こんにちは、整理収納アドバイザーのゆきしろ りんかです。

今日だからこそやってみたい365日のとっておき家事。6月10日の家事は「時間の使い方を見直してみる」です。

*とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。
今年の1月1日から始めたのですが、3ヵ月を過ぎるころには「家事はもう苦手じゃない」と思えるようになりました。



今日は「時の記念日」。

東京天文台と生活改善同盟会が、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定したものなのだそうです。(「今日は何の日? ~毎日が記念日~」より)

そこで、「時間」「合理化」をキーワードにした家事を考えてみました。



時間術の新たな軸を作る



みなさんは、普段の時間をうまく使えていますか?


私は、今は自分史上、一番にうまく時間を使えていると思います。


以前の記事でも書いたのですが、子どものころから、父の集めているビジネス書を読むのが大好きでした! 特に好きだったのは、整理・ノート・時間の3つ。

わくわくしながら読み漁っていました。


大人になってからもそのテーマの本を読むのが楽しくて。知識をどんどんインプットして、色々試して、そして挫折する。そういうくり返しでした。




結論から言うと、誰にでも当てはまる方法は無いと私は思います。きちんと確立された時間術のメソッドでも、それが100%自分に合うことはたぶん無いのではないでしょうか。


人はそれぞれ生活もライフスタイルも家族構成も違う。万人に当てはまる方法があったなら、たぶん多くの人が完璧に出来るようになっています。


だからこそ、色々な時間術を少しずつかじって、自分にぴったり合う方法にカスタマイズしていくことが大切だと分かりました。



そして、そのためにも毎年この日は「時間の使い方」に関する知識や情報を新しく取り入れてみる日にしたいと思うのです。



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早速仕事帰りに書店に寄ってみたのですが、小さなところなのでぱっとするものがなく。インターネットで調べてみることにしました。


すると、情報がたくさん! これを読むだけでも勉強になるなあと思ったので、今年はここから情報を仕入れることにします。


▼プレジデント・オンライン

賢い時間術
http://president.jp/category/column14



私なりの時間術



私の時間術は、詳しくご紹介していくとプチレッスンでお伝えすることとかぶってしまうのでm(__)m、今日は初めて公開する【基本のテーマ】だけ。


最近心がけているのは「極端にしない」ということです。
もっと言うと、私のくらし全体のテーマとも言えるのですが「ゆるく生きる」をキーワードにしています。


具体的には、


1.なんでも時短を目指さないこと
2.予定に余白を持たせること
3.時間をカラフルに彩ること
4.だらだらする時間を受け入れること
5.やる気スイッチをきちんと持つこと


の5つです。



私の「ナマケモノ」「座ると動けない」「どうしても昼寝をしてしまう」「飽きっぽい」「プレッシャーに弱い」という性格や特徴を生かして、こういう基本方針を立てました。




*関連記事*

過去記事でもちょっとご紹介しています。

(カテゴリ) 毎日をもっと楽しくする時間の使い方

だらだら過ごしてしまった日を有意義な1日に変える3つの方法


家事のやる気スイッチを探す




「効率化」と「丁寧」、矛盾する2つを共存させるには



色々考えるうちに気がついたのですが、わたしの中には矛盾した2つの憧れがあることが分かりました。


ひとつは「ムダなことをしないシンプルで合理的な暮らし」です。家事や仕事を少しでも早く終わらせたい、焦るような気持ちです。

一方で、「丁寧な暮らし」への憧れがあります。手間のかかることでも、大切に、愛おしむように時間を注いでいく。そういう時間の使い方もしてみたいのです。



この矛盾があるからこそ、私の生活はうまく回っていないんだなあと気づきました。

どうしたら2つの憧れを共存させられるのか考えてみたところ、私の中で出た答えは、「棲み分けを作る」ということでした。



合理化と丁寧、棲み分けの作り方



私にとって合理化したいのは「辛い、早く終わらせたい」というものです。あるいは義務を感じるようなものなど。

一方、丁寧にしたいのは(こんなことをやったら素敵だなあ・・・)と思う憧れの行動だったり、料理やお茶を淹れること、ものづくりなど、自分の好きなことです。



よく考えてみると、とてもシンプルなことなのです。



嫌いなことは合理化して早く終わらせてしまえばいい。好きなことはゆっくり時間をかけて、その行動自体をじっくり楽しめばいい。



だから、時間の使い方も分けています。自分の中では動きやすい午前中や会社から帰った直後の時間に家事の中でも嫌いなものを当てる。

たとえば、外に出るのが面倒なので後回しにしてしまいがちな「買い出し」や「ゴミ捨て」。エアコンや窓のそうじ。動きやすいし、その作業もどんどん合理化していくから辛くなくなっていきます。



そして、苦手な時間帯である昼間や夕方。一旦座ると「動きたくない…」と思って、1日をムダにしていた時間帯です。

ここには好きなことを持ってきます。たとえば、「ロイヤルミルクティーを淹れる」時間。

お湯を沸かして、ポットとカップを温めて。ティースプーン1杯の茶葉を入れ、熱いお湯を注いで3分蒸らします。別で温めておいたホットミルクを注いでさらに2分待つ。


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工程が多くて面倒なのです、普段の私にとっては。でも、苦手な時間を特別な時間に変えることで、「時間を大切に味わっている」という気になります。




この「大切に味わった」という時間を経験するのも個人的には大切なポイントだと思います。


そもそも、「1日をムダにしてしまった・・・」と思っていても、意外とやるべきことをやっていたりするのです。最低限の家事ができている、など。

それなのに「ムダにした」と思うのは、自分の「満足できる出来事」が入っていないから。義務として流れ作業でこなしていく時間には、あまり愛着がもてないのだと思います。



だからこそ、ゆっくりと時間をかけて好きなことに時間を費やしていく必要があると思うのです。



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なにも特別なことをしなくても大丈夫。たとえば、以前フルタイムで働いていたときは、寝る前にホットミルクを作ると「今日も頑張った。大切な1日になった」と思えました。

要は、合理化も丁寧さもバランスなのだと思います。



ちなみに、合理化をすることが丁寧さにつながった経験もあります。きちんと出来るようになったら、手間をかけてでもやりたい!と思うようになったのです。

キーワードは「好き」か「嫌い」かなのかもしれませんね。



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*今日やってみたいとっておき家事のまとめ*

1.自分の時間の使い方を分析してみる

何に時間をかけているのか、やっていて辛いことはなにか。どういう時にタスクが溜まってしまうのか。そういった問題を書き出して、分析してみます。


2.新しい時間術の情報を得る

書籍やインターネット記事などから、時間の使い方に役立つ情報を探してみます。抜書きしたり、Evernoteなどに保存してみたり。


3.新しい時間の使い方を考えて、今日から試してみる

得た情報から、新しい時間の使い方を考えて試してみます。続かなかったら、また来年にでも思いだして少し変えてみれば良いのです。
気負わず、義務のようにとらえず、気軽な気分でやるのが一番だと思います。



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みなさんは、時間をどのように使うのが好きですか? やっていて楽しいこと、やるのが辛いこと。色々なものがあると思います。


それぞれの棲み分けを考えてみると、意外と自分の時間軸が確立するかもしれません(*^_^*)




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実際に使う資料も一部公開しています(^^)♪



最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日になりますように♥

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