くらげみたい。

網戸の向こうから、もわっとした生ぬるい風が吹いてきた。

ゆっくりと時間をかけてふくらむリラ色のカーテンを見てふと思う。
部屋の中の空気が更新されたみたいにすがすがしい。


カーテンを洗う。

ちょっと大掛かりなこの家事は、やるまでが億劫だけど、できたときの達成感がすごい。


本当は、一つひとつフックを外して、フックはフックで別に洗うのが正しいやり方である。
でも、フックがついたまま折りたたんで洗濯ネットに入れて、おしゃれ着コースで洗ってしまう。

ずっと洗濯しないよりは良いかな、と、自己責任でやっているのでおすすめはしないけれども。

だって、こんなものぐさをしてしまっても、カーテンの洗濯は大仕事だ。
踏み台がないと届かなかったり、厚手のものだったら、乾かすために窓を開けておくのに時間が拘束されたり……。


洗濯って、ほんの少しの工夫でも変わる。
洗濯機の設定を見直して、家事にかかる時間を少しずつ貯めていったときの記録です。

10秒時間|洗濯機の脱水時間を調節する


今回は、今までと比べてだいぶ期間が空いてしまった。

埃はどこかべたついていて、さわり心地が悪くって、だいじょうぶかな、きれいになるのかなあと思いながら洗濯機へ入れた。

洗い上がってみると、さらっとした手ざわりに戻っている。


踏み台に乗って、さらに背伸びして、なんとかフックをぱちんぱちんとかけてゆく。

くらげみたいに、外の空気でふわっとカーテンがふくらむ。洗剤の甘いにおいが薫る。


甘い風は、カーテンを洗った日のごほうびなのである。


カーテンを洗う日は、いつでもいいわけではない。
晴れている日、乾きやすい日、ほかの予定との兼ね合い。そんな「条件がそろったときにやる家事」を、以前はリストにしていました。

日々家事リストの見直し(一月六日)




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