「遊べる収納作り」を考えています。
いつもと同じだけれど、今回も「入れて楽しめる」おもちゃ収納を作りました。
先日、取材でいらした編集者さんから娘に「ベビーコロール」というおもちゃをいただきました。
これは赤ちゃんでもお絵かきがしやすいクレヨンのようなもの。半年ほど前に買うか悩みに悩んで諦めたものだったので、とてもうれしかったです!
今日、9月25日のとっておき家事では《ベビーコロールの収納を考える》をテーマにしました。
これまでの「遊べる収納」と同じように、蓋から落として入れられるようにしました。
使っているのはDAISOのみそケース。
蓋に穴を開けて使います。
作ったあと、こうした「入れて遊べる」おもちゃで、蓋にアンパンマンの顔を描いてあるものをネットでたくさん見つけて、これをやってみればよかった思いました。
小物の収納は、このやり方で揃えていこうかな、と思っているので、そのうちやってみます。
365日のとっておき家事 Story 『幽霊の花嫁修業』
cazy
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http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/20162017.html
優花を寝かしつけ、家事をひと通り済ませて、すっきり整った部屋にしたところで、花夜子はいつもと違うことをしてみることにした。「家事を通貨のような単位にすること」だ。
なんとも安直だけれどメインの単位を「cazy(カジー)」とする。
まずはこんな公式を考えてみた。
紫鶴子さんと一緒に、いろいろなことをしてきて思うのだけれど、家事は一つひとつの時間が短い。だから1日単位とか、1時間単位で考えるよりも、秒単位で考えるのが便利なときがあるのだ。
さて、この単位「cazy群」は、時間の意識を一定にするために使うものだ。
たとえば料理をするときも、実際にはやることがたくさんある。
まずは「材料をチェックし(3cz)」、「こんだてを考える(30cz)」。「買いものメモを作る(6cz)」「買いものに行く(120cz)」。「買ってきたものをしまう(6cz)」。
調理をはじめる前だけでも165czが必要だ。これを時間換算すると27.5分。(cazyを分単位に換算するには、Xcz✕10÷60の公式に当てはめる)。
慣れ親しんだ単位よりむずかしく感じられるけれど、メリットは「それぞれの時間の差」を比較しやすいことなのだ。
たとえば、
・材料のチェック 3cz
・買いものに行く 120cz
を比べると、「買いものに行く」は圧倒的に時間がかかることがわかる。
紫鶴子さんには「秒単位にしたほうがわかりやすいのでは」と言われたけれど、「1秒単位」だと数が大きくなりすぎる。
・材料のチェック 30秒
・買いものに行く 1200秒
「10秒単位」にしておきたい。でも紫鶴子さんのいうように、確かに「cazy」は分かり辛いのかもしれない。分単位にしてみたらどうだろう? 30秒なら「0.5分」でいいけれど、40秒などだとぱっとでてこない。
花夜子はメモ書きとにらめっこしながら悩んだ。工程をわかりやすく把握できる方法があれば、頭を整理しやすくなりそうなのだ。
子どものころ、スウといっしょに「自由帳」に落書きをしたのを思い出した。
そこで花夜子たちが考えるのがおとぎの世界の話だ。
通貨や仕組みを考え、またそこで起きる出来事を考えるのがスウの役割。花夜子はそこに生息する動物や植物、食べものについて考える。そうして二人で「ひとつの世界」を作っていく遊び。
頭を使うけれどとても楽しかった。あのノートはどこにあるのだろう。実家に帰ればどこからか出てくるだろうか。
こうした仕組みを考えるのは、やはり花夜子よりスウのほうが得意なのだろうな、とふと思った。
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▼はじめての著書です。ノートを使って家事のストレスをなくそうというもの。
この本では紙のノートをすすめていますが、ノートはどんなものでもいいですし、Evernoteなどのクラウドサービスでもご自分にあったやり方でどうぞ。
また、「ノートを書くのは苦手」という方にも役立つ情報を盛り込むよう心がけました。
時間が貯まる 魔法の家事ノート [単行本(ソフトカバー)]
↑ Amazonでもご購入いただけます。
重版出来! 5刷です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。
*ご依頼・メッセージはこちらから
なんとも安直だけれどメインの単位を「cazy(カジー)」とする。
まずはこんな公式を考えてみた。
1 cazy=10秒
6 cazy =1分
60cazy = 10分
※cazyは(czと略す)。
紫鶴子さんと一緒に、いろいろなことをしてきて思うのだけれど、家事は一つひとつの時間が短い。だから1日単位とか、1時間単位で考えるよりも、秒単位で考えるのが便利なときがあるのだ。
さて、この単位「cazy群」は、時間の意識を一定にするために使うものだ。
たとえば料理をするときも、実際にはやることがたくさんある。
まずは「材料をチェックし(3cz)」、「こんだてを考える(30cz)」。「買いものメモを作る(6cz)」「買いものに行く(120cz)」。「買ってきたものをしまう(6cz)」。
調理をはじめる前だけでも165czが必要だ。これを時間換算すると27.5分。(cazyを分単位に換算するには、Xcz✕10÷60の公式に当てはめる)。
慣れ親しんだ単位よりむずかしく感じられるけれど、メリットは「それぞれの時間の差」を比較しやすいことなのだ。
たとえば、
・材料のチェック 3cz
・買いものに行く 120cz
を比べると、「買いものに行く」は圧倒的に時間がかかることがわかる。
紫鶴子さんには「秒単位にしたほうがわかりやすいのでは」と言われたけれど、「1秒単位」だと数が大きくなりすぎる。
・材料のチェック 30秒
・買いものに行く 1200秒
「10秒単位」にしておきたい。でも紫鶴子さんのいうように、確かに「cazy」は分かり辛いのかもしれない。分単位にしてみたらどうだろう? 30秒なら「0.5分」でいいけれど、40秒などだとぱっとでてこない。
花夜子はメモ書きとにらめっこしながら悩んだ。工程をわかりやすく把握できる方法があれば、頭を整理しやすくなりそうなのだ。
子どものころ、スウといっしょに「自由帳」に落書きをしたのを思い出した。
そこで花夜子たちが考えるのがおとぎの世界の話だ。
通貨や仕組みを考え、またそこで起きる出来事を考えるのがスウの役割。花夜子はそこに生息する動物や植物、食べものについて考える。そうして二人で「ひとつの世界」を作っていく遊び。
頭を使うけれどとても楽しかった。あのノートはどこにあるのだろう。実家に帰ればどこからか出てくるだろうか。
こうした仕組みを考えるのは、やはり花夜子よりスウのほうが得意なのだろうな、とふと思った。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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