「子供部屋。捨てていいかわからないから、見て」
青森の実家に帰った夜、父が言いました。
実家は、飛行機を乗り継ぐくらい遠く、年に一度帰れるかどうか。
自室に足を踏み入れたわたしは、言葉を失いました。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれ、手前にも平積みされて、雪崩が起きそうな本棚。
床いっぱいに高く積み上げられたノートや書籍。
足の踏み場があるのは、人ひとりが座れるくらいの空間だけ……。
空間の有効活用のため、わたしの部屋に家族のものもまとめようとしていたみたいで、
もともとの本棚に家族のものが加わって大変なことになっていました。
両親ががんばってくれていた形跡が見えます。
疲れてやりかけのままになってしまったのでしょう。
子どもが遠方に引っ越していたら、片づけってすごく大変なのだ──。
がつんと頭を殴られたような驚きでした。
子どもが遠方に引っ越していたら、片づけってすごく大変なのだ──。
がつんと頭を殴られたような驚きでした。
▼今回はコラム更新お知らせ記事となります!
宣伝ばかりになるのが申し訳ないので、カットされた部分をプロローグとしてこのブログに載せました。さらに、いつも通り、読んでくれた方限定の「お楽しみコンテンツ」もご用意しています。
今回の限定コンテンツは、
①「子ども部屋片づけ」3つの基本の考え方
②逆に「子どもに確認したほうが良いもの」5選
です。
まずは、捨てる。
独立後の子ども部屋を片づけるは、時間がかかります。
しかも、自分のものではないのに「捨てる罪悪感」と向き合わなくてはいけない……。
本当に大変な作業です。
わが家のように、子どもが遠方に住んでいると、帰省時に子ども自身が片づけるとしても、せいぜい1日1、2時間程度。それだけの時間では片づかないですよね。
まず、子ども目線で言うと、全部捨てるくらいでも大丈夫。
本当に大事なものはたぶん持ち出しています。それで捨てられても、子どもの責任なんです。
わたしも、捨てられて困ったものはあります。でも、それは、わたしが置いておいたせいなので、仕方がないと思っています。
小学生のころ、祖母が作ってくれたあみぐるみ。
どうしても捨てられなくて家庭を持った今も家の片隅にあります。
ぬいぐるみって、”思い出感”のあるものほど捨てられないですよね。
でも、それでも「確認したうえで、片づけたい」。
そう思ってくださる親御さん(そして、子どもが気軽に家に来られないケースかつ業者利用ができない方)には、2つの対策のいずれかをおすすめします。
(1)子どもに「写真で最終確認」してもらう
(1)子どもに「写真で最終確認」してもらう
(2)帰省時、短時間だけ「捨て判断」をしてもらう
そのためには明らかに要らないものを減らしていくのが大切です。
今回ESSEonlineさんで更新した記事では、子どもに確認せずに「勝手に捨てても大丈夫なもの」を、子ども目線で5つお伝えします。
捨てる前に、これだけ用意しよう!
その前に。とても大事なポイントがあります。準備です。
捨てる過程で、わたしの両親のように疲れないために。
ぜひ、この3つだけでもぜひ用意してください。
1.紙
2.ペン
3.入れもの(袋または箱を5つ)
1.紙
2.ペン
3.入れもの(袋または箱を5つ)
準備最終形のイメージです。
入れものは、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「捨て方不明」「要確認」「捨てない」の5種類に分けます。
「燃えるゴミ」は、お住まいの地域の可燃ごみ用袋を用意するのがおすすめ。
「燃えるゴミ」は、お住まいの地域の可燃ごみ用袋を用意するのがおすすめ。
ゴミは「燃える」「燃えない」でざっくり分別するのも大事。少なくとも「燃えるゴミ」はそのままゴミ捨て場に運ぶことができます。
5種類のカテゴリを紙に書いて、箱や袋に貼りつけます。
ラベルがあれば、置き場所に迷わなくなります。判断時間が減るだけで、大幅に時短できるんです。
5種類のカテゴリを紙に書いて、箱や袋に貼りつけます。
ラベルがあれば、置き場所に迷わなくなります。判断時間が減るだけで、大幅に時短できるんです。
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