くても合格発表日から3~4週間後となります。(すぐに論文提出できるなら、2週間後でもいいと思いますが)。


このようにざっくりとしたスケジュール感をイメージしておくだけで、一本芯が通ると思います。



次回は、1級予備講座~1次試験編になります。更新は不定期です。

これから受けるという方にとって、少しでも参考になれば幸いです。



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