くらげみたい。
網戸の向こうから、もわっとした生ぬるい風が吹いてきた。
ゆっくりと時間をかけてふくらむリラ色のカーテンを見てふと思う。
部屋の中の空気が更新されたみたいにすがすがしい。
カーテンを洗う。
ちょっと大掛かりなこの家事は、やるまでが億劫だけど、できたときの達成感がすごい。
本当は、一つひとつフックを外して、フックはフックで別に洗うのが正しいやり方である。
でも、フックがついたまま折りたたんで洗濯ネットに入れて、おしゃれ着コースで洗ってしまう。
ずっと洗濯しないよりは良いかな、と、自己責任でやっているのでおすすめはしないけれども。
だって、こんなものぐさをしてしまっても、カーテンの洗濯は大仕事だ。
踏み台がないと届かなかったり、厚手のものだったら、乾かすために窓を開けておくのに時間が拘束されたり……。
洗濯って、ほんの少しの工夫でも変わる。
洗濯機の設定を見直して、家事にかかる時間を少しずつ貯めていったときの記録です。
今回は、今までと比べてだいぶ期間が空いてしまった。
埃はどこかべたついていて、さわり心地が悪くって、だいじょうぶかな、きれいになるのかなあと思いながら洗濯機へ入れた。
洗い上がってみると、さらっとした手ざわりに戻っている。
踏み台に乗って、さらに背伸びして、なんとかフックをぱちんぱちんとかけてゆく。
くらげみたいに、外の空気でふわっとカーテンがふくらむ。洗剤の甘いにおいが薫る。
甘い風は、カーテンを洗った日のごほうびなのである。
カーテンを洗う日は、いつでもいいわけではない。
晴れている日、乾きやすい日、ほかの予定との兼ね合い。そんな「条件がそろったときにやる家事」を、以前はリストにしていました。
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▼この記事はnoteで公開したものです。最近はnoteをメインに書いています^^
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