本日、1月29日に新刊『決定版!魔法の家事ノート 』(扶桑社)が発売になります。この記事では、魔法の家事ノートのメリットと使い方についてご紹介します。



書き込み式の家事ノート付き。
ムック本なので大きめです。
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目次を紹介します。

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これまでの『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)『もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割』(扶桑社)の内容をぎゅっと凝縮したものになるので、すでにお持ちの方はご注意ください。

大きな違いは、書き込み式のノートがついていること。テンプレートを作るのが大変…!というご意見が多かったので、書き込み式のスケジュールはとても便利だと思います…!!!

私も自分で描いたものを印刷して使っていましたが、最初から枠があると驚くほどかんたんです。



魔法の家事ノートとは?


魔法の家事ノートは、暮らしにまつわる情報をまとめたノートです。


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まず、スケジュールとログに分かれます。スケジュールは家事の予定表です。ログはモノ・コト・ヒト・おつきあいの4項目で考えていきます。


私は長年「ルーズリーフ」で作ってきました。(※現在はおしゃれなバインダーがたくさんあるシステム手帳に移行中です!)

もちろん形式は自由です。同じように作れない!というご意見もたくさんいただくのですが、大切なのは「記録すること」。

自分にとって見やすく、更新しやすい形でつくるのが一番です。一度作ったあとで、変えていっても構いません。

著書で紹介しているのは、子どもがいなかった時期にワンルームで暮らしていた私が作りはじめたときの家事ノートです。

今の暮らしでは、一部をデジタル化したり、内容によってはノートから切り離して使う場所に設置したりしています。

大きな理由は2つあります。

1.子どもたちがいるとノートを書く時間がなかなか捻出できない
2.ワンルームから戸建ての仮住まいになったことで「ノートを見るために階を移動する手間」が発生した


大事なことなのでもう一度書きます…!
記録すること。大切なのは、この一点です。

私が著書で紹介しているものは「見本集」と思っていただくと良いと思います。どんな情報をどうやってまとめているのか。それを見ていただくと、「この情報はうちにはいらないな」とか「これをスマホに保存しようかな」というように、自分に合わせたやり方が見つかると思います。



魔法の家事ノートをつくるメリット


家事ノートをつくると、いいことがたくさんあります!


・迷わず家事を進められる

家事のスケジュールを作らずにはじまった月は、家が荒れがちです。毎日行う家事(だいたい30個超あります)はきちんとこなせるようになりました。でも、週に1回や月に1回行うような家事まで覚えられません。また、覚えていても「今度でいいよね」と、つい後回しにしてしまいます。

たとえば電子レンジのパーツを掃除したり、冷蔵庫の中身をすべて点検してきれいに掃除したり、巾木の掃除や、照明の掃除をしたり……。こうした頻度の低い家事は、見落とされがちです。



・掃除がぐーんと楽になる

週1、月1といった決まったペースで掃除をすると、汚れが蓄積されません。

ペースを決めずに掃除をしていると「気になったとき」に着手するのがほとんどですよね。あるいは「気になるけれど面倒で放置してかなり汚くなったとき」です。

当たり前のことだけれど、汚れの程度が軽いうちに、もっというとほとんど汚れていないうちに掃除をする。それだけで掃除は時短になります。大掃除も要らなくなります。


・家族に伝える手間がなくなる

口頭だけで家のことを伝えているとき、何度も同じことを質問された経験はありませんか。

家事ノートがあれば、伝える手間もぐーんと減ります。特に共有したほうがいい情報は、ノートから切り離して、必要な場所に設置しておくのがおすすめです。

これは、コロナ渦の今だからこそ本当に大切だと思っています。もし、突然入院することになったら……? もしあなたが家事をメインに担当しているとして、ほかの家族は家のことをわかるでしょうか。

著書で紹介している家事ノートを作ったときは、自分のためのノートだったのですが、今、システム手帳に移行するために作り直しているものは「共有するためのノート」として考えています。


魔法の家事ノートのつくりかた


ここでは、著書にないつくりかたをご紹介します。

基本スタイルは「1冊のノートにまとめる」ですが、それがむずかしい人や、手書きはしんどいなーという人の参考になればと思います。


①LINEで家事ノート

LINEのグループ機能を使って家事ノートをつくります。

大切なことはノートにまとめる。
買いものの定番品はアルバムにまとめる。

そうすれば、家族が必要なときに必要な情報を見られます。


②手帳で家事ノート

著書で紹介している「通院ログ」「いただきものログ」といった、月日を記録するものは、手帳のフリーページを使うのもおすすめです。

振り返りたくなったら、その年の手帳を見れば大丈夫。

ウィークリーページをアレンジすれば「家事スケジュール」も作れると思います。


書き込み式家事ノート


最後に、今回の付録の書き込み式家事ノートについて紹介します。


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書き込み式ノートは、ムックの内側についています。B5サイズ…かな? 結構大きめなのでとっても書きやすいです!!!

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取り外して使えます。

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上から2番めと4番目のホチキス針を立てます。

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引き抜いて外します。

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ホチキスを押しつけて元に戻します。

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家事スケジュールはこんなふうに使ってみてください。


1.月と曜日を書き込む

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2.下の6つの欄を埋める

1ヶ月のプランニングができます。内容は本誌を参考に、アレンジしてください。

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3.週間計画と天気家事を記入する

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ここまでできたら準備完了です。


そしてもう一つ大切なこと! 週に1度する曜日ごとの家事を決めておいてくださいね。あとは内容にそって進めていくだけです。


書き込み式家事ノートには「ログ」の内容はほぼありません。こちらはやはり、システム手帳やルーズリーフを使うのがおすすめです。





過去の著書2冊の内容をぎゅっと1冊にまとめたボリューミーなムックです。「家事スケジュール」が書き込める別冊ノート付き。※本文の内容は同じなので、すでに過去の著書をお持ちの方はご注意ください。