さて、診断結果に絶望しながらも、自分の目で確認したので納得せざるを得ませんでした。
▼前回のお話。
パーソナルカラー診断レポ(2) 似合う色=嫌いな色だったお話診断のあとは「似合う色」を使ったメイクを実際にしていただきます。
これまで自分はサマータイプだと思っていたので、私が持っているコスメはブルーベース寄りの色ばかり。
実は、メイクの技術自体はすこし向上しているはずなのに、夫から「昔のほうがずっとメイクが良かった」と言われて悩んでいました。メイクの本を読んで研究してみても「さらに悪くなった」の一言。
その理由はどうやら「色」にあったようです。
手持ちコスメのチェック
瞳さんに手持ちのコスメをチェックしていただきました。
▼たとえば、私が使っていたのはこんな色。
真ん中のゴールドは似合う色ですが、左のカーキ色はオータムタイプでも濁りのある色なので私には似合わない。そして右側はもっとも似合わないウィンターカラーだそうです。
この右のブルーを締め色に使うと、目元の印象が強くなりすぎていました。そこだけ浮いてしまうような感じです。
▼こちらはコスメカウンターで購入したアイシャドウ。
せっかく買ったものの、なんだか使いこなせずにいました。
自分が「サマータイプ」だと思っていたので、「青みのある色にしてください」とお願いしたのですが、左側はイエローベースの色だそうです(^_^;)
ところが、結果的に左側はOKでした。
▼最後はこちら。
これもサマータイプっぽいと思って購入したものです。右上のベージュのみ似合うそうです。診断を受けた今はこちらをハイライトとして使っています。
そして、もっとも違和感の正体になっていたのは、ブラックのアイライナー(リキッド&ペンシル)だったようです。これは以前から夫にも指摘されていましたが、特に変えることなく使っていました。
そのほか、チークやリップに至るまで、全体的にブルーベースの色で揃えていました。
▼捨てなくて良かった! 意外な伏兵
一方、「これはイエローベースの色だから捨てよう」と思っていたノベルティでいただいたチーク。念のためパーソナルカラー診断を受けるまで保留していたのですが、捨てなくて良かったです。
こちらはOKなカラー。すべてのコスメを買い換えると予算的にダメージなので、チークはこちらを使っています。これまでよりずっと健康的な顔立ちになりました。
メイクしてもらって衝撃を受ける
さて、実際に瞳さんにメイクをしていただきました。
一つひとつアイテムの説明や使い方のポイントを教えていただけたので、ほんの欠片ほどしか無かった女子力が、心なしか上がったような気がします(^^)
人にメイクをしてもらうのが苦手な私(成人式や結婚式の仕上がりによるトラウマなのです)。ドキドキしながらも、工程を重ねるたびにどんどん良い方向に変わっていくので驚きながら見入ってしまいました。
▼これまでの私のメイクから瞳さんが変えてくれたのはこんなポイントです。
- 眉マスカラの色。黄味の強い色で消すようにしていたものを、濃いブラウンでぼかして描くイメージに。
- 「カジュアル」と「エレガント」のどちらがいいか聞いてくださったので、普段とは違うエレガントでお願いしました。眉を長めに描くのがポイントだそうです。
- アイシャドウはブラウンベースに。
- アイラインもブラックからダークブラウンへ。
- チークはシュガーピンクからコーラルピンクへ。
- リップもオレンジ系に変更。
こんなふうに「ブルーベース仕様」のメイクから「オータム仕様」のメイクに変えてみたところ、
- 健康的な血色が出た
- 大人っぽくなった
- やわらかい雰囲気になった
印象を受けました。
これまでは人にお願いして「好きなメイク」になることがほとんどなかったのですが、 瞳さんがしてくださったメイクは、濃すぎず薄すぎず、上品なメイクでとても素敵でした。
顔を縁取れば似合わないカラーの服も着られる
今回、もっとも救われたのは、「顔周りだけを似合う色で囲むと、似合わないカラーの服も着られる」ということです。
- 瞳さんがしてくださったようなオレンジ系・ブラウン系のメイクをする
- ヘアカラーを似合う色に調和させる
- ゴールドのイヤリングとネックレスをする
この3つのポイントを抑えると、ノーメイクだと30点くらいだった「サマーカラー」も、60点くらいに引き上げることができるそうです。
このことについては、瞳さんが先日のブログでとても分かりやすい画像を載せてくださっています。目からウロコでした!
「似合う色」との付き合い方
私に似合う「鮮やかな色たち」はどうしても好きになれません。
▼普段の洋服もこんな感じです。
最終的に見つけた答えは、
- ファッションは今までと同じ
- メイクやヘアカラーをオータム仕様に
- ゴールド系のアクセサリーを取り入れる
ということです。
また、特に苦手な「ウィンターカラー」は避けるようにしたいと思います。
診断を受けたその日のうちにオレンジ系のリップを買って帰り、先週末はヘアカラーも変えました。
たったそれだけでも、今までとはずいぶん違った印象に見えます。1記事目でも書きましたが、他の人からも「とても雰囲気が変わった」と仰っていただけました。
数年間、受けるのをためらっていましたが、パーソナルカラー診断を受けて本当に良かったです。
知らなければずっと「顔色の悪いひと」として過ごしていたことでしょう。
好きな色が似合う色であること。それは4割ほどの確率なのだとか。
残念ながら私は一致しなかったのですが、同時にやりがいがあるなあとも思いました。ファッションに関してはとても疎いものの、色々な組み合わせを試してみる楽しみを得ることができました。
診断当日編は一旦終わりですが、その後に分析して分かったことなどについて引き続き書いていきたいと思います。
パーソナルカラー診断レポ(4)に続く→
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