家事が好きです。
でも、家事は毎日のくり返し。単調ではつまらなくなることもあります。
そういうときに私がするのは「外」で家事を楽しくするヒントを探すこと。この取り組みも「とっておき家事」が生まれた背景だったりします。
1番手軽なのは「これを真似て作ってみたい!」という【わくわく】。
レストランの前菜や、カフェで食べたデザート。
ファミリーレストランのパフェ。
デリ惣菜など。
家では絶対に作らないようなものを頼むことも多いのですが、逆に「これなら作れそうだな」と思うものを買うのも楽しいです。
外には料理が楽しくなるヒントがたくさん転がっています。
***
今日、7月24日のとっておき家事は《レモンパフェを作る》でした。
今回はスーパーのデザートコーナーにあった、レモンゼリーが乗ったパフェをまねて作ってみました。
サイコロ状に切ってフライパンで焼いたカステラの上に、仕込んでおいたレモンゼリーを。下のほうはクラッシュさせて、上のほうは大きくすくって乗せました。
365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』
いつものように紫鶴子さんを迎えたつもりだったけれど、なんとか貼りつけた笑顔に、彼女はすぐに気がついた。
「いったい、どうしたというのです。
優花ちゃんのことですか?」
花夜子は、どうしたらいいものか迷った。
死(実際には意識を失っていただけだったけれど)に近い記憶を呼び戻そうとすると、紫鶴子さんはふっと消えて、今日の記憶をなくして戻ってくる。
でも、まだ体が生きていることを伝えたとき、どうなるのかはわからない。
未桜のときのようになにか満足する気持ち(あるいは「生きたい」という意思?)が生まれなければ、体に戻ることはできないのかもしれない。それを思うと、やっぱり切り出せない。
「本物」の紫鶴子さんを見たとき、花夜子はショックだった。
目の前にいる、しわはあるけれど、ふっくらした紅色のほほをした紫鶴子さんの面影はどこにもなかった。骨と皮ばかりで、髪もぱさぱさして短く刈り上げられ、たくさんの機械につながれていたのだ。
「もしも祖母が、今楽しんでいるんだったら、無理に体に戻す必要はないのかもしれませんね」
瞳子さんはうつむきながらそう言って、小さな鞄から刺繍の入ったレースのハンカチを出して、目頭を押さえた。そして、うるんだ瞳でこちらに向き直った。
「お互いにすこし、ゆっくり考えてみませんか。
体に戻ったら、今度こそ祖母は死んでしまうかもしれない。それだったら、もし会えなかったとしても、偽りの世界だとしても、私は祖母に少しでも楽しんでもらいたいんです」
紫鶴子さんの追及に対して、花夜子は「昨日、優花の夜泣きがひどくて、ぜんぜんねむってないの。なにをしてもいらいらしちゃって、自分に落ち込んでいるところ」とうそをついた。
子どものいる親せきが昔言っていたことを、そして表情を、精一杯まねた。紫鶴子さんにはほんとうのこととして伝わったようだった。
「わたくしは優花ちゃんを抱っこしてあげることはできません」
紫鶴子さんが、花夜子の背中にそっと手を回した。触れることはかなわないはずだけれど、なんだかぬくもりが伝わってくるような気がした。
「でも、見ていることはできますよ。なにかあったら起こしましょう。花夜子さん、少し横になって休んでいてくださいね」
花夜子は、うそをついていることがますます辛くなって、うなずいた。鼻の奥がつんと熱くなって、こらえていた涙がみるみる湧き出してきた。
紫鶴子さんは、気を紛らわせようとしてくれているのだろう。
「あとで買い出しに行きましょう。外に出なくては」と言った。
「ちょっと暑いから、夕方がいいですね。冬瓜のスープ煮なんてどうですか」
紫鶴子さんは子どもをあやすような優しい声で、今晩の献立を並べていた。花夜子はベッドにもぐりこんで、ちいさく、まるくなった。
どうするのが正解なのだろう。
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また、「ノートを書くのは苦手」という方にも役立つ情報を盛り込むよう心がけました。
時間が貯まる 魔法の家事ノート [単行本(ソフトカバー)]
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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明日のためにできるシンプルなこと
でも、家事は毎日のくり返し。単調ではつまらなくなることもあります。
そういうときに私がするのは「外」で家事を楽しくするヒントを探すこと。この取り組みも「とっておき家事」が生まれた背景だったりします。
1番手軽なのは「これを真似て作ってみたい!」という【わくわく】。
レストランの前菜や、カフェで食べたデザート。
ファミリーレストランのパフェ。
デリ惣菜など。
家では絶対に作らないようなものを頼むことも多いのですが、逆に「これなら作れそうだな」と思うものを買うのも楽しいです。
外には料理が楽しくなるヒントがたくさん転がっています。
***
今日、7月24日のとっておき家事は《レモンパフェを作る》でした。
今回はスーパーのデザートコーナーにあった、レモンゼリーが乗ったパフェをまねて作ってみました。
サイコロ状に切ってフライパンで焼いたカステラの上に、仕込んでおいたレモンゼリーを。下のほうはクラッシュさせて、上のほうは大きくすくって乗せました。
レモンゼリーについてはこちらの記事へ。
→【漫画飯『3月のライオン』より、梅シロップのレモンゼリーに挑戦】
365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修行』
7月24日 本当の紫鶴子さん
▼0話目から読む
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html
いつものように紫鶴子さんを迎えたつもりだったけれど、なんとか貼りつけた笑顔に、彼女はすぐに気がついた。
「いったい、どうしたというのです。
優花ちゃんのことですか?」
花夜子は、どうしたらいいものか迷った。
死(実際には意識を失っていただけだったけれど)に近い記憶を呼び戻そうとすると、紫鶴子さんはふっと消えて、今日の記憶をなくして戻ってくる。
でも、まだ体が生きていることを伝えたとき、どうなるのかはわからない。
未桜のときのようになにか満足する気持ち(あるいは「生きたい」という意思?)が生まれなければ、体に戻ることはできないのかもしれない。それを思うと、やっぱり切り出せない。
「本物」の紫鶴子さんを見たとき、花夜子はショックだった。
目の前にいる、しわはあるけれど、ふっくらした紅色のほほをした紫鶴子さんの面影はどこにもなかった。骨と皮ばかりで、髪もぱさぱさして短く刈り上げられ、たくさんの機械につながれていたのだ。
「もしも祖母が、今楽しんでいるんだったら、無理に体に戻す必要はないのかもしれませんね」
瞳子さんはうつむきながらそう言って、小さな鞄から刺繍の入ったレースのハンカチを出して、目頭を押さえた。そして、うるんだ瞳でこちらに向き直った。
「お互いにすこし、ゆっくり考えてみませんか。
体に戻ったら、今度こそ祖母は死んでしまうかもしれない。それだったら、もし会えなかったとしても、偽りの世界だとしても、私は祖母に少しでも楽しんでもらいたいんです」
紫鶴子さんの追及に対して、花夜子は「昨日、優花の夜泣きがひどくて、ぜんぜんねむってないの。なにをしてもいらいらしちゃって、自分に落ち込んでいるところ」とうそをついた。
子どものいる親せきが昔言っていたことを、そして表情を、精一杯まねた。紫鶴子さんにはほんとうのこととして伝わったようだった。
「わたくしは優花ちゃんを抱っこしてあげることはできません」
紫鶴子さんが、花夜子の背中にそっと手を回した。触れることはかなわないはずだけれど、なんだかぬくもりが伝わってくるような気がした。
「でも、見ていることはできますよ。なにかあったら起こしましょう。花夜子さん、少し横になって休んでいてくださいね」
花夜子は、うそをついていることがますます辛くなって、うなずいた。鼻の奥がつんと熱くなって、こらえていた涙がみるみる湧き出してきた。
紫鶴子さんは、気を紛らわせようとしてくれているのだろう。
「あとで買い出しに行きましょう。外に出なくては」と言った。
「ちょっと暑いから、夕方がいいですね。冬瓜のスープ煮なんてどうですか」
紫鶴子さんは子どもをあやすような優しい声で、今晩の献立を並べていた。花夜子はベッドにもぐりこんで、ちいさく、まるくなった。
どうするのが正解なのだろう。
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この本では紙のノートをすすめていますが、ノートはどんなものでもいいですし、Evernoteなどのクラウドサービスでもご自分にあったやり方でどうぞ。
また、「ノートを書くのは苦手」という方にも役立つ情報を盛り込むよう心がけました。
時間が貯まる 魔法の家事ノート [単行本(ソフトカバー)]
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重版出来! 3刷です。
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原本を作っておけば使いまわせる《基本の間取り図》
迷わない「おそうじレシピ」を作ろう
残しておきたい資料は「ゲージパンチ」でまとめよう
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。
*とっておき家事とは?
毎日その日の記念日や誕生花、あるいはその時期にやっておきたい家しごとなどを1日1つ行なっていくものです。内容は、いわゆる家事だけでなく、季節イベントの準備やお付き合い、家族と楽しく過ごす工夫・・・など幅広く設定しています。
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