食パンが長いあいだ食べられなかった。
幼稚園の給食が原因だったのだと思う。残してはいけないから口に突っ込んで、気持ち悪くなった記憶。
パサパサしたパンが口の水分を奪う。
そういう感覚を、地元の言葉では「むつい」という。
だから、食パンを無意識に避けてきた。
子どもたちはパン派で、ほとんど毎朝、パンを魚焼きグリルで温めて出している。
私は白ごはんと余りもののおかずを食べる。
あるとき、子どもを連れてカフェに入ったときのこと。
子どもが食べやすいメニューはなくて、ジュースも500mlくらいたっぷり入ってお高めの店だった。
トーストなら食べられそうと息子が言うので注文する。
ひとくち齧った息子の目が、きらっと光った。
「なにこれ! 家のと違ってめちゃくちゃおいしい」
「お店だからね」と苦笑するものの、とりあえず焼き色がつけばいいだろうと、適当に作っているんだよなあとすこし反省する。
帰りにダイソーに寄った。
パンにスタンプみたいに押すと、ハニカム型の切れ込みが入れられるグッズ。焼いているときに水分を足すためのグッズ。
それから、喫茶店のはやっぱり厚切りだからと、厚めのものを買った。
息子が「バターはつけないで!」というのでそのまま出していたけれど、こっそり塗って出したらおいしかったみたい。
少しの手間で料理はおいしくなる。
でも、その手間がわからないことが問題なのだなあと思った。
Webにあるやり方は、人それぞれ。どれが正しいかわからない。
そこで、料理をするとき、時間があればAIを使ってみることにした。
提案してもらったつくりかたを試す。そこに感想を入れて、ブラッシュアップしていく。
同時に、調理科学に基づくレシピの本を読んだりもしていた。
メイラード反応とか、
旨味の組み合わせとか。
そういう知識をいれてから実験していくと楽しいし、たまにすごくおいしいものができて感動する。
料理は、知ってから試すともっと楽しい。
「なんとなく」で作っていた料理を、AIや調理科学の知識を使いながら少しずつ試していくようになりました。
次は、おいしいトーストのつくりかたを極めてみたいと思う。
今試したなかでは、高温で2分ほどグリルを温め、高温で2分ほど、焼き色がつくまで焼くのがおいしいみたい。
このとき、オーブンなどOKの器にすこしの水を入れて一緒に焼くことで、中はふんわりしっとりする。DAISOで買うなら「トーストスチーマー」。
子どもにつくっていたら、自分でも食べたくなった。
ねむたい土曜日。
早朝の習いごとに送って帰ってきたあと、夫と私、ふたりぶんのトーストを焼いた。ふだんはあまり淹れないコーヒーを添えて。卵とか野菜とか、栄養を気にせず手軽に。
出来上がったトーストはおいしかった。じゅわっとバターがしみて塩気があって。
朝の光にさらさら溶ける湯気を見ていたら、なんだか幸せな気持ちになったのだった。
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おいしいトーストを焼くために、試していること。
・魚焼きグリルを高温で予熱する
高温で2分ほどグリルを温めてから、食パンを入れる。さらに高温で2分ほど、焼き色がつくまで焼く。・中はふんわり、外はこんがり
オーブンなどで使える器に少量の水を入れて一緒に焼くと、中はふんわりしっとり。外側には香ばしい焼き色をつける。・厚切りの食パンを使う
喫茶店のトーストを参考に、厚めの食パンでも試している。・バターを塗って焼く
焼き上がったあとに塗るだけでなく、バターを塗ってから焼く方法も試している。じゅわっと染みたバターがおいしい。・水分を足すなら「トーストスチーマー」
DAISOの「トーストスチーマー」も使用中。パンを焼くときの水分補給に使える。
朝ごはん、毎朝ゼロから考えなくてもいい。
パンやごはんなど、その日の主食から献立を組み立てやすくするための、かんたんなメモ術です。
▼この記事はnoteで公開したものです。最近はnoteをメインに書いています^^
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