こんにちは、整理収納アドバイザーのゆきしろ りんかです。

今回は体調や気分がすぐれないときの家事の最低ラインを決めてみたいと思います。


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家事システムは1つではいけない


7月から体調を崩し、先週は入院をしていたわけですが、退院して1番驚いたことは「入院する前よりも家がキレイになっていた」ことです。

家事が苦手で工夫しながらなんとかこなしている私とは違い、そういえば夫は当たり前に家事ができる人なのでした。だとしたら、「家事が出来ていない部屋」で過ごすのは私以上に苦痛だったんだろうな・・・と申し訳なくなりました。


体調がぐずぐずだった入院前の部屋は悲惨なものでした。いろいろなところにモノが散乱しているし、キッチンには洗い物が溜まり(入院前にここだけはなんとか片づけたけど…)、床にはほこりや猫毛。


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そんなある夜、私がダウンしたあとに、夫が部屋中を必死できれいにしていました。疲れて終電で帰ってきて、この惨状を見て嫌気が差したのでしょうね・・・。

結局2時過ぎまで掃除をしていたと思います。夫も忙しい時期だったのに、睡眠不足で次の日は特につらそうで本当に申し訳ない気持ちになりました。



実は「悲惨な状態」と言っても家事がまったく出来ていなかった去年と比べてみるとずっとマシです。20分本気を出せば十分きれいになるレベルです。

整理収納アドバイザーの勉強をしたことで、部屋がひとまず片づいた去年。今年の1月からはブログを始めて、自分なりの「家事システム」も出来上がっていました。


毎日する「日々家事」、週に1度する「七色の家事」。そのほか、こまごましたルールを決めたことで、家事をためずに(少したまってもすぐに消化しながら)暮らして来ました。

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にも関わらず、この数週間は、ほとんど家事に取りかかることが出来ませんでした。



1日家事をさぼれば、次の日にすることが増えます。それを目の当たりにすると、さらにやる気がなくなってしまいます。

また、「できなかった」という罪悪感も強敵です。私の場合、そういうストレスはさらに無気力につながってしまう傾向にあるのです。



自分に合った家事システムでうまく回しているつもりだったのですが、この一連の出来事から、システムの重大な欠陥に気づきました。

それは、「元気なときにしか成立しない」システムだということです。


自分の状態、4分類



そこで、「自分の状態」の段階別に、家事の最低ラインを分けてみることにしました。


↑ 先日twitterで考えたもの。


もう少し詳しく考えるために、「自分の状態」を段階に分けてみました。



グッド:
元気度★★★★★。やる気に満ちあふれている状態。

ノーマル:
元気度★★★。通常の状態。

メンタル:
元気度★★。体調は悪くないけれどやる気が出ないPMSなどのような日。あるいは、軽度の偏頭痛や胃痛など、体調は悪いけど気合いがあれば何とかなりそうな日。

ダウン:
元気度★。偏頭痛がひどすぎる、熱がある、インフルエンザなど、身体が辛くて何もしたくない日。まったく外に出られないくらい具合が悪い日。



こんな感じで4段階にしてみました。

「ダウン」はとにかく辛い日。ひと口に「体調が悪い」と言っても、まったく動けないときと、頑張ればなんとかなりそうなときでは出来ることの範囲がずいぶん変わるので分けてみました。

入院前は「メンタル」と「ダウン」を行ったりきたりするような日々でした。「メンタル」の日に家事をさぼり、「ダウン」の日はまったく出来ない。やることが溜まるからさらに何もできなくなる。


悪循環


・・・そういう悪循環に陥っていたと思います。



分類ごとに用意した家事スケジュール



さて、分類ができたところで、それぞれに合わせた家事スケジュールを考えてみました。

最低ライン


↑ こんな感じです。クリックすると大きくなるはず・・・。(フィジカルは「ダウン」のこと。あとから名称を変えました)


毎日する基本の家事。

大まかに分けると 「片づけ」「そうじ」「料理・洗い物」「洗濯」あたりになるのではないでしょうか。わが家はそれに「ねこ家事」も加わります。

ねこ家事だけは細かく分類しました。「ごはん・水」は絶対に必要だけど、ブラッシングはしんどいなら無理してしなくても良いかな、と思ったので。

元気なときには「先取り家事」をします。次の日にする予定の「七色の家事」をやってしまうことです。



「ながら家事(ついで家事)」はどういうことかと言うと、「15分間タイマーをセットして片づけをする」というようなカウントダウン方式ではなく、「体調や気力がましな時間帯」や、「ちょっと立ち上がった瞬間」を利用してついでに家事をすることです。



英語の表現的には変かもしれませんが、やる気が出ないときは「1 move 2 action」という言葉を意識して動くようにしています。

トイレに行ったときにトイレットペーパーでさっと拭き掃除をしたり、立ち上がったついでに洗濯機を回したり。1度動いたら、2つの行動をするというイメージです。


単純なことではありますが、言葉として意識づけすると動きやすくなるように思います。


▼ 先日拝読したこっこさんの記事が興味深かったのでご紹介します。


イロトリドリ
「夫が家事をしてくれない!」家事嫌いな僕が、ちゃんと家事をする理由
http://iro-toridori.net/20150718/i-housework-so-hard/



「ながら家事」をすることで家事があまり苦にならないというお話が興味深いです。洗濯ものをたたむ時のお話などはすぐに取り入れられそう。

特に「メンタル」の時はぼーっとテレビを見たりするので、テレビをかける前に洗濯ものを近くに持ってくるのもいいかもしれませんね!



また、今回の記事からは主旨がずれますが、こっこさんが家事をする理由の「夫婦対等だから」という点にも共感しました。

私が夫に家事をお願いしたくない理由も同じです。夫はほぼ毎日0時頃に帰宅し、寝に帰ってくるだけの生活をしています。「仕事」の割合が偏っているので、家事だけは私がきちんとするべきこと、という認識です。


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今回は、体調が良いときと悪いとき、それぞれに対応した家事スケジュールを考えてみました。

みなさんの体調が悪いときの最低ラインはなんですか? ぜひ教えてくださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。今日も素敵な1日になりますように♥

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