最後の贈り物を用意する（四月十五日）

2015年04月15日 20:29

こんにちは、整理収納アドバイザーのゆきしろりんかです。

今日だからこそやってみたい365日のとっておき家事。4月15日の家事は「最後の贈り物を用意する」です。

もうすぐ、ふかこがわが家にやってきてから1年が経ちます。
当初はこんなに体の大きさが違いました。

今日は「遺言の日」。何かあったときのために、家族へのメッセージを書き残しておいて、毎年更新する日にしたいと思っています。

私のエンディングノート

以前、エンディングノートを作るという趣旨の記事を書きました。が、実はまったく進んでいません…。

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君のために生きる前編

　／　後編

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ブログを書くだけでも結構時間がかかるので、時間のかかるとっておき家事はつい先延ばしにしてしまうんですよね(^_^;)

最近、Wordのテンプレートを使うと、簡単に素敵なシートを作れることがわかったので、早めにとりかかってみたいと思います。

さて、私の「エンディングノート」は次のような構成にする予定なのですが・・・

今日の家事では、この「家族へのメッセージ」部分を書く（来年以降は更新する）作業をします。

まずは便箋を用意

メッセージがパソコンで打ったものだとなんだか味気ないので、あえて便箋を用意してみることにします。

私は「自分の財産」と言えるものがほぼ思い当たらないので（私のお給料はすべて生活費に回しているし…）、あえて正式な「遺言」という形を取る必要はないかなと考えています。

それよりも、家族への最後の贈り物、という意味で言葉を書き残したいのです。

どんなことを書くのか？

それにしても、こういうメッセージってどのようなことを書けばいいのでしょうね・・・。「花嫁の手紙」の時も、ずいぶんと迷い、色々な本を読んだものです。

（結局、どれもしっくりこないので、すべて自分の言葉で書きました）

幸い身内も元気にしているので、今のところ「万が一」を想像するのはすこし難しく感じます。

そこで、自分だったらどういう言葉があるとうれしいだろう？という観点で考えてみました。

それはやっぱり、悲しい言葉や後悔ではなく、マニュアル的な言葉でもなく、「心の底からそう思ってくれているんだろうな」という感謝や嬉しかったこと、思い出などだと思いました。

ひねくれ者の私には少しハードルが高くも感じるのですが、心の中の素直な気持ちを絞り出して書いてみたいと思います（＾＾）

メッセージではなく、「自伝」という形も良いかもしれませんね。

どんな人生を生きて、どんなふうに考えて、何を愛し、何に傷つき、立ち直ってきたのか。そういうことを記録しておくのも一つの方法だと思います。

これまでの記録を書いておけば、来年からは書き足すだけで良いので楽だと思います。

生きていると何が起こるかわかりません。

私はサスペンスが結構好きでよく見るのですが、もし自分や家族が事故や事件に巻き込まれたら…と考えてしまうことがあります。

大切な人が、ある日突然、なんの前ぶれもなく目の前からいなくなってしまったら・・・。こんな悲しいことはありませんよね。やりきれない気持ちでいっぱいになると思います。

中には、自分ではどうしようもない、防ぎきれないような悲劇だってあります。

そんな瞬間は絶対に訪れて欲しくないですが、万が一のために、自分の素直な気持ちを残しておくこと。これが今から自分でできる、家族への最後の贈り物になるのではないでしょうか。

私の父は、昔から先々のことをよく考えていました。自分になにかあった時のことも考えている、と何度も話してくれました。

そういう時私は、「暗い話はやめて。考えたくない」と突っぱねてきました。

今でも父は元気に毎日を過ごしていますが、おそらく、いろいろなことを考えてくれているのだと思います。前回帰省したときには、家がずいぶん片づいていました。

自分が家庭を持ってはじめて、それが父なりの思いやりの形なのだと分かりました。