打ち水の道具を用意する（七月二十五日）

2015年07月25日 07:30

こんにちは、整理収納アドバイザーのゆきしろりんかです。

今日だからこそやってみたい365日のとっておき家事。7月25日の家事は「打ち水の道具を用意する」です。

＊とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。
今年の1月1日から始めたのですが、3ヵ月を過ぎるころには「家事はもう苦手じゃない」と思えるようになりました。

今日は「最高気温の日」。そこで、暑い夏をすこしでも涼しくするための「打ち水」グッズを用意したいと思っています。

打ち水の思い出

生まれも育ちも雪国です。夏でも朝夕は空気がひんやりする日もあったので、ふるさとを離れてからというもの、毎年夏の暑さに苦しんでいます。

夏休みには祖父母の家に泊まるのが楽しみのひとつでした。私が住んでいたのも田舎ですが、１番大きな駅から車で10分くらいのところなので、広い庭のある家はあまりありません。

一方、祖父母の家は、見渡す限り田んぼが広がっている平野のまん中にある小さな村で、どの家も敷地がとても広かったのです。祖父母の家には車４台分くらいのスペースに、それと同じくらいの花畑。日本庭園風の空間や、トマトや茄子などが植わっている小さな畑もありました。

たぶん、私が１０歳くらいのころ。一人だけ祖父母の家に泊まったときのことだったと思います。

目を覚ますと、祖母がバケツと柄杓を用意しているところでした。「何をしているの？」と聞くと、「庭に水をまいて、涼しくするんだよ」と答えてくれました。

さあっと遠くへ水を放るように水をまくと、水滴がきらきらと光りながら落ちて、まだ眠そうな花や葉っぱを静かにぬらしていきます。

アスファルトの部分は黒く水玉もようになり、花畑の土からは雨の日のようなにおいが立ち上ります。

朝は苦手だし、面倒くさがりなのですが、そういう時間はなんだか好きでした。

自分のルールを決める

打ち水のルールを色々と調べてみたのですが、サイトによって書いてあることが違ったのでよくわかりませんでした。

たとえば、「打ち水に適した時間」についても、朝夕が良いと書いてあるサイトもあれば、昼間の暑い時間にするべき、というものも。撒く場所も「日向がいい」と書いてあるサイトや「日陰がいい」という意見も。

正直なところ何が正しいのか分からないので、「いつ」「どこに」「どんなふうに」するのかは、自分で決めて良いのかな、と思いました。自分のライフスタイルに合わせて、無理なくできる時間帯を選ぶことにします。

私は、仕事がある日は夕方、無い日は暑い時間帯にしてみるつもりです。

打ち水に必要な道具を用意する

最後に、今日することは「打ち水に必要な道具を用意する」ことです。「やろう」と決めたのにやらない原因。私の場合はだいたい「用意ができていない」ことが多いです。

ですから、今日から打ち水を始めなくても、まずは「ものを用意する」をスタート地点にしてみます。とはいえ、大したものを用意するわけではなく、私はペットボトル。ミネラルウォーターが入っていたものを利用するつもりです。

バケツや柄杓で撒くのが理想ではありますが、「うちには仕舞える場所が無いな」という結論になったためです。以前、掃除用にバケツを購入したことがありますが、取り出しやすいスペースがなかったので結局手放したのです。

また、過去に仕事で打ち水イベントの取材に出かけたことがあります。その時に印象的だったのが、打ち水をする前とした後の気温を測っていたことです。

実際に効果が出ると続けるのも楽しくなりそうですよね。これは私も取り入れてみたいと思っています。

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みなさんは「打ち水」をなさっていますか？打ち水にまつわるエピソードや、楽しむ工夫がありましたらぜひ教えてくださいね。・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥…─*・‥

最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日になりますように♥

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