セルフ塾「包丁学」④ 乱切り

2017年04月20日 08:00

自分でカリキュラムを作り、自分で学ぶ。「セルフ塾」開講4日目。

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今回私が選んだテーマは"包丁学”。4コマ目の今日のテーマは「基本の切り方③ 乱切り」。

今日のとっておき家事ノート

「乱切り」を使ってポトフを作りました。

ポトフ（風）はよく朝から作るメニュー。ウインナーと調味料やコンソメを入れない状態のものをたっぷり先に作り、離乳食へ取り分け。そのあとで調味し、ウインナーを加えて作ります。

最初はマスタードをちょっとのせてふつうのポトフとして食べ、それからアレンジを加えて食べます。今回やってみておいしかったのは白味噌！お昼が納豆ごはんだったのでポトフは流石に合わないなあと、みそ汁風にしてみたらおいしかったです。

また、夜は温めてカップによそってからカレー粉とクミンを加えて少しスパイシーなスープに。あともう１回分食べられたら、最後はお鍋にシチューのルウも入れていただいたと思います。

▼参考にしたのはこちらの書籍。Kindle Unlimitedに加入しているので０円でした！すごくためになる、手元にほしい１冊。

食材の切り方便利帖 [Kindle版]

主婦と生活社

2015-07-10

365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』

4月20日コーヒー牛乳

▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html

スウは、会社で嫌なことがあると、いつもより少し早く帰ってきて花夜子を銭湯に誘う。大きなお風呂でしっかり汗を流してすっきりして、それからコーヒー牛乳を買ってごくごく一気に飲み干す。こういう儀式のようなものを積み重ねていくことで、前よりももっと早く立ち直れるようになるのだと彼は言っていた。

現に、待合スペースで落ち合うと、スウはとてもすっきりした表情をしているのだ。

花夜子はあまり落ち込むということがない。物事への興味関心自体が薄いほうなのだと思う。それでもちょっともやもやして、なんとなく動けなくなることもある。

そういうときは、もう終わったことだったとしても、頭のなかにこだまするように、人に言われた言葉だったり、過去のできごとだったりがずっと反芻しているものだ。だからこそ、スウのように一度区切りをつけるのが大切なのだろうとこのごろ理解した。

花夜子が妊娠中なので今は銭湯に行くことはないけれど、その日はいつもより「帰る」のメールが早く届いたから、花夜子はお風呂をピカピカに磨いて、熱いお湯を貼って、コーヒー牛乳をきんきんに冷やしてからスウを迎えた。なんだかいつもより顔がやつれている。

家のお風呂でも、何もしないよりはたぶんましなようで、お風呂上がり、コーヒー牛乳を飲み干したスはさっきよりもずっと晴れ晴れとした表情をしていた。

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