2歳の子どもでも、食事をする準備が自分でできる仕組みを考えました。

☑以前の記事でご紹介したお片づけゲーム「デドスペハント」で発見したデッドスペースを活用しています。

*目次*
 デドスペハントとは?
 子どもが自分で用意できる仕組みを作ろう
   あると便利なグッズ類
 まとめ
 365日のとっておき家事story『√365』-魔法が解けて
 みんなのとて家事3選



デドスペハントとは?

「デドスペハント(デッドスペース・ハント)」とは、私が考えた【お片づけゲーム】。
家じゅうの「デッドスペース化している場所」を探し出すものです。

気になる場所を把握することで、ふだん無意識に感じているプチストレスに気がつくことが可能。そしてそれを一つずつ解決していけば、家の快適化のきっかけにつなげることができます。

部屋が整っていればムダな探しものがなくなります。
また、片づけるために動くことでやる気も生まれます。

このデドスペハントを行った結果見つけた「デッドスペース」を6月に少しずつ見直してきました。今回ご紹介するのも「年に1度くらいしか開かない、コード類をまとめた引き出し」だった場所です。

デドスペハントをやってみたい方は、こちらの記事へどうぞ。

子どもが自分で用意できる仕組みを作ろう

食事のしたくをしていると、娘が早く食べたがって怒り出すときがあります。
そういう不機嫌なときに、調理を続けつつ、配膳をしつつ、子どもの準備をしていく……これはなかなか大変です。

私が作っている間に、娘が自分で準備の一部をできるようにすれば、ごはんを食べるまでの私の「ロスタイム」がなくなることで、早く食べさせてあげられると気づきました。

そこで作ったのが「ごはんの引き出し」です。

ここを開けば、娘が自分自身である程度の準備を済ませることができます。

あると便利なグッズ類

「ごはんの引き出し」の中身は、

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○ビニールシート
○お食事用エプロン
○お箸



ビニールシートは、離乳食~幼児食期のお子さんがいる方におすすめ。児童館でお昼を食べるようになってから知ったものです。

ビニールシートを下に敷いて、その上に椅子等を置いて食べるようにすれば、食後の手入れがぐんとかんたんになります。

以前は娘の食べこぼしがひどく、エプロンだけでは防ぎきれずにカーペットをずいぶん汚していましたが、ビニールシートなら、3ステップで簡単に手入れがすみます。

STEP1:半分に折って持ち運び、ごみ箱に食べこぼしを捨てる。
STEP2:ウェットシートやぞうきんなどで拭く
STEP3:洗濯バサミなどで吊って干す。すぐにしまいたい場合は、から拭きして水けをとる。



私が使っているのは、DAISOで購入したものhttp://365kaji.blog.jp/archives/20180523.htmlです。ちょっと小さめですがかわいくてお気に入り。

ワンポイントメモ
☑エプロン類は「すぐ使える状態」にしておくのが肝。ボタンでプラスチック製の受け皿をつけるタイプのものは、あらかじめボタン留めをしておきます。

☑エプロン類の「たたみ方」を一度しっかり決めておくと、その都度迷わず、統一感が出てきれいにしまうことができます。

☑ブックエンドを入れておくと、シートやエプロンが倒れません。




まとめ

ごはんしたくがある程度出来てきたら、娘にこうお願いします。

「じゃあ、シートを敷いて、エプロンをひとつ出しておいてね」

これだけで「今すぐ食べたい!」と不機嫌になることは減りました。頃合いを見て自分で出してくるのも、自立に近づいていていいな、と思っています。

***


夏の大掃除「#summersow」さっそく参加してくださっている方も! 自分のペースで気軽にできるのでぜひどうぞ。








『√365』-魔法が解けて

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CharacterDesign & Illustration : イラストレーター・ねこがえるさん

おまけで毎週月曜日に更新している1話完結の家事小説です。
▼0話目・目次はこちらへ。
http://blog.livedoor.jp/rincaji/archives/route365/0.html



魔法が解けた。
隣で寝息を立てているこの人は、私と同じで年相応に老けていて、年の割に子どもっぽい、ただの男だ。そう、気がついたのだ。

厳密に言えば、気がついたというのはうそだ。
もっと前からわかっていたことだった。知っていてもなお、自分にとっての夢を守りたかった。彼が時たま見せてくれる少女らしい幻想だけにすがって生きていたかった。


私は今、クリームシチューを作っている。
昨日、中学時代の親友の結婚式に参列したのが理由だ。

当時はあまりいい思い出がなかったので、びくびくしながら行ったのだけれど、あのとき怖いと思っていたバスケ部の男子たちは優しく親切で子どもの写真を待ち受けにしたスマホを見せてくる。苦手だったクラスの女子たちはふっくらして家庭の楽しさを語っていた。

それは、未知の世界だった。
知っている人たちが、別人に見える。

いつの間にか、私だけが”ネバー・ランド”に取り残されたような、そんな気分。


中学時代、いじめに遭っていた私は、なるべく遠くに行きたいと、県外の私立高校を受験した。うちの収入を考えると背伸びが必要なところで、それでも両親には送り出してもらった。

その高校は私服で通うことができ、きちんと勉強に励んでいれば髪型やメイクにも文句は言われなかった。だから、地元に帰ると同級生が幼く見えるくらい、高校の同級生たちは大人っぽく見えた。私もいつしかそこの色に染まっていった。帰省してばったり出会っても、馬鹿にする人はいなくなった。

彼とは、そこで出会った。



少女漫画のような恋をした。

私はいまだに、彼以上に整った顔立ちの人に出会ったことがない。地味な自分。誰よりも素敵な彼。そういう恋にありがちな、女子の妬みからも守ってくれた。いつも支えてくれる。

一緒に出かければさっと車道側に寄ってくれ、私の荷物を自然にするっと自分の手に持っている。そんなふうに女性らしく扱ってもらったのもはじめてだった。

彼は、私のすべてだった。

突然仕事を辞めてきても。新しい仕事を探してくれなくても。そんなことで気持ちが変わるのなら、私は彼の見てくれだけを愛していたことになる。そう思って支え続けてきたつもりだった。彼が転職するのでも、地元に帰るのでも、どちらでも私はついていこうと思っていた。でも、もう、限界だ。

なんの未来も見えないこの人生に、疲れてきた。私は彼の見てくれだけを愛しているのではない、とは思う。でも、私の記憶にある優しく、男らしく、頼りになる彼は、過去の中にしかいないのだ。


だから、最後の晩餐をつくっている。

玉ねぎは櫛形切りに、にんじんは乱切り。じゃがいもはひと口大に切る。レンジで軽く火を通してからバターで炒め、ぐつぐつと煮込む。別の鍋で豚バラ肉をゆでて油を落とす。シチューのルウと豚バラ肉を加えたら、牛乳を多めに入れて煮込む。最後にバターを少し。練乳もちょっぴり。

男子寮と女子寮の中間地点に、共同で使えるキッチンがあった。休日の夜、ここで一緒に料理をするのが私たちの決めごとだった。クラスメートたちに「夫婦だな」とからかわれ、頬を赤くしながらも否定しなかった彼の姿を思い出す。

彼の好物だったから、いろんな作り方を研究して、クリームシチューを作った。何度試作を重ねるのも平気だった。楽しかった。幸せだった。
いつかこれが、私たちの家庭の味になるんだと、信じて疑わなかった。恋に終わりがあるなんて考えても見なかった。


彼が最後のひと口を食べ終えたら。私は、別れを切り出す。15年近く一緒に過ごしてきたこの人と離れて、ひとりで、新しい生活をはじめる。


スプーンを置き、ごくごくと水を飲み干すと彼は、私が言い出せずにいたほんの一瞬をついて、「結婚しよう」と言った。



みんなのとて家事3選








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【著書】---暮らしをラクに楽しくするヒント集---

もっと動ける私になる! 魔法の家事時間割
三條 凛花
扶桑社
2018-03-09
三條凛花の魔法シリーズ、第2弾です。この本を読むと「今すぐ動ける」ようになります。その方法として
今すぐできるものから、じっくり問題解決するものまで、合計5つの「魔法」をご紹介しました。
中でもメインテーマは「家事の時間割」です。1作目でご紹介した「スケジュール」とは違い、1日の流れを確認するための表。時間に縛られる必要はありませんが、時間の波にうまく乗ることで、スムーズに家事が捗ります。




365日のとっておき家事: もっと暮らしやすい家と時短のしくみづくり (単行本)
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三笠書房
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この本を読むと「やりたいことがたくさんあるのにうまく回らない」という悩みが解決します。1日にひとつだけ、少し特別なことをするのです。これを「とっておき家事」と呼びます。でも、それを続けていくためにはこつがあります。そこで、とっておき家事をどなたでも続けやすいようにメソッド化し、今日やりたい家事テーマがすぐに決まる"公式ガイドブック"としてつくりました。


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三條 凛花
扶桑社
2017-03-02
この本を読むと「考えない、探さない、迷わない暮らし」を手に入れることができます。暮らしや家事にまつわる情報をすべて1冊のノートにまとめるのです。作るのに時間は必要です。でも、1度作ってしまえば、何度も調べ直す必要がなくなります。この本では、まとめ方のこつと、まとめておくと便利なことを実例を交えてご紹介しています。\重版! 6刷です/


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【Q&A】 ---このブログについて---

Q. このブログは、どんなブログ?

このブログのキーワードを3つに絞るとしたら、「とっておき家事」「ノート術」「時間術」です。
私が「とっておき家事」で行った内容と気づきがおもな更新内容です。なるべく読みものとして楽しんでいただけるよう、心がけています。

Q.だれが書いているの?

三條 凛花(さんじょう りんか)といいます。整理収納アドバイザー1級の資格を保有しています。コラムやエッセイを書くのがおもなお仕事です。
ほんの数年前まで、足の踏み場もない部屋に住み、日々の家事もままならない状態でした。そこから自力で脱出し、人並みに家事ができるように。今の私にとって、家事とは「心を整えるツール」と呼べるくらい、かけがえのないものになっています。(もちろん、面倒だ!と思うときもありますが)
そのため、このブログでは掃除術やお料理術などを紹介することはほとんどありません。家事そのものというよりも、どうしたら家事が楽しくラクになるのか? というヒントを日々研究していくブログだとお考えください。

Q.とっておき家事とは?

とっておき家事は、1日ひとつ、ふだんの家事に加えて少しだけ特別なことをするものです。「家事」とついていますが、どこまでを「とっておき家事」と設定するかの線引きは自分で決めます。私は「家事=イエのコト」とし、家で行うこと全般や家族のことなど幅広く取り組んでいます。さらに詳しく知りたい方は、著書『
365日のとっておき家事』をご覧ください。また、ほかの方の実例はtwitterのハッシュタグ「 #とっておき家事 」をご参照ください。

Q.とて家事ラボとは?

「とて家事ラボ」は、とっておき家事に挑戦してみたい読者さんをサポートするために作った無料のグループです。次回の募集は2018年12月です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。



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