こんにちは、整理収納アドバイザーのゆきしろ りんかです。
今日だからこそやってみたい365日のとっておき家事。6月3日の家事は「自分から相手のために何かをしてあげる」です。
今日の誕生花はブーケにもよく使われている可憐な引き立て役「かすみ草」。花言葉は「思えば思われる」。
今日のとっておき家事では、お掃除やお片づけなどのいわゆる「家事」ではなく、家族と仲良く過ごすために考えておきたいことについて書いてみました。
自分はなにもしていないのに相手には求めてしまう。
皆さんには、そういうご経験はおありでしょうか?
頭では分かっているのに、気を抜くとすぐに「自分主体」になってしまうことが私にはよくあります。
「こうしてほしい」「どうしてこうしてくれないんだろう」。そういう気持ちでいっぱいになってしまうのです。
先日、久しぶりにドラえもんのアニメを観ました。その時の道具は「配役入れ替えビデオ」。
どんなお話かと言うと、のび太が転校生と友だちになる話です。その転校生は、のび太よりもずっと「ダメなやつ」。成績も運動もダメで、ちょっとどじな男の子なのです。
それを見てのび太は大喜び。「ぼくよりダメなやつが来た!」と浮かれます。
そんな中、ジャイアンに野球に誘われたのび太は、失敗して殴られるのが嫌だから、その転校生を誘うように提案します。
その話をするのび太にドラえもんが出したのが「配役入れ替えビデオ」でした。
そのビデオには、のび太と転校生とのやりとりや、ジャイアンに提案したシーンなどが映しだされます。
そこで「配役を入れ替えてみよう」とドラえもん。
のび太 → スネオ
転校生 → のび太
映像ではこのように配役が変わってしまうのです。
それを見て初めて、自分がされて嫌なことを転校生にしてしまったと気づいたのび太は・・・ というようなお話でした。
これは、私自身がたまに思ってしまうことなのですが・・・
休日、ゴロゴロしてばかりいる夫に対して「どうして家事を手伝ってくれないんだろう」と苛立ってしまうことがあります。
でも、配役を入れ替えてみたらどうでしょうか。
平日は朝早く起きて、夜遅くまで仕事をして、帰ってからたった1時間の自由時間もなく眠りにつく。そんな風にして今週も乗り切った! さあ休みだ・・・! と思ったところで「手伝ってよ(-“-)」と不機嫌そうに怒鳴られたら。
心が休まらないですよね。
人と接するときに私が気をつけていることは、相手に対して誠実に、真摯に対応するということです。
でも、夫や家族になると、途端にその気持ちが抜けてしまう。
当たり前の存在だからなのかもしれません。
だから、「もう!なんで手伝ってくれないの? 」 と思ったら、まずは、配役を入れ替えてみることにしたいと思います。
先日、みうさんが書かれていた記事もとても興味深かったです。「ナンデワタシダケ」と思ったときに受け入れることについて書かれています。
では、今日の家事では何をするのか。
配役入れ替えのことも、相手主体に考えたほうがいいことも、私をはじめ、たぶんだれでも頭では分かっていることなのだと思います。
でも、気を抜くとストンと抜けてしまう。
だから、1年に1度くらいは、自分の態度やしてほしいことを振り返ってみて、気持ちをリセットした方が良いと思うのです。
まずは、「相手にしてほしい(けどしてくれない)こと」を考えてみます。
私だったら「話を聞いてほしい」でしょうか。話しても流されてしまうことがよくあります。
ここで配役を入れ替え。「私は夫の話をきちんと聞いていたのかな? 」 と、夫の立場になって考えてみます。
すると・・・。夫の話を聴く前に、まずは自分の話を始めてしまうことが多かったように思います。「こんなことが嫌だった」「これが楽しかった」そういう報告をせずにはいられなかったというか(^_^;)
つまり、そもそも私が夫の話をきちんと聞いていなかったのです。
じゃあ、私だったらどんなふうにしてもらえたら嬉しいのかな? そういうことを考えて、そして実際にやってみます。
以前も書きましたが、人は大まかに分けて2つのタイプに分かれるそうです。
「考えてから動く人」と「動いてから考える人」。その境界もあるのですが、この2つによって考え方や合う方法は大きく変わってくると感じています。
私は「(じっくりと)考えてからじゃないと動けない」タイプなのです。だから、とっておき家事を通してたくさん色んなことを考えるようにしています。
でも、この「考える」がゴールじゃないんですよね。考えたことを現実にして、初めて「出来た」といえるのだと思います。
なお、「聴き方」について真剣に考えてみたお話も以前書きました。
自分がしてほしいと思うことは、まず相手にしてあげる。そんなふうに出来たら、家族との関係ももっともっと良くなるかもしれません。
お仕事でもそうです。
ものすごーく面倒な仕事を頼まれたとしても、いつも自分を助けてくれる人に対しては、+α にさらに +α を重ねたくなります。
一方で、なんでも私に押し付けてくる人だったら「またか・・・」 と思ってあまり熱が入りません・・・。
まずは自分から「してあげる」、自分から「させてもらう」。 その誠実さが相手に伝わったら、相手も応えてくれるのかもしれませんね(^^)
いくら真剣に考えてみても、来年には忘れてしまっていそうなので、毎年この日に思い出して、身を引き締めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日になりますように♥
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今日だからこそやってみたい365日のとっておき家事。6月3日の家事は「自分から相手のために何かをしてあげる」です。
*とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。
今年の1月1日から始めたのですが、3ヵ月を過ぎるころには「家事はもう苦手じゃない」と思えるようになりました。
今日の誕生花はブーケにもよく使われている可憐な引き立て役「かすみ草」。花言葉は「思えば思われる」。
今日のとっておき家事では、お掃除やお片づけなどのいわゆる「家事」ではなく、家族と仲良く過ごすために考えておきたいことについて書いてみました。
願望が自分目線になっていないか
自分はなにもしていないのに相手には求めてしまう。
皆さんには、そういうご経験はおありでしょうか?
頭では分かっているのに、気を抜くとすぐに「自分主体」になってしまうことが私にはよくあります。
「こうしてほしい」「どうしてこうしてくれないんだろう」。そういう気持ちでいっぱいになってしまうのです。
ドラえもんの「配役入れ替えビデオ」
先日、久しぶりにドラえもんのアニメを観ました。その時の道具は「配役入れ替えビデオ」。
どんなお話かと言うと、のび太が転校生と友だちになる話です。その転校生は、のび太よりもずっと「ダメなやつ」。成績も運動もダメで、ちょっとどじな男の子なのです。
それを見てのび太は大喜び。「ぼくよりダメなやつが来た!」と浮かれます。
そんな中、ジャイアンに野球に誘われたのび太は、失敗して殴られるのが嫌だから、その転校生を誘うように提案します。
その話をするのび太にドラえもんが出したのが「配役入れ替えビデオ」でした。
そのビデオには、のび太と転校生とのやりとりや、ジャイアンに提案したシーンなどが映しだされます。
そこで「配役を入れ替えてみよう」とドラえもん。
のび太 → スネオ
転校生 → のび太
映像ではこのように配役が変わってしまうのです。
それを見て初めて、自分がされて嫌なことを転校生にしてしまったと気づいたのび太は・・・ というようなお話でした。
人に望む前に、まずは配役を入れ替えてみる
これは、私自身がたまに思ってしまうことなのですが・・・
休日、ゴロゴロしてばかりいる夫に対して「どうして家事を手伝ってくれないんだろう」と苛立ってしまうことがあります。
でも、配役を入れ替えてみたらどうでしょうか。
平日は朝早く起きて、夜遅くまで仕事をして、帰ってからたった1時間の自由時間もなく眠りにつく。そんな風にして今週も乗り切った! さあ休みだ・・・! と思ったところで「手伝ってよ(-“-)」と不機嫌そうに怒鳴られたら。
心が休まらないですよね。
人と接するときに私が気をつけていることは、相手に対して誠実に、真摯に対応するということです。
でも、夫や家族になると、途端にその気持ちが抜けてしまう。
当たり前の存在だからなのかもしれません。
だから、「もう!なんで手伝ってくれないの? 」 と思ったら、まずは、配役を入れ替えてみることにしたいと思います。
先日、みうさんが書かれていた記事もとても興味深かったです。「ナンデワタシダケ」と思ったときに受け入れることについて書かれています。
ヨガとシンプルライフ 「たおやかに流れるように受け入れていく」
今日考えておきたいこと
では、今日の家事では何をするのか。
配役入れ替えのことも、相手主体に考えたほうがいいことも、私をはじめ、たぶんだれでも頭では分かっていることなのだと思います。
でも、気を抜くとストンと抜けてしまう。
だから、1年に1度くらいは、自分の態度やしてほしいことを振り返ってみて、気持ちをリセットした方が良いと思うのです。
1.相手にしてほしいことを考えてみる
まずは、「相手にしてほしい(けどしてくれない)こと」を考えてみます。
私だったら「話を聞いてほしい」でしょうか。話しても流されてしまうことがよくあります。
ここで配役を入れ替え。「私は夫の話をきちんと聞いていたのかな? 」 と、夫の立場になって考えてみます。
すると・・・。夫の話を聴く前に、まずは自分の話を始めてしまうことが多かったように思います。「こんなことが嫌だった」「これが楽しかった」そういう報告をせずにはいられなかったというか(^_^;)
つまり、そもそも私が夫の話をきちんと聞いていなかったのです。
じゃあ、私だったらどんなふうにしてもらえたら嬉しいのかな? そういうことを考えて、そして実際にやってみます。
2.ゴールは「やってみる」こと
以前も書きましたが、人は大まかに分けて2つのタイプに分かれるそうです。
「考えてから動く人」と「動いてから考える人」。その境界もあるのですが、この2つによって考え方や合う方法は大きく変わってくると感じています。
私は「(じっくりと)考えてからじゃないと動けない」タイプなのです。だから、とっておき家事を通してたくさん色んなことを考えるようにしています。
でも、この「考える」がゴールじゃないんですよね。考えたことを現実にして、初めて「出来た」といえるのだと思います。
なお、「聴き方」について真剣に考えてみたお話も以前書きました。
自分がしてほしいと思うことは、まず相手にしてあげる。そんなふうに出来たら、家族との関係ももっともっと良くなるかもしれません。
お仕事でもそうです。
ものすごーく面倒な仕事を頼まれたとしても、いつも自分を助けてくれる人に対しては、+α にさらに +α を重ねたくなります。
一方で、なんでも私に押し付けてくる人だったら「またか・・・」 と思ってあまり熱が入りません・・・。
まずは自分から「してあげる」、自分から「させてもらう」。 その誠実さが相手に伝わったら、相手も応えてくれるのかもしれませんね(^^)
いくら真剣に考えてみても、来年には忘れてしまっていそうなので、毎年この日に思い出して、身を引き締めたいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日になりますように♥
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はじめましてのご挨拶
*とっておき家事の目次はこちらから見られます
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